本文の開始

グローバルスタディ アメリカ大学奨学金留学体験談 - セントメアリーズ大学

海外留学を斡旋・手配・手続き代行。説明会・セミナーを開催。
奨学金留学・語学留学・大学留学・格安留学・アメリカ留学・フィリピン留学など。

アメリカ大学奨学金留学プログラム 体験談

海外留学のグローバルスタディトップ > アメリカ大学奨学金留学プログラム > 体験談一覧 > セントメアリーズ大学

アメリカ大学奨学金留学体験談(ミネソタ州)

セントメアリーズ大学(Saint Mary's University)

誰よりも語学力に乏しい状態でアメリカに進学、体と心は自然と適応

アメリカ大学奨学金留学体験談78

【留学前について】

留学前はどんな学生生活を送っていましたか?

日本の高校で大学進学を目指して勉強していました。進学校だったこともあり、特に勉強に力を入れていました。

なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?

私は高校2年生の時にニュージーランドに1年間留学をしていました。その経験を大学生になってからどのように生かしていくかを考えた時、アメリカの大学に進学しさらに語彙力を磨くことが最善の選択だと思いました。

なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?

アメリカは州立大学も私立大学も日本の大学と違って費用が高く、金銭的な面で留学を断念してしまうケースがあります。また、州立大学は比較的学費安いことが知られていますが、州外出身者や留学生の学費は例外です。学校によっては私立大学と同じくらいの学費を払わなければならない場合も考慮しなければなりません。しかし、私はアメリカ留学にチャレンジできる機会を金銭的な理由で断念してしまうのはとても勿体ないことだと思いました。日ごろから勉強に力を注ぎ、奨学金を得ることは自分自身の努力の証明にもなりますし、その留学をサポートしてくれる両親への恩返しにもなります。ですので私は奨学金留学プログラムを利用することにしました。

なぜ、今の大学を選びましたか?

私は、特に私立の大学に注目していました。

州立の大学は比較的規模が大きくにぎやかですが、私立は、規模こそ小さいもののその分教授や留学生オフィスの方々が学生の状態を個々に把握することができ、より充実したサポートが受けられるのではないかと考えていました。
また、教室や学食、寮内も綺麗で最新の設備を多く備えているという部分にも注目しました。自分が使うことになる施設は綺麗で新しい方が大学生活の満足感も高くなるように感じられます。

留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?

大学を卒業した後のことに関して不安を感じていました。アメリカは卒業時期が日本の大学と異なるため、就職活動の時期も異なります。大学に進学する際、その先の将来のことまで考えて少し不安になることもありましたが、実際は海外学生のための就職活動フォーラムなども定期的に開催されているのでそのことに関して不便さを感じたことはありませんでした。

どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。

まず、TOEFLとIELTSのどちらに力を入れるか決めることをお勧めしたいです。それぞれのテストは英語力を図るという点では同じですが、形式が大きく異なります。私は両方受験したことがありますが、IELTSの方が自分に合っていて勉強もしやすいように感じました。しかし、もちろんTOEFLのスタイルを好む人もいますのでそこは各自で判断する必要があります。

各テストでは英語4技能の総合力を求められるので、日ごろから英語に触れることを意識して生活することをお勧めします。例えば、身近な例でいえばスマートフォンやPCの言語を英語に変える、ゲームなどが好きな方はゲーム内言語を英語に変更するなどが効果的だと思います。そこでどんな単語でも疑問に思ったらすぐ調べて頭にインプットしていく作業ができれば総合的な英語力を高めていくことができると思います。

留学中について

留学先で一番大変だったことは何ですか?

