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グローバルスタディ アメリカ大学留学奨学金体験談 - キャンベルズビル大学

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アメリカ大学留学奨学金プログラム 体験談

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アメリカ大学留学奨学金体験談(ケンタッキー州)

キャンベルズビル大学(Campbellsville University)

1日5~6時間の勉強で英語力アップ!高い目的意識が大切

アメリカ大学留学奨学金プログラム

留学前は英語が苦手でTOEFLスコアは iBT20点台(現在は71点)。留学1年目のESLコースでの頑張りがみのり、留学2年目から大学の授業をスタートしてバリバリ勉強しています。これか ら彼女は、ダンスを学べる環境がある、Missouri Valley Collegeへ転校します。

留学前~留学のきっかけ~

留学する前、高校生のときの英語が苦手だったと聞いてましたけど実際はどのくらい苦手だったんですか?

5段階で2でした(笑)

僕と一緒です(笑)。成績2ということは、本当に苦手だったんですね(笑)

オーラルコミュニケーションは得意だったんですけど、リーディング・ライティング・文法なんかは全くできなくて・・・。でも、コミュニケーションをとったり、あとなんか、映画をみたりするのは好きだったんで、抵抗なく一応授業は受けてたんですけど。

これは言い訳ですけど、授業があんまりおもしろくなかった。やっぱり本読んで文法を理解して、ただ教科書だけを読んでくだけの授業はあんまり好きじゃなくて・・・。

高校のときは本当に英語に興味がなかったんですね。アメリカの文化・音楽・映画にはすごい興味があって、自分で洋楽を聴いたり映画を見たりしてたんですけど・・・。

留学をしようと思ったのはいつだったの?

高3の夏、みんなが受験勉強に励みだして、私もどうにきゃしなきゃみたいな・・・(笑)。留学というのは、小さい頃からあんまり頭になくて、高2~3あたりからちょっとずつ・・・。
日本の大学に全然興味がなくて、受験というものを経験したことなかったんで、受験というものに抵抗があったんです。といっても予備校は高いじゃないですか。

留学に興味を持ったキッカケはあるんですか?

体験談

高3あたりから、ダンスを小さい頃からやってて、ずっとジャズダンス・ヒップホップと色んな種類をやってきたんですけど、ロスに拠点を構えるトニー ティーダンススクールという渋谷のスクールに行ったときに、向こうのスタイルがとても気にいってアメリカに興味を持ち始めたんですね。今まで自分がやって きたことと全然違っていて、すごい魅力的で自分に合っているちと思ったんですね。それからですね、アメリカを意識し始めたのは。で、高3で自
分の進路を考え始めたときに、アメリカが進路の中にあったんです。

先生や親御さんからは反対されなかった?

私の学校はAO入試や推薦に強かったので、親や学校の先生から日本の大学も勧められたですね。で、一応、舞踊系の学部を持つ大学のオープンキャンパ スに行ってみたんですけど、全然納得できなくて・・・。そんなときに、母親からこの「奨学金プログラム」を紹介されたんですね。
でも始めは、「(奨学金プログラムが)随分虫のいいはなし~」みたいな感じだったんです(笑)だって「こんなに(スカラーシップを)もらえていいの~?そ んなに勉強もできないし、特別なテストを受けるわけでもないじゃないですか。しかもスカラーシップをもらえる・・・怪しいんじゃないの~?」みたいな感じ だったんです(笑)

実際アメリカに留学すると決めたあと、留学に不安はなかったですか?

すごい不安でしたけど、ダンスをやりたいというのが一番にあったので、心配よりやりたいことが上回ってたんです。もともと、アメリカの文化が好きだったんで、馴染めるかどうかの不安はなかったですけど。もちろん、寂しいというのはありました。

留学当初~友人・寮生活~

アメリカに行って、いきなり英語でコミュニケーションをとることは難しいと思いますが、最初はどうでしたか?

