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アメリカ大学留学奨学金体験談(ケンタッキー州)
キャンベルズビル大学(Campbellsville University)
日本の教育を受けていれば、アメリカの四年制大学進学は難しい事ではない
- 今井 美有 さん
- キャンベルズビル大学(Campbellsville University / ケンタッキー州)
- 専攻:Business Major
- 出身校:玉川学園高等部
- 留学期間:2022年8月~(卒業予定)2027年1月
留学前について
留学前はどんな学生生活を送っていましたか?
留学前は、毎日明るく友達と過ごしていました。ただし、英会話の勉強にはずっと力を入れていました。
なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?
沢山の理由がありますが、大きく分けて3つあります。
一つ目は、母がアメリカで育った為、アメリカでの生活に憧れていました。
二つ目は、アメリカの大学に通う友人に強くお勧めされた為。
三つ目は、洋楽や洋画を沢山鑑賞しているうちに海外が大好きになっていました。
なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?
アメリカの学費は高額であり、家族に迷惑をかけたくないという思いが強かったからです。奨学金は返済不要ですし、米国大へ留学できるチャンスをものにしたいと強く思いました。
なぜ、今の大学を選びましたか?
ESLがあったからです。また、場所も都心から離れており、英語に集中できるのではないかと思いました。実際に行ってみて、今の大学を選んで本当に良かったと思っています。
留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?
白人が多く集まる地域だったので、アジアンヘイトがあるのではないかと不安でした。
また、円安が進んでいたので金銭面でやりくりできるか不安でした。銃などの凶器によるテロ、薬物の事件もありそうだったので心配でした。
英語に関しては、日ごろから聞いたり話していたりしていたので、特に不安はありませんでした。
どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。
私は、教科書を使って勉強したり、問題を解いたりすることが苦手でした。そのため、「レアジョブ」というオンライン英会話教室を通じて外国人講師と直接話をすることで徐々に英語ができるようになりました。文法やリスニング、スピーキングの力も自然に伸びました。
留学中について
留学先で一番大変だったことは何ですか?
正直に白状すると、外国人ルームメイトとのトラブルです(笑)。
長い時間一緒に過ごすなかで、ささいなことで衝突して大喧嘩をしてしまいました。 しかし、他にも友人を作ったり、勉強に集中したりして乗り越えました。
留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。
沢山のアクティビティに参加し、作成したことです。勉強は当然頑張りました。宿題も多かったのですが、図書館にこもって毎回終わらせました。また、友人たちとJapanese-Clubという団体をたちあげ、近所の小学生らにお寿司を無料で振る舞い、日本文化を広めようとしました。
留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?
大きな自信が生まれました。自分がやっていること、やりたいことが明確になり、目標を立てられるようになりました。
今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?
英語の勉強のほか、スポーツや吹奏楽などの部活を頑張れば良かったと後悔しています。何かしらスポーツなどをしていれば、大学で部活に入れるチャンスはあったかもしれませんし、もっと多くの友人やコミュニティを作れたチャンスもあったかもしれません。ですから、少しでも経験しておくと、米国の大学で大きなチャンスに繋がるかもしれません!
留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?
自信をもって「イエス」と答えます。もちろん英語は活かせますし、コミュニケーション能力や自己判断能力も付いていきます。今後の人生が大きく変わってくると思います。
留学をしてよかったと思いますか?
もちろんこれも「イエス」です。私はアメリカ留学を経験し、人生が大きく変わりました。
アメリカに住む夢をあきらめずに尽き進んで本当に良かったと思います。Global Studyの方はもちろん、家族や友人にも背中を押してもらい、とてもとても感謝しています。
大学生活について
大学のサポート体制はどうでしたか?
すばらしく良いと思います。Wallmart(スーパー)へ行くシャトルバスが週2で出ていたり、空港までのシャトルバスがセメスター(学期)の始まりと終わりにあったりします。大学内でも毎週沢山のアクティビティが開催されています。ただし、図書館が24時間使えない事や、どこかへ行くのに車を持っている人に頼まないといけない事などは不便に感じています。
寮生活で良かったことは何ですか?
人と深い関係を築けること、勉強に集中できることです。実家暮らしとは違って、なんでも自分でやらないといけないので自分に自信がつきました。
寮生活で困ったことはありましたか?
一人になれる空間が無かったことや、ルームメイトとのストレスはとても困りました。ただし、ルームメイトを変えてもらったら楽しい生活になりました!