アメリカと日本では食文化に違いがあることは有名な話ですが、私が一番慣れるのに苦労したことは「宗教」に関することです。国際色豊かなアメリカでは宗教も人それぞれで、食べられないもの、宗教的にやらなければいけないこと、逆に宗教的にタブーなことも人それぞれです。例えば、友人と食事に行った時「豚肉は食べられない」「今は断食をしている」など食事と宗教の面で配慮を求められるケースがありました。日本では日常的に触れることのない事柄なので尚更深い理解が必要になります。

留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。

私にとって大きな挑戦だったのは大学でのアルバイトです。留学生オフィスで働かせていただくケースが多いと聞きますが、私は大学の食堂で仕事をしていました。もちろん上司や同僚は皆アメリカの方なので私を「特別な留学生」だと理解して扱ってくれることもありませんでした。仕事の指示を聞き逃さず、一日でも早く仕事を覚えられるよう一生懸命努力しました。仕事場ではたくさんのことを学びたくさん友達を作ることができます。実際に英語でコミュニケーションを取りながら仕事をする経験を積むこともできるので、学内でのアルバイトはとてもおススメです。

留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?

言語の壁を乗り越えて、たくさんの人々とコミュニケーションを取りたいと思うようになりました。例えば駅や空港で困っている海外の旅行者の方を見かけたら、昔の私は何も思わずに通り過ぎていたと思いますが今は積極的にお手伝いしようと声を掛けます。

今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?

進学する大学近辺についてもっと調べておくべきだったと考えています。病院や歯医者などの施設はあるのか、スーパーは近いのかなど生活に必要な施設やお店が大学周辺にあるのかどうかは確認するべきだと思います。また、空港と大学間のアクセスや街中の公共交通機関についても下調べは欠かせません。車を持っている留学生は少数なので、必ず自分の使うであろう交通機関について(ルートや料金、支払い方法など)把握しておく必要があると思います。

留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?

まず、留学を通じて得た語学力は海外で就職するにしても日本で就職するにしても大きなアドバンテージになると思います。また、それらを活かすことのできるキャリアに就くことで大学在学中に身につけた英語力をさらに伸ばし、第一線で活躍する人材になることができるのではないかと考えています。

留学をしてよかったと思いますか?

留学したことで、何事に対しても視野が広がったと感じています。異国の言語や文化に触れそれについて興味を持つことで、知識の幅も広がりますし自分の暮らしてきた国以外についても理解が深まります。私はアメリカで見つけた美味しい料理のレシピをメモして、日本に帰国する度に家族に紹介しています。どれも好評で、こんな調理方法があったのかと新しい発見が生まれているようです。このように私がアメリカに留学して体験してきたことは私自身のみならず家族や友人といった周囲の人たちに対しても良い影響を与えます。学生の間にこのような貴重な体験をすることができて良かったなと心から思っています。

大学生活について

大学のサポート体制はどうでしたか?

私立大学ということもあり、とても手厚いサポートを受けていました。留学生の人数がそこまで多くないので留学生オフィスの職員さんたちも各生徒に手厚い支援ができるようになっています。具体的には週に1回ほどのペースで、近くの大型スーパーへの送迎バスを出してくれます(留学生専用)。車がない学生もショッピングに行くことができるのでとても便利なサポートです。
また、季節イベントも豊富です。ハロウィーンやクリスマスなど留学生オフィス主催で留学生同士の交流会が開かれます。お寿司の出前を注文していただいたり、ボードゲームで遊んだりなど様々な経験ができます。

さらに、銀行口座開設や、社会保障番号(SSN)の発行をサポートしてもらえます。複雑な手続きもオフィスの方が親身になってサポートしてくださるのでスムーズに進めることができました。

現在流行しているコロナの感染対策についてですが、大学は検査を希望する全生徒に対して無料のPCRキットを提供しています。またワクチン接種にも協力的で、近くの病院や保健機関の情報を大学のメールを通じて案内してくれていました。

寮生活で良かったことは何ですか?

私は一人部屋なので、静かな空間で勉強に集中できるという点は優れていると感じます。

また、当然のことですが洗濯や掃除も自分自身でやらなければならないので、今まで親に頼っていた学生の方も寮生活をきっかけにさらに自立した生活ができるようになるのではないかと思います。

ルームメイトがいる留学生の話では、ルームメイトを通じて交友関係がさらに広まったり、買い物に行く際に車に乗せてもらえたり、一緒に外出ができるということをよく耳にします。一人部屋も快適ですが、現地の学生と同じ部屋であることの恩恵もまた留学生にとっては大きいように感じました。

寮生活で困ったことはありましたか?

