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アメリカ大学留学奨学金体験談 - リンデンウッド大学ベルビル校 ・ウィノナ州立大学

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アメリカ大学留学奨学金プログラム 体験談

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アメリカ大学留学奨学金体験談(イリノイ州 / ミネソタ州)

リンデンウッド大学ベルビル校 / ウィノナ州立大学

留学はできなかったことができるようになるの連続

アメリカ大学留学奨学金体験談63

留学前について

留学前はどんな学生生活を送っていましたか?

日本の大学を休学した後、フリーターをしてお金を貯めていました。

なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?

大学

日本の大学に2年ほどいましたが、自分にあまり合わなかったので。

なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?

サイトの情報量がとても充実していたからです。

なぜ、今の大学を選びましたか?

最初リンデンウッドベルビル校に行きました。友達もでき、地元のオーケストラ楽団に入ることもでき、とても充実していましたが、初めてとった心理学の授業を終えて、すごく心理学に興味がわいたので、もっと心理学のコースが充実しているWinona State Universityに編入しました。

留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?

Winona State University

最初のセメスターでGPA4.00取れるかどうか。日本の大学にいたときに私と同級生の交換留学生がStraight Aを最初のセメスターで取っていたので、私もそれを最初の目標にしたいと思いました。

どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。

自分一人で勉強できるタイプではないので、日本の大学をやめようと決意した後すぐにフィリピン留学に行きました。TOEFLに特化した学校だったので、2ヶ月で59から88までスコアアップできました。先生方のおかげです。

留学中について

留学先で一番大変だったことは何ですか?

Winona State Universityに編入してすぐ、うつ病になったことです。編入してからずっと調子がすぐれず、1年後にやっとカウンセリングに行って、はじめて病気だったことを知りました。それから、カウンセラーに通い、治療に専念しました。

留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。

留学中

うつ病を治療してから、自分と同じようにAcculturation(異文化の接触によって生じる文化変容)からくるストレスやうつについてすごく興味が湧いたので、自分で研究してみたいと思いました。Cross Cultural Psychologistの教授にスーバーバイズをお願いして、卒業最後のセメスターから自分の研究をスタートさせました。他のクラスと並行して、ものすごい量の論文を読み、データ集め、データ分析などもしなければならなかったので、とても大変でした。ですが、大学のリサーチ発表会でプレゼンする機会をいただいたり、ミネソタ中の心理学研究をしている学生たちが集まるカンファレンスでもプレゼンをさせていただいたりと、さまざまな機会に恵まれとてもいい経験になりました。さらに研究の成果をたたえられて心理学部のOutstanding Studentに選ばれました。

留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?

メージャー(専攻)も決まっていなかった留学前と比べて、留学中は心理学の楽しさを学べ、さらに将来メンタルヘルスカウンセラーになる、という夢もできました。

今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?

もっとお金を貯めておけばよかったと思います。

留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?

現在ニューヨークにてOPTのスチューデントカウンセラーとして働いています。大学で学んだことが確実に今の仕事に役立っています。

留学をしてよかったと思いますか?

自分が将来絶対になりたい夢を見つけることができたので本当によかったです。OPT後、大学院に進学してライセンスを取得しなければならないので、まだまだアメリカ留学を継続する予定です。

大学生活について

大学のサポート体制はどうでしたか?

Lindenwood University Belleville:留学生に対してのサポートはあまりありませんでした。

Winona State University:サポートオフィスとの距離が近く、また、さまざまな文化交流のイベントがあり、留学生にとってはとても居心地のいい感じでした。

休日は何をして過ごしていますか?

休日

Lindenwood University Belleville:地元のオーケストラの練習に行ったり、セントルイスに遊びに行ったり。

Winona State University:近くの湖にスケートボードしに行ったり、山に登って景色を見たり、川沿いを散歩したり。週末はお隣のラクロス(ウィスコンシン)に行ったりミネアポリスに行ったりしました。Winonaは自然がいっぱいなのがいいところだと思います。

大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください。

Lindenwood University Belleville:オーケストラの練習。

Winona State University: Mugshots Coffee Houseという毎週木曜夜に大学内で生徒がパフォーマンス(ピアノリサイタルだったりコメディショーだったり)するライブハウスの運営にたずさわりました。イベント運営の仕方、ポスター、フライヤーを作るスキルが身についたと思います。あと純粋に音楽が好きなので、ライブを見ながら仕事ができてとても楽しかったです。

どのようにして友人ができましたか?

オリエンテーション、日本クラブ、心理学のクラスを通して友達ができました。

周囲の学生にはどんな人がいましたか?

周囲の学生

Lindenwood University Belleville:留学生がほとんど。しかもほぼラテン系ヨーロッパ系なのでアジア人は全くと言っていいほどいませんでした。ほぼ全員アスリートでした。

Winona State University:アジア人留学生がほとんどでした。そのうち交換留学生がほとんどで、一年、または1セメスターで帰国するので遊びに来ているような印象の留学生が多いです。

アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。

Lindenwood University Belleville:ベルビルはセントルイス郊外なのでそこまで治安は悪くはありませんが、セントルイスは結構治安が悪いなと思いました。

Winona State University:たぶんアメリカで一番といっていいくらい治安がいいと思います。

夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?

Lindenwood University Belleville:日本に帰ってインターンしました。

Winona State University:うつ病のピークだったので、夏のクラスを一つ取った後、療養のため日本に帰国しました。

大学での勉強について

留学先の大学では何を専攻していますか(する予定ですか)?それは何故ですか?

心理学。人が好きだからです。

今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?

大学での勉強

Testing and Measurementのクラスでは、普段私たちが使っているテスト(IQテストやBIG5テスト)がどう発展したか、 Reliability とValidityの測定方法などについて学びました。内容は心理学というよりほとんど統計学だったので、とても難しかったです。

お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。

Abnormal PsychologyとPsychopathology of Childhoodです。特にPsychopathology of Childhoodはケーススタディで実際にADHDや発達障害の子供達の症例から学べたのでとても勉強になりました。

どんな教授がいましたか?

心理学部はとても小さなデパートメントだったので、教授の数は少ないですが皆親身になってサポートしてくれる方ばかりです。頼めばリサーチアシスタントの機会をくださったり、インターンの斡旋もしてくださいます。

一日どのくらいの勉強時間を取っていますか(授業時間、自習時間のそれぞれで)?主にどこで勉強していますか?

平日は2?4時間。休日は3?5時間です。主に図書館と自宅で勉強します。

アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?

友人

自分が行動しないと何も始まらないところだと思います。日本の大学ではみんなと同じようにしていれば安心という感じですが、こっちでは何事も図太くグイグイいかないと何のチャンスにも恵まれません。受け身になって待っていては、何もできずに留学生活終わります。

アメリカの大学授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いです。アドバイスがあれば教えてください。

人に頼るということを恥じないでください。教授に直接わからないことを聞く、オフィスアワーに教授を訪ねることは、アメリカでは基本中の基本です。それでもついていけなければ、ライティングセンターに行くもよし、アカデミックカウンセラーに相談するもよし、クラスメイトをスタディグループに誘うもよし。どんな優秀な留学生でも、サポートなしでは異国の地で一人で頑張ることはできません。

最後に

アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。

心理学カンファレンス

留学はできなかったことができるようになる、の連続だと思います。アメリカに留学なんて英語力が不安だし無理、できない、と思っていても、未来の自分が実際にアメリカでどんな大学生活を送るのか、イメージをしっかり持ち、やることやっていればいつのまにかその思い描いていた自分になっています。

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