アメリカ大学スポーツ奨学金留学プログラム - 奨学金留学について

奨学金留学について

1997年にスタートしたアメリカ大学スポーツ奨学金プログラムは、南米や欧州などから毎年300人前後の学生をスポーツ奨学生として、アメリカの大学に留学させてきた実績を持っています。これは、アメリカのInternational Doorway to Education & Athletics Corporation (IDEA) が運営するプログラムの一環で、対象スポーツ種目は、サッカー・テニス・ゴルフ・バスケットボールです。

書類選考に合格した選手は、7月に約2週間にわたって、アメリカの大学施設を使用してショーケース（またはトライアウトと言います）が行われます。期間中、参加者は大学構内の寮に滞在し、学生のライフスタイルを事前に体験しながら練習や地元チームとのオープン戦を行います。そのプレーを見た上で、アメリカの各大学の監督たちが、大学在学中の授業料・寮費・食費の総額に対して奨学金支給の割合を決定し、IDEAがそれら奨学金オファーを取りまとめます。もちろん奨学金の返済は不要です。

英語については、本プログラムでは英語力がなくてもショーケースに参加することは可能ですが、たとえスポーツにおける実力が群を抜いており、様々なスポーツ奨学金のオファーをもらえたとしても、高い英語スコア（最低英語力の目安はTOEFL iBT61以上、さらにSATの読解・数学の合計スコア1000以上）がなければ、各大学が要求する出願条件を満たさないため正式出願することができません。本スポーツ奨学金プログラムを通して留学を開始するための英語力の条件は、アカデミック奨学金プログラムと同様にTOEFL iBT79またはIELTS6.5を取得していることです。TOEFL iBT79またはIELTS6.5を取得できない方は、アメリカで学生生活を送る上での最低限の英語力を身に付けるため、留学出発までにインターネットを通じて約400～600時間の事前英語研修を受けることになります。なお、書類審査もしくは米国フロリダ州で行われるショーケースの結果、万一、スポーツ奨学金プログラムによる奨学金オファーがゼロで、引き続きアカデミック奨学金プログラムに移行した後もアカデミック奨学金のオファーがゼロだった場合、申込金を除き、出願手続き費用やショーケース期間中の滞在費・食費・移動費を含むプログラム費用は全額返却されます。（アメリカへの往復航空券代や国内交通費・保険代・集合や解散の前後泊の宿泊代など個人負担分は返却されません）

奨学金について

あまり知られていませんが、アメリカでは90％以上の大学生が奨学金を必要とし、卒業までに何らかの奨学金を もらっています。 日本では、あまり馴染みのないアメリカの奨学金制度ですが、アメリカでは奨学金の受給はごく 一般的な事として認識されています。 アメリカ大学留学奨学金の奨学金は、大学のＯＢや地元の資産家からの寄付金を財源としており、 その財源の内 一定の比率が、海外の留学生への奨学金として支給されています。 そのため返済義務もなく（貸付金ではありません）大学側はこの奨学金制度を利用し、キャンパスの国際化を図ろうという意図があります。 積極的にキャンパスの国際化を図るための奨学金ですから、他の奨学金と比べて、奨学金給付のためのハードル も低く、入学から卒業までの授業料・寮費・食費の50％～100％を支給するなど大幅なメリットが期待できます。

通常の大学留学と奨学金留学との費用比較例（授業料+滞在費+食費）

1ドル=100円換算

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