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アメリカ大学留学奨学金体験談(ウィスコンシン州)
ウィスコンシン大学スペリオル校(University of Wisconsin Superior)
挑戦を恐れず、新しい環境での成長を楽しんでください
- 眞行寺 明香 さん
- ウィスコンシン大学スペリオル校(University of Wisconsin Superior / ウィスコンシン州)
- 専攻:Marketing, Communication
- 出身校:青山学院大学系属ルーテル学院高等学校
- 留学期間:2023年8月から2027年5月卒業予定
留学前について
留学前はどんな学生生活を送っていましたか?
高校を卒業してから留学を決意したので、IELTSの勉強をしたりバイトをしたりして留学準備を進めました。
なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?
私は高校三年生の時に1年間アメリカに交換留学をしました。帰国後は日本の大学を受験するつもりでしたが、アメリカの雰囲気が恋しかったりせっかく話せるようになった英語を忘れたくないという思いが強くなり、留学を決意しました。
なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?
奨学金プログラムを利用しないと、学費が高すぎて留学できなかったからです。
なぜ、今の大学を選びましたか?
エージェントさんのおすすめの学校だったことと、高校時は南に行ったので次は北がいいかなと思い選びました。
留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?
大学では寮生活なので、ルームメイトと気が合うか不安でした。また、ウィスコンシン州は寒いのでどんな服を持っていくべきなのかが不安でした。
どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。
私はIELTSの本番形式問題三回分という問題集と、実践IELTS英単語3500という単語帳を使って対策をしていました。問題集ではライティングとスピーキングの答えを暗記して、本番で似たような構成の文章を書いたり、受け答えができるようにしていました。英単語は目標スコアごとにレベル分けしてあるので目標スコアの英単語を覚えるようにしていました。
留学中について
留学先で一番大変だったことは何ですか?
ルームメイトと喧嘩したことと、高熱が出たことです。
留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。
入学初期に留学生と新入生オリエンテーションがあったので、そこで友達をたくさん作るためにたくさんの人に話しかけました。また授業でわからなかったことを授業補に教授に聞きにいくように心がけました。
留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?
前回の留学先は留学生が少なすぎてできた友達はほぼ全員アメリカ人でしたが、現在通っている大学は留学生がとても多いため、交友関係が世界に広がりました。また、寮では一人暮らしで自炊nなどを始めたので生活力も上がったと思います。
今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?
IELTSのスコアに関わらず、全体的に文法などを完璧にすればよかったと思います。高校留学と違って雰囲気でやり過ごせる場面が少ないので授業などで苦労しました。今でも単語帳を毎日開いています。
留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?
留学中はさまざまな予想もしなかったことが起きるので、視野と許容範囲が広がり、柔軟性や適応力も向上します。これらの経験は今後どの環境に行ってもやり抜ける自信につながると思います。
留学をしてよかったと思いますか?
よかったと思います。
大学生活について
大学のサポート体制はどうでしたたか。
とてもいいとおもいます。私は入学書類で不備があり大学と高校で何度か連絡を取る必要があったのですが、留学初日から担当してくれているサポートの人が丁寧に説明してくれて不安はありませんでした。またそのサポートの方がボストンで行われる就活イベントについてや、先輩方とも繋げてくれて、満足しています。
寮生活で良かったことは何ですか?
さまざまな国の学生のプライベートなところが見えるところ。よくイタリア人がパスタを作っているところに遭遇します。
寮生活で困ったことはありましたか?
ルームメイトと揉めたことです。シングルルームにしました。
休日は何をして過ごしていますか?
課題が溜まっているときは課題をします。それ以外は友達と遊びに行ったり近くのカフェを開拓したりします。私の住んでいる地域の冬は極寒なので、料理をしたり映画を見たり室内でできることをしています。
大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください。
日本の会社でオンラインインターンをしています。たまーーーにジムに行って体を動かします。
どのようにして友人ができましたか?
学校が主催するイベントなどに積極的に参加しました。
周囲の学生にはどんな人がいましたか?
留学生が多い影響で多言語を話す学生や、車を買って国内旅行をする学生などさまざまな学生が自由にやりたいことをしています。(私目線)
アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。
アメリカは本当に多様性に富んだ国というのが第一印象です。それでいて個人主義なので、自己主張や自己実現を重視する姿勢が強く、自分の意見やアイデアを積極的に発信する生徒が多く見受けられます。北の方の州は南に比べて若干冷たい印象がある気がします。
夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?
日本に帰ってバイトをしたり、日本の友人と遊んだりしています。
大学での勉強について
留学先の大学では何を専攻していますか?それは何故ですか?
マーケティングとコミュニケーションです。一年生の選択必修科目で履修したこの二つの授業が特に面白かったからです。また、コミュニケーションではプレゼンやスピーチなどをはじめ、たくさんの学生と話す機会が100%あるので自分のためになるとおもい、選択しました。
今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?
ミクロ経済学です。朝も授業の進みも早いのでわからないことがわからない状態に陥り、大変でした。友達と教授のところに行ったり、学校にあるチュータールームに赴いたり、ネットで調べてみたり、、、いろんなことをしてテスト対策しました。
お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。
コミュニケーションの授業です。テストのプレッシャーもなくて、クラスメイトとたくさん話す機会がある授業なのでとてもストレスフリーでお気に入りです。教授がとにかく何かにつけて褒めてくれるので、躊躇なく思ったことを話すことができ、英語力も向上するとおもいます。
どんな教授がいましたか?
コミュニケーションの教授でいうと、もともとスポーツ番組のレポーターだったことから、実践経験が豊富な教授でした。
一日どのくらいの勉強時間を取っていますか?主にどこで勉強していますか?
月水金の授業は4時間で、火木は3時間です。自習時間は一科目につき1時間程度です。図書館や、寮でやることがほとんどです。
アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?
選択科目の自由度だとおもいます。日本の専門性を早期から育む教育とは違い、さまざまな経験をして選択肢を増やす教育のアメリカは猶予が長いなとおもいました。その分興味や視野が広がり、自分では想像もしていなかった学部で卒業する生徒も少なくないとおもいます。
アメリカの大学授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いです。アドバイスがあれば教えてください。
英文法と英単語と度胸を磨くべきだと思います。
最後に
アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。
アメリカの大学は多様な文化や価値観に触れる機会が多く、リベラルアーツ教育で幅広い知識を得られます。実践的な授業や豊富なサポート体制も魅力です。ただし、学費や生活費が高いため、奨学金制度の利用や計画的な資金準備が必要です。また、言語や文化の違いに適応するための努力も求められます。さまざまな国の留学生とも交流ができ、自分の当たり前が当たり前でないことに気付いたり、新しい発見がたくさんあります。また、考えられないような起きたり、ハプニングだらけですがそれら全て含めて、とても刺激的で唯一無二の体験ができます。進学のメリットとデメリットをよく考え、自分の目標や将来のキャリアにどう影響するかを検討してください。挑戦を恐れず、新しい環境での成長を楽しんでください。