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グローバルスタディ アメリカ大学留学奨学金体験談 - ミズーリバレーカレッジ

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アメリカ大学留学奨学金プログラム 体験談

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アメリカ大学留学奨学金体験談(ミズーリ州)

ミズーリバレーカレッジ(Missouri Valley College)

様々な失敗や挫折を乗り越えて勉強以外にも人として成長

アメリカ大学留学奨学金プログラム

留学前について

留学前はどんな学生生活を送っていましたか?

Missouri Valley College

高校が英語に力を入れている学校でもあったため、英語の授業が多かった印象があります。また部活のダンスに毎日励んでいました。高校卒業後から留学までの間はTOEFLの勉強とアルバイトをしていました。

なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?

高校1年時に、カナダに短期留学した経験が、私の国際的視野を広げるきっかけとなりました。高校3年生まで日本の大学の国際系の学部を希望して受験勉強していたのですが、一番やりたいことを考え直した時、ただ単に英語を強化する勉強をするのではなく、英語を使って専門分野の勉強したいと思い、両親の勧めもあり、アメリカ大学進学を決めました。

なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?

ビーチ

アメリカ国内の中でも、勉強に集中出来る環境に行きたいと考えていました。こちらのプログラムでは比較的、日本人の少ない田舎の大学が多いと感じたので、利用致しました。

なぜ、今の大学を選びましたか?

高校を卒業してからTOEFLの勉強を始めたため、出願までに5ヶ月程しかありませんでした。目標にしていたスコアを取れなかったため、選択肢が狭かったことも理由の1つですが、最大の理由は、日本人がとても少なく、小規模であったからです。それにも関わらず学部数が多いので、選択出来る授業の種類が多いことも魅力でした。

留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?

未熟な英語力で、現地の人と同じ授業についていけるのか、友達は出来るのかと不安に感じていたことはたくさんありました。ですが分からなければ積極的に質問をし、ネイティヴの生徒よりは時間がかかりますが、課題をしっかりとこなすことでついていけるようになりました。

どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。

TOEFLには大変苦労しました。TOEFLの形式に慣れることがスコアアップの一番の方法だと感じました。本番同様の形式の問題集や過去問を使って、実践的な対策をすることをおすすめします。

留学中について

留学先で一番大変だったことは何ですか?

Dance Company

大量の課題をこなすこととテスト勉強です。授業内容が理解出来るようになっても、ネイティヴの生徒に比べると、課題もテスト勉強も大変時間がかかってしまいます。ですが教授がとても丁寧で、たくさんのアドバイスを頂けるので、なんとかこなせています。

留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。

大学のDance Companyに入ったことが、私の大学生活のなかで、大きな転機であったと思っています。中高6年間ダンス部に所属していたため、大学でもダンスが出来たらなと考えていました。balletの最初の授業の時に、教授にオーディションに誘われたのがきっかけでした。私以外はDanceを主専攻か副専攻にしている生徒なのですが、1学期に2回程Concertがあるので、その分、授業外の練習時間や土日の練習が多くて大変ですが、とても充実していて、私の好きなことなので、勉強の息抜きにもなっていると思っています。

留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?

ダンス

自分で考え、決断する力が強化されたと思っています。留学前は両親に頼りきりでしたが、異国で生活し、勉強するには自分一人で決断する力、そして周りの人のアドバイスを受け入れることが必要だということを強く感じています。

今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?

特にこれといったことはありませんが、友達ともっと遊ぶ時間が欲しかったです。ぎりぎりまでTOEFL勉強とアルバイトをしていたため、多くの友達にあまり会えなかったことが心残りでした。渡米前には日本でやりたいこと、食べたいもの、会いたい友達に会って、たくさんの思い出を作ることをおすすめします。

留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?

キャリア

国際的な視野、そして日本にいては気づくことの出来なかった日本の良さを同時に得られる素晴らしい環境だと思っています。ディスカッションがメインなクラスは大変ですが、創造性、協調性、そして主体性を培うことが出来ます。また様々な国からの留学生と関わりを持つ中で、異なった考え方を理解し、受け入れる柔軟性も今後社会に出た時に必要になると実感しています。

留学をしてよかったと思いますか?

はい。良かったです。留学を始めて、1年が過ぎましたが、未だに毎日が挑戦だと思っています。こうやって何かに向かって挑戦することは好きなので、充実している毎日です。

大学生活について

大学のサポート体制はどうでしたか?

ボーリング

文化の違いにより戸惑うことは多々ありましたが、最近は気にならなくなりました。サポート体制としてはしっかりしていると思います。student success centerというところにいるスタッフはとても親切で相談に行くと親身になって話を聞いてくれ、助けてくれます。留学生にもとても寛容であると感じています。

寮生活で良かったことは何ですか?

キャンパス内に寮があるため、どこの建物に行くにも近いことです。必要があれば授業と授業の合間に部屋に戻ることも可能です。

寮生活で困ったことはありましたか?

1年目はトイレ、シャワーが共同の部屋に住んでいたのですが、アメリカ人の使い方には愕然としました。清掃をする方がいらっしゃるのですが、週末になると汚いなと感じました。また、隣の部屋の音楽の音量や、話し声が非常にうるさい時は困りました。

休日は何をして過ごしていますか?