キャンベルズビル大学

全然しゃべれませんでした。なんで英語なんて話さないといけないの!!なんて思ってました(笑)
始めの1ヶ月か2ヶ月は日本人の仲間と一緒にいたんですけど、「日本人の友達をつくりに来たわけじゃない!」と思って、一人でいるようになったら、他のイ ンターナショナルの友達ができてきたんです。コリアンだったり、ブラジル人だったり。そういう人達と仲良くなると、アメリカ人といきなり話すのは大変だけ ど、他のインターナショナルの人たちだと立場的に同じだから、すごくリラックスして話せてました。インターナショナルの友達は、自分も上手くしゃべれない から、あなたの英語も理解してあげようとする理解力があって、そんな友達ができたのが良かったですね。

友達はたくさんできました?

うん、インターナショナルな友達が増えました。モンゴル人の友達もいますよ。やっぱり、人間観関係がちょっとゴチャゴチャしたときに「ちょっと聞いてよ~」っていうのを、英語でトライして一生懸命相談したり、相手もワケわかんない英語でアドバイスをくれたり(笑)

友達になるキッカケは何だったの?

クラスが一緒、寮で部屋がとなりだったり、ルームメイトだったり。。

寮生活で困ったことはありましたか?

Campbellsville University

今のルームメートはアメリカ人で、個人的には問題ないんですけど、ルームメイトが合わないと大変だと思います、二人部屋だから。しかも狭い部屋だし。

寮の食事は?

カフェテリアでとってます。ブッフェ形式で、朝・昼・晩、なんでもある感じです。そんない美味しくはないですけど、私は割りとなんでも食べられる方なので・・・(笑)ただ、食べすぎないようには気をつけてます。

留学1年目~ESL(英語コース)~

大学のESLコースには、どんな授業があるんですか?

ケンタッキー州

朝からスピーキング、リスニング、リーディング、グラマー、ライティングと全部あります。一日5時間あります。水曜が休みで、週4日間。少人数で5~6人、多くて10人くらいで授業を受けます。

先生はたくさんいるの?

先生はたくさんいます。キャンプベルスビルのESLは本当にいいと思います。先生はみんなフレンドリーで、インターナショナルの生徒に教えてきた経 験が長い人が多いから、親身になってくれます。あとは、キャンプベルスビル大学が、インターナショナルの学生に英語を教えるメジャーがあるんで、その専攻 を修了して卒業した学生が教えにきてくれたり。だから、若い先生と年をとった先生がいますね。

先生とは普段からコミュニケーションをとる機会は多いんですか?

はい。少人数だし、ペーパーを書いてわからなければなんでも聞けるし。先生も「いつでもメールしなさい、電話しなさい!」とかなんでも言ってくれます。

先生が学期中に入れ替わってしまうことはないんですか?

それはなかったです。始めに学力テストを受けて、クラスが分けられたら、そのクラスについた先生が、1学期間教えてくれます。リスニングはこの先生、ライティングはあの先生といった感じで、1学期間はず~っと同じ先生ですね。

大学の学部でまなぶための勉強を、生徒5~6人のグループで勉強していくんだ。

小さい教室で、みんなで輪になってゲームもしたりしますけど、大学に行って困らないための英語力をつける授業なので、本当に実践的でした。

レポートを書いても一人ひとり個人的にミーティングがあって、「ここをこうしなさい」って直接、一対一のやりとりをしてくれます。

スピーキングだったら、カンバセーションの練習もありますけど、その他にレベルに合わせて、スピーチとかプレゼンの練習とか。レベルが高くなるにつれて、大学の授業に合わせた英語力をつけるようになってます。

ESLはすごいいいですよ。朝から晩まで英語漬けですけど・・・(笑)でも、効果的というか、高校の頃の授業とは違いましたね。

浦部さんの留学当初のTOEFLスコアが"20"点代。今は、確か"71"まで上げられましたね。浦部さんが、短期間で英語力を伸ばせた秘訣は何でしょう?