休日は何をして過ごしていますか?
土曜日は、のんびりしています。湖に行ったり、寝たりしています。日曜日は、部屋で課題をやっています。
大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください。
Japanese-Clubの部長、Green-Mindのメンバーです。あとは、次のセメスターから生徒会に入る予定です。
どのようにして友人ができましたか?
とにかく、イベントに参加しまくりました!そして、積極的に話しかけました!
周囲の学生にはどんな人がいましたか?
国籍、人種、宗教など、様々な異なる人が沢山いました。
アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。
私の大学はケンタッキー州にあります。クリスチャンが多いのが特徴ですが、私は無宗教です。学校の友人の中には信心深いクリスチャンもいて、最初は戸惑ってしまうこともありました。
夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?
東京とマンハッタンで、インターンシップに参加しました。また、祖父母とタイへ遊びに行ったほか、昔のホームステイ先であるハワイの家族の所へ遊びに行きました。
英語が上手く話せるようになったので今までとは一味違う世界を楽しめました!
大学での勉強について
留学先の大学では何を専攻していますか?それは何故ですか?
Businessです。将来、自分が何をしたらよいのか決まっていないので、なんでも対応しそうなメジャーな分野を選びました。
今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?
コンピューターのクラスです。細かい作業が多かったので、少しストレスでした。
お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。
英語のクラスです。学ぶこと全てが自分のためになりますし、英語の文章がうまく書けるようになったのを実感しました。
どんな教授がいましたか?
厳しい先生もいれば、留学生に優しい先生まで様々います。
一日どのくらいの勉強時間を取っていますか?主にどこで勉強していますか?
授業時間は、約3時間。自習や課題の時間で4時間程でした。あとは、アクティビティです。
アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?
とにかく自由なところです!日本ほど細かいところを気にしないところが大好きです。また、大学受験の面でも、日本はテストの点数を重視しますが、アメリカはその人がどの様な人かを見て判断すます。ボランティア活動などの活動をみて判断するところもアメリカの好きな所です。
アメリカの大学授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いです。アドバイスがあれば教えてください。
とにかく、人に頼って下さい!先輩や友達に簡単に乗り越えられるクラスを教えてもらったり、教授に英語の難しい課題の提出期限を延ばしてもらったり。英語が第二言語で慣れていないのは当然のことですので!
あとは、ライティングセンターなどに通うのもいい手段の一つです。
最後に
アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。
アメリカの大学と聞いて、「楽しそう」「大変そう」などと様々にイメージするかもしれません。ただ、私を含め、多くの留学生は「楽しい」と感じます。日本では絶対にできないような貴重な経験をたくさん積むことが出来ます。人種も宗教も文化も全て違うのですはじめは大変かもしれませんが、数か月経てば慣れますし、溶け込めると思います。アメリカでの生活は今後の人生での大きな財産になります。留学を経験し、日本に帰るとまた一味違う景色になります。考え方も変わると思います。日本の教育を受けている以上、アメリカの四年制大学への進学は、難しい事ではありません。友達と助け合ったり、教授に相談したり、ライティングセンターで教えてもらったりできます。深く考えすぎず、自分にあった進路を選んで、新しい世界へ飛び込んでみてください!
お母様からのコメント
驚くような成長ぶり、不安は「希望」に変わり、娘を誇りに思う
家族総出で「頑張って」と不安な気持ちで娘が乗った飛行機が見えなくなるまで見送った日から瞬く間に9ヶ月が過ぎました。「最高!またアメリカに戻って学べるなんて本当に幸せ」と、満面の笑顔で帰国した娘がそう語る姿を見て、アメリカ留学という「冒険」は本当に正しかったと確信しました。
娘は渡米後、9月からESLで英語を学び、3ヶ月後にはキャンベルビル大学へ入学。勉学に励んで「Dean's list」を頂く程、優秀な成績を収めました。留学前、英語は片言でしたが、キャンパスで世界中の友人とコミュニケーションを取ったことで、授業に不自由なくついていける程上達しました。多様な文化も学んだようです。
グローバルスタディさんをはじめ、キャンベルビル大学からは本当に手厚いアドバイスを頂いており、娘は安心できる、最高の環境で学んでいます。
かわいい子には旅をさせろ。このことわざは本当です。娘の驚くような成長ぶりを目のあたりにして、不安は「希望」に変わりました。娘を誇りに思うとともに、グローバルスタディさんには感謝の気持ちでいっぱいです。