一人部屋だったので、ルームメイトとのトラブル等もなく寮生活において苦痛に感じることは特にありませんでした。部屋には基本的な家具やエアコン、ストーブなどが完備されていて洗面台や鏡もあり、日常生活においても不便に感じることはありません。

休日は何をして過ごしていますか?

コロナ禍ということもあり、基本的にキャンパスの外に出ることはありませんでした。

学生はキャンパス内や寮内でも楽しめるアクティビティを見つける必要がありますが、私の大学では学生団体が頻繁にキャンパス内でのレクリエーション行事を企画してくれていました。

感染対策も徹底されていて安心して参加することができました。

大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください。

大学内のジムやスイミングプールに通っていました。勉強に一生懸命なのもよいですが、日常的に身体を動かすことも大事だと私は思います。特にアメリカ人は高カロリーの料理を大量に食べることもあり、友人などに影響されて日本にいた時とは大きく食生活が変わる留学生も少なくありません。そのような生活を続けていたら1年間で10kg以上体重が増えてしまうこともあると思います。心身ともに健康な留学生活を送るためには、運動不足に気を付けなければならないと考えています。

どのようにして友人ができましたか?

友人

留学生オフィスの主催するイベントに参加することで留学生の友達をたくさん作ることができました。また、学食のあるダイニングホールで一緒にご飯を食べようと現地の学生から話しかけられるケースもあります。他人に対してオープンな人が多いので、キャンパス内で人と無言ですれ違うことの方が稀です。お互いに「Hi!」と挨拶を交わすことで顔見知りになり、だんだん仲良くなることが多いです。

周囲の学生にはどんな人がいましたか?

とてもフレンドリーな人が多い印象です。各クラスはグループワークやグループプレゼンテーションなど数人の学生が集まって活動する機会が多く、すぐに友達がたくさんできると思います。私の周りの学生はとても親切で、クラスでわからないことがあった場合メールで質問をすればなんでも答えてくれました。コロナの影響でオンラインの授業が増えた時期、教授と定期的にコンタクトを取ることが難しいことがありましたが、同じクラスの学生やクラス内グループの生徒たちが私をたくさんサポートしてくれたことを憶えています。

アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。

アメリカの治安に不安な気持ちを抱いている方も多いかと思いますが、普通に生活している以上日常的に身の危険を感じることはまずありません。どの州でも夜遅くに繁華街を歩いたり、夜道を歩くことは危険ですが自分自身で気を付けて行動することでアメリカも安全で安心な生活が送れると思います。私はカリフォルニア州とミネソタ州の大学に在学していた経験がありますがどちらの州も栄えている大きな都市がありました。長期休暇など、時間のある時に遊びに行きアメリカの大都市の空気を体験してみるのも良いと思います。交通機関も発達していて、車なしでも観光が可能です。

夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?

日本に帰国する学生さんもいますが、現地に残ってアメリカ国内を旅行したり、友人の家にステイさせてもらっている人もいます。私は、冬の長期休暇は日本に帰らずニューヨークを一人で旅行しました。大学に通っている限り、他の州に旅行に行く時間はないので長期休暇を利用して国内の観光をすることはとてもおススメです。アメリカにはたくさんの観光名所があり、歴史のある都市も多いです。また、アメリカの国内旅行は日本に帰国するよりも安価でお得だと思います。海外にいる間にいろんな経験をしたい方は、アメリカ国内の名所を訪ねてみてはいかがでしょうか。

大学での勉強について

留学先の大学では何を専攻していますか(する予定ですか)?それは何故ですか?

Business Intelligence and Analytics Major

将来、企業のビジネス分野で仕事をしたいと考えています。コンピューターサイエンスにも興味がありましたが、最終的にビジネスを選択した理由は「身に着けた英語力を仕事で生かす」ということに注目したからです。日常的に英語を使って誰かとコミュニケーションを取る、培った語学力を発揮するということを考えた時に私が最も活躍できるのはビジネスの世界だと思いました。

今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?

