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アメリカ大学留学奨学金体験談(ミズーリ州)
リンデンウッド大学(Lindenwood University)
日本の大学生活では絶対に味わう事ができない経験
- 宮城 杏菜 さん
- リンデンウッド大学(Lindenwood University / ミズーリ州)
- 大学での専攻:International Business
- 日本での出身校:沖縄県立那覇国際高校
- 留学期間:2018年8月~(卒業予定)2022年5月
留学前について
留学前はどんな学生生活を送っていましたか?
3月に高校を卒業した後8月の大学入学まで時間があった為、バイトをして大学資金を貯めたり、英語の勉強をしたりしていました。
なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?
高校生の時1年間留学をしたのですが、その時経験した世界中の人と学ぶ面白さや楽しさが忘れられず、もう一度アメリカで学びたいと思い大学正規留学を決心しました。また、高校留学である程度英語力はついたのですが、将来の夢である英語を使って仕事する為には、もっと高レベルな語彙力と知識が必要だと感じた為でもあります。日本の大学に入学し、そこから留学する事も考えたのですが、やはり4年間の正規留学で得られる人との繋がりや、学びは、短期で留学するよりも大きいと思い、アメリカの大学への進学を決意しました。
なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?
アメリカ大学進学の費用をできるだけ抑えたかったからです。留学生に奨学金を出してくれる大学を自力で探すのには限界があった為、グローバルスタディーの奨学金プログラムを利用しました。
なぜ、今の大学を選びましたか?
学費が比較的安く、規模が大きすぎず、小さすぎない所で学びたくて今の大学を選びました。
留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?
大学の授業についていけるかが一番不安でした。授業以外では、学生寮でのルームシェアでルームメイトと仲良くなれるかや、カフェテリアでの食生活で健康管理できるか不安でした。
どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。
スコアアップを狙う為、TOEFL Official book の問題を何度も繰り返し解きました。また、TOEFL の単語集も使い、語彙力を蓄えました。Speaking の対策は高校のALTの先生に手伝ってもらい、昼休みや放課後の時間を使ってOfficial bookのSpeaking 問題を読み上げてもらったり、アドバイスを貰ったりしました。
留学中について
留学先で一番大変だったことは何ですか?
日々の課題をこなしていく事です。ネイティブの学生がすぐ終わらせてしまう課題も倍の時間がかかるので、容量を掴むまでは毎日の課題を終わらせるのに精一杯でした。
留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。
とにかく人が集まる所に足を運び、積極的に人と関わっていく事です。1年生の時は、ソロリティーというアメリカ独特の学生団体に入ってみたり、ランニングクラブやInternational Studentsのクラブにも所属しています。そのほかにも、二年生からは、学生寮でCommunity Adviser として働いており、寮で学生のサポートやイベント作りにも取り組んでいます。
留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?
環境の変化に柔軟になり、以前よりも自分の意見や考えをはっきり発言したり、表現できるようになりました。アメリカだけでなく世界各地に友達ができ、南米やヨーロッパなど、今まで聞いた事がない国々の文化や言語を知る事で、世界の見方が大きく変化しました。
今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?
入学直後に、大学側が設けているInternational Student向けのテストのために、短いEssayを決められた時間で書く練習をもう少ししておけば良かったと思いました。
留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?
4年間の留学生活で得られる語学力や専門知識、又、世界各国の友人とのネットワークは自分の強みになると共に、一生の財産になると思います。
留学をしてよかったと思いますか?
留学をしてすごく良かったと思います。国籍も言語も違う人々と英語を通して学ぶというは毎日刺激的で、日本では絶対に経験する事ができない驚きや楽しさが味わえます。
大学生活について
大学のサポート体制はどうでしたか?
出国前のI-20の発行は、かなりギリギリで焦りましたが、それ以外のサポートは充実していたと思います。私の大学には、International Studentをいつでもサポートしてくれる地元のボランティアの方々がおり、空港の送迎も毎回してくれてすごく助かっています。
寮生活で良かったことは何ですか?
家族のような友達ができた事です。友達がすぐ近くに住んでいるので、暇なときは気軽に友達の部屋に寄る事ができ、風邪引いた時はすぐにお見舞いにきてくれたりします。
寮生活で困ったことはありましたか?
自分の大学の寮はキッチンが無いので、自分で料理したい時にすぐできないのが難点です。
休日は何をして過ごしていますか?
友達とモールに行ったり、ご飯を食べに行ったり、近くのメインストリートに遊びに行ったりして過ごしています。
大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください。
Community Adviser として寮で働いています。寮の生徒のサポートや、寮での交流イベントの企画運営などを行なっています。
どのようにして友人ができましたか?
まず、様々なキャンパスイベントに参加しました。そこで積極的に話しかけてみる事で、同じ新入生の子と友達になり、そこから少しずつ友達の輪が広がっていきました。
周囲の学生にはどんな人がいましたか?
様々な国出身の学生がいます。子育てをしながら学校に通っている友達もいますし、スポーツで奨学金をもらいながら学んでいる学生も多くいます。
アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。
私が住んでいるミズーリ州のセントチャールズという町は、田舎すぎもせず、大都会でも無いので、安全で勉強するにはとても良い場所だと思います。内陸部のため、気温の変化がすごく激しく、日本より体調管理には気を付けないといけません。
夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?
夏休みは日本に帰国して、アルバイトをしたりしています。秋休みや、春休みは友達とアメリカ国内を旅行したりしました。
大学での勉強について
留学先の大学では何を専攻していますか(する予定ですか)?それは何故ですか?
International Business を専攻しています。将来は留学で得た知識を生かして、国際的なビジネスに関わっていきたいと思っている為、International Businessを専攻しました。
今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?
Accounting の授業が大変です。複雑なルールや専門用語を理解する事がすごく大変です。
お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。
Global Business の授業がお気に入りです。教授自身が、今実際に計画している事業についてのディスカッションを行ったり、アジアについても常に触れるのですごく興味深い授業です。
どんな教授がいましたか?
教授によって授業の理解の進め方や、テストに難しさ、課題の量が大きく変わるので、友達から情報を集めたり、Rate my professor というWebsiteで調べるのをお勧めします。
一日どのくらいの勉強時間を取っていますか(授業時間、自習時間のそれぞれで)?主にどこで勉強していますか?
平日は一日3つの授業をとっており、その後3時間ほど働き、そのあと3~4時間程課題をしています。
日曜日は約4~5時間ほど勉強します。
アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?
多くの学生が、より高いGPAを取ろうと意欲的に学問に励んでいる気がします。授業によっては、毎週課題が出されるので、勉強時間も日本にいた時とは比べ物にならないほど平日は机に向かう時間が長いです。しかし、平日と休日のメリハリは凄くしっかりできていると思います。みんな平日はしっかり勉強する分、休日はパーティーを開いたり、お出かけしたりして遊びます。
最後に
アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。
4年間大学に進学する事で得られる語学力や知識、日本の大学生活では絶対に味わう事ができない経験は、将来のキャリアに繋がる自分の強みになると思います。