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アメリカ大学留学奨学金体験談(ウィスコンシン州)
ウィスコンシン大学スペリオル校(University of Wisconsin Superior)
費用と英語力の面でアメリカの大学に進学することを悩んでいました

- 川島 未羽 さん
- ウィスコンシン大学スペリオル校(University of Wisconsin Superior / ウィスコンシン州)
- 専攻:biochemistry
- 出身校:市川高等学校
- 留学期間:2024年8月~(卒業予定)2028年5月
留学前について
留学前はどんな学生生活を送っていましたか?
海外大学進学を決めた高校二年生からは英語と定期テストの勉強を並行して行っていました。定期テストが終わった高校三年生の三学期からは英語の勉強のみに集中して、アルバイトは高校卒業後から始めました。英語学習はは主にTOEFLやDuolingo English Testなどの試験対策のため、英語での教科学習に耳を慣らすために、Khan AcademyやYouTubeなどを活用して、取り組んでいました。
なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?
中学生の時に一ヶ月ホームステイしてからアメリカの高校へ通うことに憧れがありましたが、コロナの流行によって叶えることができなかったので、大学はアメリカで進学することに決めました。また、アメリカと日本の大学を比べた時にまだ将来やりたいことが決まっていない私には専攻を変えやすいことや自分が興味ある授業がとりやすいこと、そして都市から離れた大学は生徒数が少なく授業が少人数で発言しやすい雰囲気で行われることなどのアメリカの大学の特徴が自分に合っているqと思い、アメリカの大学進学を選びました。
なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?
知人がグローバルスタディを使ってアメリカ進学をしていたので、この奨学金プログラムを知りました。私の専攻は珍しくなかったので、大学を決める軸の一つとなったのは費用でした。他の大学留学のエージェントと比べ、を何千とある大学の中で奨学金を含めた予算をもとに大学を決めるところに魅力を感じたので最終的にこの奨学金留学プログラムを利用しました。
なぜ、今の大学を選びましたか?
奨学金を含めた学費が安い大学の中から、程よく田舎で治安が良い場所を選びました。
留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?
いくら勉強しても大学レベルには足りていないのではないかという語学力面での不安と、アメリカ生活に上手く馴染むことができるかが不安でした。
どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。
TOEFLとDuolingo English Testを受験するうえでネットで過去問を拾ってきて、何回も解いていきました。単語はTOEFL3800と単語アプリを使って対策を行いました。Cousera やKhan academyなど無料で教科勉強をできるサイトを使い、アカデミックな英単語を学びました。
留学中について
留学先で一番大変だったことは何ですか?
留学生が多い大学なのでアメリカ人の友人を作ることに苦労しました。授業が終わって、部屋に籠ってしまえば日本と大して変わりない環境なのでみんなと交流するためにイベントに参加したり、アメリカ人の友人繋がりで新たに知り合ったりとコミュニティを広げていきました。
留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。
授業内でわからないことがあったらそのままにせず、どうにかなってします前に誰かに聞くようにする癖をつけたことです。また、元々出不精でインドアでしたが興味のある学内のイベントがあれば参加するようにしました。
留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?
大学入学準備や様々な課題を通して先延ばし癖が改善されました。
今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?
大学がオファーする奨学金以外の奨学金への応募です。海外大学進学のための奨学金の殆どは入学準備の段階の人達が対象であるので、大学決めと並行して奨学金応募の準備を進めるべきだったと後悔しています。
留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?
留学中に得た語学力と人脈で、日本に限らず好きな国で仕事ができると思います。
留学をしてよかったと思いますか?
よかったと思います。
大学生活について

大学のサポート体制はどうでしたか?
留学生にサポートが行き届いている大学だと思います。授業開始前の一週間ほどかけて行われたオリエンテーションでは新入生全体のものだけでなく留学生のみが参加するオリエンテーションがあり、留学生同士のコミュニティもでき、学校生活に対しての不安が解消されてから、授業開始日を迎えられました。
寮生活で良かったことは何ですか?
