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TOEFLとIELTSの徹底比較・選び方・対策法 どの英語試験を受けるべきか?

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どの英語試験を受けるべきか?

アメリカ大学がスコアを受け入れている主な英語試験には、TOEFL iBT、IELTS Academic、英検、ケンブリッジ英検、TOEIC、SATなどがあります。これら試験をおおまかに比較してみましょう。

TOEFL

TOEFL

TOEFLは、アメリカの大学に出願する際には日本でおなじみの試験です。過去に3000万人以上が受験した実績を誇り、非常に質の高い試験です。TOEFLには公式試験であるTOEFL iBTと、教育機関の中だけで有効とされる模擬試験であるTOEFL ITPがあります。

TOEFL ITPは、昔の公式試験であるTOEFL PBTで使用された問題を使用しており、受験費用は3000~4000円と安いためTOEFL iBT受験に向けた練習用の試験としては有用ですが、あくまで模擬試験という性格のためスコアとして受け入れている大学はほとんどありません。

日本人受験生は、費用はそれなりにするものの(US$230、2015年9月時点)公式試験であるTOEFL iBTを受験することになります。TOEFL ITPはリーディングとリスニングだけの試験ですが、TOEFL iBTはリーディングとリスニングに加えて、ライティングとスピーキングも試験範囲に含まれています。

IELTS

IELTS

IELTSは世界でもっとも受験されている大学進学向けの英語試験です。イギリスやオセアニア地域に留学を希望する人を中心に圧倒的な人気を誇ってきましたが、近年はアメリカやカナダにおいてもほぼ全ての大学がIELTSのスコアを受け入れるようになりました。日本でも英検協会が紹介し始めて以来受験者が激増中であり、日本での受験者は過去5年で4倍増となっています。

IELTSには、大学進学向けの試験であるAcademicモジュールと、移住目的で受験するGeneral Trainingモジュールという、2種類のモジュールがあります。アメリカの大学進学の際に受験するのは、Academicモジュールの方です。

英検

英検

英検は、日本の小中高生におなじみの英語検定試験です。年間の実施回数は少ないものの、費用が安いため気軽に受験することができます。アメリカの大学は一般に英検準1級以上を出願基準として受け入れています。ただし、あくまで日常英語のスキルをテストする試験であり、英語圏の大学の授業についていけるだけの英語力があるかどうかを測る試験ではないため、英検資格を受け入れているアメリカの大学はごく一部でしかありません。

ケンブリッジ英検

ケンブリッジ英検

日本での知名度はそれほど高くありませんが、日本の英検の世界バージョンと呼べるものが、ケンブリッジ英検です。ヨーロッパを中心に絶大な人気を誇り、ヨーロッパの学生はケンブリッジ英検に受かるために英語を一生懸命勉強しています。試験の難易度に応じて試験タイプが複数あり、子供向けの試験からプロフェッショナルな大人向けの試験まで幅広く運営されています。つまり、ヨーロッパでは日本の英検とTOEICを合わせたような人気がある試験です。アメリカの大学が受け入れているケンブリッジ英検はCAEとCPEですが、日本の英検と同じく主に日常英語をテストするための試験ですので、ケンブリッジ英検資格を受け入れるアメリカの大学は多くありません。受験費用は高く、日本では知名度が低いため開催都市も年間開催数も少ないです。

TOEIC

TOEIC

TOEICは大学生や社会人などがこぞって受ける英語試験としておなじみです。世界的に受験される試験ではありますが、日本人の提案により生まれた試験であることもあり、受験者の大半が日本人となっています。リーディングとリスニングしか試験をせず、多肢選択式の問題形式であるため対策がしやすいため、スコアを伸ばしやすいという特徴があります。ただ、TOEICも日常英語を測る試験であるため、社会人向けに運営されるカリフォルニアのエクステンションコースなどを除き、受け入れているアメリカの大学はほぼ皆無という状況です。

SAT

SAT

SATは、アメリカの高校生が大学受験の際に受ける試験です。アメリカ版のセンター試験という位置づけではありますが、アメリカでは日本のように受験勉強をする文化がないため、問題内容自体はそれほど難しいものではありません。しかしながら、あくまで英語ネイティブ向けの試験ですので、日本人学生にはEnglishのパートでスコアを上げることに苦労します。

SATには、英語読解力と作文力、数学力を測るSAT Reasoningと、より専門的な内容を問うSAT Subjectという2種類の試験があります。受験文化に乏しいアメリカにおいてSAT Subjectをわざわざ受験する学生はほとんどおらず、アメリカの中でも160大学しかSAT Subjectのスコアを受け入れていません。そのため、日本人が受験するのはほとんどの場合SAT Reasoningの方となります。

SATは英語ネイティブ向けの試験ですから、非ネイティブの留学希望者が受験したところであまり正確な学力を測ることができません。そのため、ほとんどのアメリカの大学は留学生についてはSATスコアの提出を免除しています。ただし、逆に言えばSAT(数学を除く)でスコアを取れるということは高い英語力を持っていることの証明となりますので、一部のアメリカの大学はそのスコアをもってTOEFLスコアを免除していますが、そうした大学は多くありません。

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