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アメリカ大学留学奨学金体験談(フロリダ州)
ウェバー国際大学(Webber International University)
本気で自分がしたことには必ず理由がある
- 馬場 藍佳 さん
- ウェバー国際大学(Webber International University / フロリダ州)
- 専攻:マーケティング
- 出身校:奈良県立高校
留学前について
留学前はどんな学生生活を送っていましたか?
私は留学前、京都外国語大学で国際教養学科として2年間勉強していました。 学生中は英語と国際ビジネスを主に勉強していました。放課後などはアルバイトに励み学業とアルバイトの両立に努めていました。 また学校でのイベント、特に外国語大学だった為、海外との交流イベント、模擬国連などには積極的に参加していました。
なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?
もともと高校時代から海外の大学で学びたいという意思を強く持っていました。 国際ビジネスを英語で学べるという理由から京都外国語大学に入学し、たくさんの仲間に出会い、多くの事を学びましたがやはり高校からの目標である海外進学が諦めきれず、大学2回生時に奨学金という道を見つけ、思い切って決断しました。
なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?
先ほども述べたように高校時代から海外進学という目標を持っていたのですがそれを一度断念した理由の一つが経済的な理由でした。グローバルスタディでは学費、食費、寮費を半額カバーして頂けるという魅力に惹かれこのプログラムを利用しました。
なぜ、今の大学を選びましたか?
大学がビジネスに特化している、小さな学校な為少人数制の授業を受ける事ができる、学費、またフロリダ州という場所にも惹かれこの学校を選びました。
留学前に感じていた不安はどのような事でしたか?
授業についていけるか、友達ができるか、金銭的に苦労しないかなどは大きな不安でした。
どのように英語学習を進めましたか?またTOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えて下さい。
本を購入して取り組んだり、時にはYouTubeなどで勉強していたこともありました。
留学中について
留学中で一番大変だったことはなんですか?
言葉の壁。授業の内容、宿題など沢山あげる事はできますが特に文化の壁を感じる一年間でした。日本人として人の気持ちを考えることは素晴らしいことであり世界に誇れる国民性だと思います。しかしアメリカで生活していくには自分の意見を主張する事もとても大切です。そのバランスが自分の中で見失い悩むことがありましたが、とてもいい勉強になり強くなったと実感できました。
留学先で挑戦したこと・頑張ったことをおしえて下さい。
自分から積極的に行動し、イベントなどには積極的に参加しました。そのおかげで沢山の仲間に出会う事ができたと考えています。
留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?
アメリカ人の友人と関わる事で偽ることなく真正面に向かい合ってくれる人たちに出会い自分の良いところと、悪いところを正直に伝えてくれる仲間ができました。それにより自分がどういう人間かを改めて気づき客観的に自分を分析できるようになりました。
今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思う事はありますか?
私は留学中に経営学の授業などをとっていました。もし留学前に日本語で知識があれば授業に遅れを取ることなく勉強できたと思います。逆にマーケティングの授業ではもともと少し知識があったので楽しく授業を受ける事ができました。どんなジャンルであれ一度、本などで軽く知識を入れておくことで実際、授業を受ける際に助けになると思います。例えば日本語でもよいので自分の専門学の本を読んでおくなどをお勧めします。
留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?
留学を乗り越える事ができたことは将来への大きな自身になると思います。たとえどんな環境でもどんな人と関わっていくにしろ簡単に諦めない強さがついたと思います。精神力の強さは確実に人生、キャリアに生かせると思います。
大学生活について
大学のサポート体制はどうでしたか?
小さな疑問、小さなトラブルにも迅速に対応してくれました。 小さな学校、また国際学校でもあるので留学生にはとても優しく親身に対応してくれる方々ばかりでした。
寮生活で困ったことはありましたか?
寮に住むことによって授業を受ける際の教室、図書館、コンピュータールームなどまでの移動時間に費やす時間はほぼありませんでした。 また校舎内の設備、ジムやプールなどを利用する際も便利なので有意義な時間を過ごすことができました。
寮生活で困って事はありましたか?
私の初めの部屋は私を含む3人部屋でした。 ルームメイトが2人いたのですがどちらもソフトボール部に所属しており私の部屋に彼女らのチームメイトが集まる事がよくありました。 とても良い子たちではあったのですが、自分の部屋の集いの場となってしまい部屋で勉強に励むことができないくらいになってしまったためルームを変えてもらうように決断しました。 2回目の部屋は2人部屋でオーストラリア人の留学生がルームメイトでした。 今では彼女は留学で得る事のえきた大切な友達の1人です。
休日は何をして過ごしていますか?
休日は宿題をしたり、と金は車を持っている友人にビーチに連れて行ってもらったり、アウトレットにいくなど有意義な時間を過ごしていました。
大学で、勉強以外に取り組んでいる事があれば教えて下さい。
無料でジムが開講されているので毎日ジムに行き健康管理には気をつけていました。 また来年度からはインターンシップに励もうと予定しています。
どのようにして友人ができましたか?
