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アメリカ大学奨学金留学体験談 - ウィスコンシン大学スーペリア校

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アメリカ大学奨学金留学プログラム 体験談

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アメリカ大学奨学金留学体験談(ウィスコンシン州)

ウィスコンシン大学スーペリア校(University of Wisconsin-Superior)

お金より使えるものは自分自身が経験し得た知識

アメリカ大学奨学金留学体験談69

留学前について

留学前はどんな学生生活を送っていましたか?

留学前について

私はCommunity Collegeを卒業後、日本に1年滞在していました。学校には行かず、4年制大学へ転校するためIELTSのスコアを上げるため勉強したり、また向こうで生活するためのお金を稼いでいました。他にはボランティア活動を少し行っていました。こういう経験は履歴書にも今後の自分の引き出しにもなるので、積極的に行っていました。

なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?

高校を卒業した先輩たちが、口をそろえて大学が面白くないと話していたからです。私の高校は日本の大学でできることができるような大学でした。個人尊重をかかげ、制服や厳しいルールもなく自由と平等の高校、しかし同時に責任を問われました。おそらく、なにも変わらないと聞いていた日本の大学に何の期待も持てなくて外の世界に興味を持ちました。

なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?

母親しかいなく大学はお金がかかるからです。快く送りだしてくれる母の助けになるならと応募しました。

なぜ、今の大学を選びましたか?

ウィスコンシン大学スーペリア校

今の大学は他と比べて小さめです。ですが人との繋がりがより近くなるとともに恥ずかしがり屋でもクラス内での発言が気持ち的に楽だと考えました。あとは留学生の人数が多いと聞きました。(実際、小さいわりにたくさんいました(笑))自然も多く、知り合えた人たちと楽しめる幅が広いと思ったので今の大学を選びました。

留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?

ないです。すいません(笑)強いて言えば、-30℃の地にいくのにどんな服を持っていけばいいのか分からない不安がありました。

どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。

私は勉強が苦手です。単語を覚えたり文法を考えたり。ですが あ、これ知っていると思い出せたとき、使えたときはとてもうれしくなります。なので楽しくやることにしました。苦手なspeaking をドラマや映画で見ながらメモを取り、どういう単語か調べたり文法を確認したり。あとは本です。知っている内容の本とかだと読みやすいです。有名なものでも子供向けのものでも今は本屋さんにたくさんあります。子供用の本でも文法、言い回しが学べます。単語は何回も何回も学ぶしかありません。覚えたと思っていても少ししてからまた確認するといいでしょう。

留学中について

留学先で一番大変だったことは何ですか?

留学中について

勉強です。ついていくのに必死です。ただこれは皆さんが思うことだと思います。

私的には、文化の違いです。分かり合おうとすることは簡単ですが、完全に理解することがたまにできないことがあります。日本人同士でもなるので他の国の人とはさらに時間がかかります。当たり前と思っていたことは他の国の人にとっては当たり前ではないのです。その努力を怠らないことがいいと思います。

留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。

校内でのアルバイトで寮母さんという仕事があります。応募した生徒の中から選ばれるため履歴書を提出し面接を通してたくさんの中から選ばれました!!この仕事は一年の寮費と食事が無料になるのです。ここでも母の助けになれたかなと思うと挑戦してよかったです。

留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?

ほかの国からきた人達と歩み寄ることが少しできました。また、その文化の違いが簡単に和解できないものだと思いました。差別もありました。私の中での変化は他者を思いやろうとする努力が増えました。

あとは好きな食べ物が脂っこくなってしまいました・・・

今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?

お金を貯めること、話の引き出しを増やすのにいろんな経験を増やしておくこと、ですかね。

留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?

留学で得たこと

将来環境問題に取り組んだ仕事をしたときその問題をとくため多くの人と会話をしたことで得た繋がり、また他者を尊重する姿勢、外の可能性に常に目を光らせ新しいことにも古いことにも興味を持つこと、これらは学校や職場関係なく大切なことだと思います。自分から周りを巻き込むぐらいの姿勢で積極的に動くことで、運さえも自分次第では手につかめると習ったことがあります。その通りだと思いますし、留学でたくさん得るものを得れば仕事が決まっていなくても選べる幅が広くなります。

留学をしてよかったと思いますか?

はい。世界が広がります。知識をつけることで考えていたことが180度変わったり、性格が変わったり、甘やかしてくれる人が近くにいないというのは忍耐力の向上にもつながります。終わった後の達成感が自分の自信にもつながります。

大学生活について

大学のサポート体制はどうでしたか?

大学生活について

とてもよかったです。学期終わりに留学生を呼び会議を行いました。主に、留学生とアメリカの生徒や先生との関係性、学校にあるお店への要望、交通の便、ひとりひとりの要望など。この会議は留学生を受け入れているトップのリーダーが自らメモを取り、またその集まった生徒のために無料で夕飯をいただきました。こういう集い以外でも今いる学校は無料でご飯やスナックを与えてくれます。留学していてお金をあまり使いたくない私からするととてもうれしいです。

一度 近くの工場が爆発し避難することがありました。その時の学校と近くの町の対応が素晴らしかったです。学校が寮の部屋すべてを確認し荷物を持たせ、すぐに無料のバスを手配し、更に無料で近くの施設やホテルに泊まらせていただきました。バスに乗り降りするさいにも名前を必ず確認し、アメニティも無料でいただきました。避難命令が出てからすぐにここまでの対応をしたことが素晴らしいと思いました。この大学のサポートは挙げたらきりがないくらい素晴らしいので、この二つだけに絞りました。(笑)

寮生活で良かったことは何ですか?