Business Ethics (ビジネス倫理) の授業です。

ビジネス倫理の授業を受けるにあたり、私が苦労した部分はビジネスという分野に対する理解の浅さでした。ビジネスとは経済学、政治学、会計学といったメジャーな分野だけで構成されているのではなく、法律や哲学といった学問も深く関わっています。そして、私たちビジネス専攻の学生はそれら全ての分野に対する理解を求められています。

その分野を学び始めたばかりの私が「哲学」と「ビジネス」の結びつきを完全に理解することは難しく、さらに授業では"分厚い哲学書"を何冊も読むことを求められ「この授業は本当にビジネスなのか?」と感じることもありました。興味のない学問でも必修科目に入っている以上履修しなければなりません。苦手な科目は誰にでもあると思いますが、学ぶことを諦めず一生懸命取り組むことが大切だと思います。

お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。

Data Analysis and Business Modeling (データ分析とビジネスモデリング)

このクラスでは学期を通じてグループのメンバーと市場調査を行うプロジェクトがありました。Google DocumentやSpread Sheetsで進行状況を共有したり、ZOOMで定例会議を開いたりと実際のビジネスの現場を想定するように授業が組み立てられていました。とても実践的な内容で興味深かったです。

どんな教授がいましたか?

どの教授もとても留学生に親切です。授業でわからない部分があったら丁寧に教えてもらえるだけでなく英語がセカンドランゲージであることを理解し、言語に関しても熱心にサポートしてくれます。

クラスに関してですが、どの教授もテストの点数よりも課題の期限や遅刻欠席等「Participation(関心・意欲・態度)」の項目を特に重要視するケースが多いように感じられます。クラスへの参加に積極的であることを求められる機会が多々あります。

一日どのくらいの勉強時間を取っていますか(授業時間、自習時間のそれぞれで)?主にどこで勉強していますか?

私の場合、毎日5時間ほど授業がありました。授業と授業の間の時間や、夕方から夜にかけての自由な時間は6時間ほど勉強していました。

大学の図書館に個人やグループで使用することができる綺麗な部屋があり、そこを毎日予約して利用していました。コロナで利用時間が制限されていた時期は基本的に寮の自室で勉強しました。

アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?

まず大きな違いは、必ずしも入学の際に専攻を決めておく必要がないということです。もちろん勉強したい分野を絞ってから留学する人もいますが、私は2年間の一般教養課程を経て3年生の時に専攻を選びました。日本の大学は特定の学部を選んで進学するケースが多く、入学後に専攻を大きく変更することは難しいイメージがあります、しかし、アメリカでは理系文系の枠を超えた路線変更も可能ですし、ビジネスとコンピューターサイエンス両方の学位を取得して卒業するといったことにもチャレンジできます。

アメリカの大学授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いです。アドバイスがあれば教えてください。

アメリカでは授業前に予習をすることを求められるケースが多いです。教授から指定された部分の教科書を読み込み、その日の講義の内容を事前に頭に入れておく必要があります。この作業は一見面倒に思えるかもしれませんが、授業についていけるかどうか不安に思う留学生にとっては画期的な学習方法だと思います。基本的に教授は事前に指定した範囲の講義しか行いません。つまり、毎回しっかりと予習してから講義に臨むことで留学初期の英語に不安が残る時期でも授業の流れや内容をしっかりと理解することができます。

最後に

アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。

留学する前は自身の語学力や、文化の違いなどに不安を感じることもあるかもしれませんが、不思議なくらい人間はその場の環境に瞬時に対応することができます。私はおそらく他の日本人留学生の誰よりも語学力に乏しい状態でアメリカに進学しましたが、この3年間何のトラブルもなく生活することができています。まず現地に行ってその場の空気に馴染み、英語を喋らざるを得ない状況に身を置くことが大切です。体と心は自然と適応してくるものです!

奨学金留学説明会 アメリカ大学奨学金留学プログラム体験談

お問い合わせはお気軽に

  • 無料カウンセリング(来社・オンライン・電話)予約
  • 資料請求・メール相談
  • フリーダイヤル:0120-39-5057
  • 大阪デスク:06-7222-3981


ページの終了