小さな学校であるため、日本人が珍しく割とほとんどの生徒が親切でした。 同じクラスになった子ともグループワークをしたり、土日にはスポーツの試合観戦に行くなどをしていくうちに友達がどんどん増えていきました。
周囲の学生にはどんな人がいましたか?
フロリダということもありスペイン系の生徒、また国際大学なのでインターナショナルの生徒がたくさんいました。 彼らも私と同様に異文化を背景にもっており、とても優しく接してくれました。 またWebber Interenational Universityはスポーツ校でもあるため周りは運動部に所属しているアスリート系の生徒がほとんどでした。
アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことをおしえて下さい。
アメリカは多人種、多文化の国で知られているように、様々な人種、文化を持つ人がともに住んでいる国です。 特にフロリダはスペイン系の文化を持つ人が多くラテン文化が多くみられます。私の滞在しているフロリダ州はアジア系の割合はとても低くアジアの文化に親しみのない人ばかりだと感じました。しかし皆とても気さくで明るくフレンドリーに接してくれる人々ばかりだと思います。
夏休みなどの長期休暇期間は何としましたか?
夏休みは帰国しているのでアルバイト、インターンシップ、就活の情報集めに励んでいます。 アメリカ滞在中は冬休み、春休みを経験しました。 冬休みは約1ヶ月間、学校でできた友人の家に留まらせてもらい、クリスマス、お正月などをマイアミで過ごしました。 春休みは約10日ほどでしたがコロナの影響もあり学校の寮に残ってジムにいく、フィッシングをする、読書をするなどゆっくりすごしていました。
大学での勉強について
留学先の大学では何を専攻していますか? それは何故ですか?
私はマーケティングを専攻しています。もともとデザイン、ソーシャルメディアビジネスなど今の時代にあった勉強をしたいと考えていました。 日本よりもビジネス学では進んでいるアメリカ本場で現地の大学生とともに学びたいという意思からマーケティングを専攻しました。
今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?
経済学の授業は日本語ですら、ほぼ無知だったため、その上英語で授業となると安易ではありませんでした。時には友人に説明してもらいながら何とか乗り越えることができました。 またマーケティングの授業では授業中に発信する機会が多く初めは戸惑う事もたくさんありました。
お気に入りの授業があれば理由も含めて教えて下さい。
マーケティングの授業はお気に入りの授業です。講義スタイルではなく参加型の授業なので先生と生徒の距離が近くとても楽しいです。 アメリカらしく、即興でグループプレゼンを求められるなど大変なこともありますが、そのたびにアメリカ人のプレゼン能力、対応能力に圧倒され生徒からも多くのことを学んでいます。
どんな教授がいましたか?
様々な授業スタイルの先生、個性的な先生がいましたがすべての授業に共通して言えるのがとても親切な人ばかりでした。 留学生だという事を伝えると必ず親身に対応してくれ時間をかけてゆっくり説明してくれる教授ばかりでした。
1日にどのくらい勉強時間をとっていますか(授業時間、自習時間のそれぞれで)?主にどこで勉強していますか?
コロナの影響もあり5つあるクラスのうち2クラスはZoom授業に切り替わる授業があった為対面の授業は週に90分x3などでした。
平日は毎日宿題をこなす為に2時間ほど土日は3,4時間ほど勉強していました。
自分の部屋で勉強する事もあれば、図書館、24時間空いているコンピュータールームなどで勉強していました。
アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?
授業のスピードに違いがあると思います。 アメリカは早く日本は遅いです。
私は日本の大学で2年間勉強した為、比較する事ができますが、例えばグループプレゼンだと同じ質量のプレゼンにアメリカは15分、日本は3時間かけて準備を要する。 大袈裟かもしませんが本当にそのくらいの差があると思います。 先ほども述べましたがアメリカ人の即興性や対応力のスピードは日本人と比べ、とても優れていると感じました。
アメリカの大学授業についていけるかどうか心配されている日本の学生は多いです。 アドバイスがあれば教えて下さい。
すごく人ごとに聞こえるかもしれませんが、勉強に関しては本当に何とかなると思います。 もちろん期末前にたくさん勉強をする、辞書を開きながら教科書を読むなど留学生ならではのしんどさはつきものです。 しかしコツコツこなしていけば必ず成果はでると思いますし、私も本当に何とかなりました。(笑)
最後に
アメリカの大学に進学するかどうかを悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。
私もたくさんの不安、困難を持ちながらアメリカ大学留学を決めました。 本気で自分がしたことには必ず理由があり、また本気で自分がしたいと思いうことはいつか必ずする自分が未来にいる。 そう考える事で私は決断することができその決断で得たものは本当に大きなものとなって自分に返ってきています 本気で留学したいという気持ちがありプレない目標があれば留学中に何が起ころうと乗り越えられると思います。 そしてつらい経験は必ず自分の強さとして身につくと信じて私も頑張っています。