寮に住んでいる友達とはすぐに会うことできることです。留学生友達とはお互いの国料理を紹介し合ったり、誰かが体調不良になったら助け合うことできるので寮生活でよかったと思っています。
寮生活で困ったことはありましたか?
寮内にキッチンと洗濯室が地下室に一箇所ずつしかないところです。いちいちWi-Fiが弱い地下に行くのが面倒です。
休日は何をして過ごしていますか?
週末出される課題は、期限が月曜であることが殆どなので、土曜日は一旦自由に過ごして、日曜日に課題や予習に取り組んでいます。
大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください。
大学内の日本人クラブでクラブ長を務めています。日本の文化を広めるために年中行事を行ったり邦画の上映会などを行っています。
どのようにして友人ができましたか?
学校が主催するオリエンテーションの期間に友人ができました。後半では専攻ごとに固まってオリエンテーションを受けたので、授業を一緒に受ける友達もこの期間に作ることができました。
周囲の学生にはどんな人がいましたか?
大学生に混ざって授業を受けている地元の高校生がいました。高校の時に大学の授業を終わらせているので、大学生になる時にはその授業が免除になって、早く卒業できたり、授業選択の幅が広がるのはいいなと思いました。
アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。
ウィスコンシン州は近くにスペリオル湖もあり自然豊かな州です。全体的に田舎なので、移動には車が必須だと感じました。ですが、ミネアポリスやシカゴなどの都市が近くにあるので、休暇中に遊びに行く友人も多いです。
夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?
冬休みはアメリカに滞在していましたが、夏休みは留学のための費用を賄うためにアルバイトをしていました。
大学での勉強について
留学先の大学では何を専攻していますか?それは何故ですか?
現在は生化学を専攻、数学を副専攻しています。専攻は、将来化粧品研究をしたいことから生化学にしました。また、専攻のための数学を取る必要があり、授業を受ける中で興味を持ち、より深く学びたいと思ったので副専攻を取ることにしました。
今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?
一番大変だった科目は生物です。高校時代に生物基礎のみ履修していたので、馴染みのない単語を大量に暗記しなければならないことが大変でした。
お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。
数学の授業です。私自身が数学好きということもありますが、教授が柔軟に対応してくださったのでた、ストレスなく授業を楽しんで受けることができました。
どんな教授がいましたか?
授業内への積極的な参加を生徒に求める教授が多く、良い成績を取るために出席や授業内での姿勢が重要だと思いました。
一日どのくらいの勉強時間を取っていますか?主にどこで勉強していますか?
テスト期間でなければ、平日に課題のために二時間、休日は復習と課題に五時間を°勉強しています。テスト期間中はほぼ一日中勉強しています。1人だと集中できないので、主に図書館や寮のロビーで勉強しています。
アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?
日本とは違いアメリカでは申請するだけで専攻を変えることができます。そのため、入学の段階で専攻をまだ決めてない学生や学期の途中で専攻を変える学生も多くいました。日本では自分が将来何をするか目標が決まっていない時はとても不安でしたが、アメリカに来てから学んでいく中で決めることができるのはいいなと思いました。
アメリカの大学授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いです。アドバイスがあれば教えてください。
授業で使うパワーポイントを前もって共有する教授が多いので、授業時間外に予習復習を十分に行えば、問題なくついていけると思います。また、自分一人では厳しいと感じても、教授やクラスメイトなどち使えるものを最大限使うと課題やテストもこなしていけると思います。
最後に
アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。
私は費用と英語力の面でアメリカの大学に進学することを悩んでいました。しかし、悩んでばかりで自分の不安を煽ることに時間を費やさずに奨学金への準備や英語力向上のためのに早く行動するべきだったと思っています。結局アメリカ進学しないことになっても、準備していく中で得られることも沢山ありますし、上手くいっても失敗しても全ての経験は自分自身の成長につながると思います。留学は大変ですが、一つ一つ確実にこなしていけば、難しくないです。留学を目指す皆さんを応援しています。