休日

寝不足が続いていることが多いので、土日はダンスの練習がない限り、11時頃まで寝ています。午後はダンスの練習か、立て込んでいる課題や授業の復習、テスト勉強をしています。

大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください

課題が立て込んでない限りほぼ毎日、時間を決めてジムに行くことを心がけています。勉強ばかりでは運動不足になりがちなのと、息抜きが必要だと感じているので、自由参加のズンバのクラスも週2で参加しています。それとダンスです。来学期からは新しく出来るダンスチームにも入ることが決まっているので、とても楽しみです。

どのようにして友人ができましたか?

食事

ダンスを通じて友達が増えました。あとは自分から積極的に話しかけてみることです。アジア人がとても少ない大学のため、自分の存在が珍しく感じてしまいがちですが、私たち留学生がアメリカ人に話しかけづらいと思うのと同様に、アメリカ人も留学生には少し話しかけづらいと思っていることを教授から聞きました。なにかのきっかけで話しかけてみると意外と簡単に仲良くなれると思うので、あまり心配しなくても大丈夫です。

周囲の学生にはどんな人がいましたか?

様々な国からの留学生が多いため、いろんな人がいるなと常々感じています。とても陽気な人、自分の意見をはっきり言う人、しっかり自分を持っている人、様々です。それを踏まえて留学して良かったと思えます。友達から学ぶことはいっぱいあります。

アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。

冬休み

やはり自由な国だと漠然と感じております。私の滞在している都市には遊ぶ所はほとんどなく、買い物に行くのにも車がないと行けないので、初めは環境の大きな変化に戸惑い、不便さを感じました。ですが誘惑がない分、勉強に集中できる良い環境だと思っています。

夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?

夏休みは3ヶ月あるので、日本に帰って家族、友達と旅行をしたり、アルバイトをしていました。1ヶ月間の冬休みはSan Franciscoにいる友人のところに2週間滞在した後、大学の先輩とLos Angeles, Las Vegas, Grand Canyonを旅行しました。たくさんの場所に行けてとても楽しかったです。春休みは10日間という短い間ですが、1年目は今のルームメイトとChicagoに行きました。2年目の今年は親友がカナダに短期留学しに来ていたので、5日間という短い時間でしたが、会いに行きました。残りの5日間はDance CompanyでACDA(American College Dance Association)という合宿のようなものに参加したためIndiana州に行きました。

大学での勉強について

留学先の大学では何を専攻していますか(する予定ですか)?それは何故ですか?

ダンス2

経済学を専攻しています。高校生の時から、国際政治に興味を持っていたため、この大学に入学した時は政治専攻だったのですが、ビジネスの授業をとっていくうちに、経済学の観点から、勉強してみたいと思うようになったのがきっかけです。日本の大学と違って、入学してから自分の興味に合わせて、専攻を変えられるのがアメリカの大学の良い点だと思います。

今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?

Honors Humanitiesという授業で、古代叙事詩を読み、それについてディスカッションを行う授業です。オデュッセイア、ラーマーヤナ、ギルガメシュの叙事詩などです。毎回の授業までに100ページずつくらい読む課題が出され、授業内で自分の意見を発言するのはとても大変なことでした。また1学期中に4つ、5?15ページのライティング課題もありました。もちろん主題は授業で読んだ古代叙事詩です。アメリカ人の学生でさえ、苦労していたのに、それを同じようにこなすことはいくら時間があっても足りないくらい大変でした。

お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。

ダンス3

会計学の授業です。進むペースが早いので予習も復習も必要で、テストも簡単ではないのですが、教授の授業の進め方が好きです。実践的なので、意欲が深まる気がします。バレエの授業は週2であって去年から取っているのですが、大好きです。

どんな教授がいましたか?

とても親切でフレンドリーな教授が多いように感じます。また課外授業として学校の外に連れていってくれる機会も何度かありました。様々な国の伝統的な食べ物を持ってきてくれる教授もいました。

一日どのくらいの勉強時間を取っていますか(授業時間、自習時間のそれぞれで)?主にどこで勉強していますか?

すべてを理解しないと気が済まない性格なので、日々の勉強時間は人一倍多いように感じます。今学期の授業時間は月水金が5時間で、火木が4時間ほどです。その後5~6時間は復習や課題に時間を費やしています。静かな場所で勉強したいので図書館に行くことを心がけています。土日は7、8時間勉強していることが多いです。

アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?

クリスマス

柔軟性に富んでいて、実践的な授業を受けられることだと思います。リベラルアーツのため、自分の専攻以外にも様々な分野の授業をとらなくてはいけないので、大変ですがその分興味も深まり楽しいです。課題が多いので、自習勉強の時間が日本の学生に比べると、アメリカの学生の方が多いと感じています。

アメリカの大学授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いです。アドバイスがあれば教えてください。

わたしも心配でした。1年目は教授が話していた内容を理解するのに必死でした。それでも授業に集中し、理解できるまで復習することで、テストではしっかり高得点をとることが出来ます。もちろん今でも毎日大変ですが、すべては努力次第だと実感しています。

最後に

アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。

アドバイス

自分に自信を持って、諦めなければ結果はついてくると強く実感できます。アメリカの大学に進学することは大きな選択ですが、様々な失敗や挫折を乗り越えて、勉強以外にも人として成長出来る環境です。様々な国からの留学生と関わることで、自分の考え方を見直すことも出来ますし、考えさせられることもたくさんあり、毎日が勉強です。新しいことに挑戦したい!と意欲的にもなれた気がしますし、それを寛容に受け入れてくれる体制がアメリカの大学にはあると思います。アメリカで学びたいという気持ちがあるのでしたら、迷わず挑戦してみてください。今しか出来ない貴重な経験にきっとなると思います!

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