やっぱり先生がアメリカ人なんで、先生をいっぱい利用してました。
わかんない単語があった時に、先生に「こういう時ってどうやって言うの?」「こういう風なことを伝える単語を探してるんだけど・・・」って、例えばシチュ エーションを伝えたら、先生が「それは、こういう単語を使うんだよ」みたいに、先生とのコミュニケーションで"英語を英語で理解する"。それがすごく自分 に合ってました。頭の中に単語のイメージができるというか、具体的にはわからないけど、「あっ、そういうことなのか!」というのが英語で理解できるってい うのが、早く英語力を伸ばすのにプラスになったのかな・・・と思います。

留学1年目のESLのときは、授業以外にどれくらいに勉強してました?

ESLが終わるのが夕方4時なんですけど、そこから帰ってきて、5時6時くらいに夕食なんですね。で、その後部屋に帰ってきて、大体夜中の12時く らいまで。勉強というか、宿題が終わらないんですよ!!全部の教科(5教科)から宿題がでるんで。「ここの問題集をやってきなさ~い」「ここ読んできな さ~い」とか「これだけのエッセイを書いてきなさ~い」とかあるんですけど、それを終わらせるのにそれくらい時間がかかってたんです。

とにかく英語力がなかったんで、例えば「これを読みなさ~い」って言われても、その内容を理解するまでに辞書をひきながらすごい時間がかかってたんです。

かなり真面目に取り組んだんですね!

他にすることがないから・・・(笑)なんていうのもありますけど、やっぱり英語ができないくやしさがありましたよね。後は日本人とか他の留学生とか も、自分より英語ができる人が多かったので、それに対して負けず嫌いなところがあるので「私も早くできるようになんなきゃ!」って思ってました。

今は大学の学部の授業を受けてますけど、勉強が全然楽になりましたね。ESLが大分キツかったんで、今は自分である程度、この程度勉強すれば自分は これだけできるっていう自分なりの要領をつかめました。今だったら、ESLの頃に出された課題で3時間かかってたのを、1時間で終わらせられるぐらいに なってると思います。

留学2年目~大学学部での授業~

それでは、大学の学部の授業を受けてからの平日のスケジュールを聞いてみたいんですが。

Kentucky

毎朝8時から授業なんですよ(笑)!なので、大体7時に起床して、7時半にカフェテリアで朝ごはんを食べてます。で、8時と9時、11時から50分の授業があります。

午後は大体、学内のスポーツジムに行って走ったり、宿題したり昼寝したりしてます(笑)5時6時から夕食なので、その時間までは、部屋を片付けたり、洗濯したり、宿題したり、図書館に行って調べものをしたり・・・。あとは友達と話たり、12時には寝てました。

午前中に集中して授業を受けてたんですね?

午前中に全部授業を入れちゃってましたね。夜が好きな人は、夜に授業を入れる人もいますよ。社会人向けにも結構クラスがあるんです。

今は、アメリカに行ってから2年経ちました。今の大学は自分に合ってますか?

合ってないです(笑)今の大学ではダンスができないんで・・・。だから今、(奨学金を受けられる)別の大学へ転校の手続きを進めてもらってます。最 初の1年のESLの間は、「英語を勉強してそれでいいんだ!」ってけりをつけて行ったんですけど、ダンスの生活から急にダンスができなくなったんで、結構 ストレスでしたね(笑)そのかわり、この冬にニューヨークのダンススタジオに通ってました。

アメリカの授業についていくのに困ったことはありませんか?

普段の授業では、テキストを読んで先生の授業も理解できるしノートもとれるし、問題ありません。

ノートテイキングは学校で教えてくれたんですか?

最初のESLで多少学びました。後は、自分なりにこういう風にノートをとればわかりやすいって、自分でコツをつかむことが大切だと思います。親切な先生は、「私の授業はこうノートとりなさい」って言ってくれる人もいます。最初は大変ですけど、慣れれば大丈夫です。

~週末の過ごし方~

土日は何をしてるんですか?

週末の過ごし方

土日は買い物行ったり遊びに行ったりすることもありますけど、大体は、課題をやっていることが多いです。あとは、友達と映画を見てたり・・・。でも、いっつも教科書を開いている感じです。
他には、学校のフットボールの試合を見に行ったり、バレーボールの試合、バレー部に友達が多くて、アフリカンやブラジル人の友達が多かったので、よく応援に行ってましたね。後は、リラックスするために寝てました。

~浦部さんの今後について~

これから大学の専攻はどうするんですか?

次の学期からは、ダンスのマイナーがミズーリバレーカレッジにあるので、そこでダンスを学びつつ、メジャーをスポーツ科学的な方面か、全然違うサイコロジーかフィロソフィーか・・・まだ考え中です。

大学卒業後の目標はありますか?

大学院にも行きたいんですが、まだ悩んでいます。最終的な目標は、自分のダンススタジオを持つことです。教えることがすきなので、スキルを兼ね備えた先生になりたいんですけど。

向こうのエデュケーションメジャーをとってしまうと、ケンタッキー州の教育プログラムにしたがってやらないといけないので、ケンタッキー州の先生にしかなれないんですね。なので、それはやめました。

~アメリカの大学の魅力~

実際に留学をして、アメリカの大学の魅力は何だと思います?

選択肢がいっぱいあるのが、アメリカの大学の魅力ですね。日本だったら、文系・理系ってきめちゃったらそれしかないじゃないですか。例えば、医学部 に入ったら、その勉強しかしないですし、途中で音楽やりたいアートを学びたいと思っても、それは難しいですよね。アメリカだったら、ちょっとこの勉強をし てみたいな、と思ったら、クラスに参加してちょっとかじってみることができるんですね。それがアメリカの大学の魅力だと思いますね。

~これからの留学生へのメッセージ~

これから留学される方のために、留学する前の自分を振り返ってみてアドバイスできることはありますか?

あります。自分がやりたいことがはっきりないと、アメリカに行ってすごいつらいと思います。目的意識をもって「これをやりに来たんだ」っていうこと がないと。大学で多くの留学生をみてきましたけど、「英語が好きだから」とか「なんとなくアメリカが好き」ってきてしまうと、何をしたら良いのかわからな くなってしまうんですよね。

なるほど。目的意識がはっきりしていないと、長い留学生活を送るのは大変かもしれませんね。

そうですね。日本ってかなり恵まれている国なので、日本人は、アメリカに行ってがっかりすることが多いと思います。日本は、交通機関も揃ってるし、 近くにコンビにもありますし。でも、大学は田舎にあるので、日本にいるより不便なことが多いんですよね。例えば寮生活をしていても、バス・トイレは共同だ し、キッチンはないし、カフェテリアに行かないとご飯を食べれないし、車がないとどこにもいけない環境なので、友達に連絡して車をだしてもらうみたいに、 ステップをふまないと外に出られないから、日本にいたときよりも面倒くさいことの方が多いんですよね。

もし、留学前にアメリカ生活を夢をみて、「向こうにいったら"こんな生活できる"」なんて思ってるとガッカリ↓なんてことが多いと思います(笑)。

なので最初に言いましたけど、「やりたいことがあって来たんだ」っていうことをはっきりもっておくことが大切だと思います。周りで頑張れている人って、そんな人が多いんですよね。

最後の質問です。留学してよかったですか?

カウンセラーと

良かったです。色んな意味で、いいところも悪いところも分かるんで。夢に描いてたイメージと多少違うこともあったんですね、すごい田舎だし。あと は、アメリカ人に対するイメージも変わったし、日本に対するイメージも変わりました。家族に対しても感謝の気持ちがもっと増えたし。アメリカに実際行って みて、「こんなもんなんだ」「こんな素敵なこともあるんだ」って、実際に自分で見れたことで、色んな意味で成長できました。

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