同じ授業を取っているクラスメイトと簡単にやり取りができたり、テスト勉強をしたり、質問しあえるところです。他には、モノの貸し借りが楽です。あ、これがない!と思ってもすぐに頼めるので少し安心できます。たまに愉快な人がいたりでうるさい時もありますが、何かあってもあほなことをしている人を見ると何に悩んでいるのだろうと気が楽になったりします。ルームメイトとは合う合わないがありますが、私はわりと気にしないスタンスで構えていたので問題なくむしろ楽しかったです。車を持っていたのでスーパーに連れて行ってもらうことがありました。知らない人がほとんどでしたが、同じ場所に住む学生家族みたいな感じで安心感がありました。

寮生活で困ったことはありましたか?

これはトイレですね。時間によっちゃ汚いです・・・。 平等をとても大切にしている学校なので男女共同です。なのでまあ使い方にもよりますが流し忘れだったり詰まっていたり・・・これが常ではないですが見たくないですね(笑)

休日は何をして過ごしていますか?

休日

最初の学期に休みという休みがあった記憶はありません。とにかく勉強しないと追いつけなくて、休みも朝から晩まで専攻していた生物の単語を覚えたり、内容を理解したりしていました。おそらく、理系などの専攻は特に小テストやテストが他のクラスと比べて多いと思います。なので宿題を一つ一つこなしていくというよりは、常に勉強して理解を高めなくてはいけません。大きな休みがあったりしたときは友達とカヤック、キャンプ、ハイキング、あとは買い物や一緒にご飯作って食べたりしました。

大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください。

ボランティアや日本語のチューターをしました。といっても数えられる程度ですが、私の学校では生徒と地元の方に向けて様々なイベントがあります。例えば、地元の子供たちに体験学習として理系系の教授たちが授業を行ったり生徒が出し物をしたりするためのお手伝いをしました。日本語のチューターはどの学校でも求められるものだと思います。一度教えてみることを経験するのもいいと思います。

どのようにして友人ができましたか?

私の学校では最初にオリエンテーションがたくさんありました。はじましての人が多いので話しかけてくれる人も多いです。クラスではわからないことをクラスメイトに聞いて仲良くなったりすることがあります。自分の話をオープンに話すことや相手の国の知っていることとか興味があることを聞いてみるのも話が広がっていいと思います。ただ相手を悪い気分にさせるような安易な発言は控えたほうがいいと思います。国によっては相手があなたに悪い印象を持つような気持にさせたりします。

周囲の学生にはどんな人がいましたか?

高校を卒業してすぐの方や、年配の方、子供をつれてくる生徒、いろんな方がいます。特にアジア圏は私より年下が多いですけど、ヨーロッパやアフリカ圏は同い年が多かったです。 自分の引き出しを増やすためにいろんな人と話すようにしていて、意外と年配の方は甘やかしてくれるので嬉しかったりします。

アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。

州や都市について

わたしが住んでいるとこは田舎です。そして一番寒い時で‐25℃になるほど寒いので、基本的にみんな冬に外に出て歩くということはないです。あとは白人社会です。外との交じりが少ないところにいる人間は、純粋に興味を持ってくれているとともに、悪意がなくとも傷つけてくることがあります。友達になったチュニジアの人は顔が似ているがために迫害を受けました。その子は"国から逃げてきたのか?" "お金が必要か?"など聞かれていて胸が痛くなりました。そういうことを聞くのは地元の方です。意外と自分の国が何をこれまでしてきたのかについての意識は薄く、差別を差別と思っていない発言も多いと感じました。同時に私もアメリカの表面しか知らないこともたくさんあるので、自分がどう思うかしっかり言葉にする方がいいです。特に宗教関係なども。ハワイにいたときのほうがお互いの違いを認め合い、うまく調和していろんな人が住んでいるように感じました。場所によっても人によっても違いますが、小さい社会の方がその傾向にあると思いました。

夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?

私はいつもバイトをします。お金が貯められる時期ですね。あと大事にしたいと思っていることは、家のことを率先して行うことです。私の家は祖父母と母が暮らしています。妹はマレーシアにいて家事の負担が祖母や母にかかります。いつも支えてもらっていてその上お金も払ってくれているので一時帰国の時だけでもなるべく家事をやるようにしています。あとは次のクラスが難しそうならそのクラスの単語などを勉強します。

大学での勉強について

留学先の大学では何を専攻していますか(する予定ですか)?それは何故ですか?

大学での勉強について

Environmental Science です。元々天候学を学びたくてハワイに行ったので、今いるところでもそれに関係することが学びたくてそれを選びました。自然の偉大さが好きなのだと思います。

今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?

生物学とBritish Poetryのクラスです。生物はとにかくテストテストの毎日と、覚える単語が本当に多いです。毎時間単語や仕組みとにらめっこです。

British Poetryは酷でした。単に先生との相性が悪かったのとやり方が難しかったです。勉強しても答えられないと判断され回答権を得られないまま成績も引かれました。こういうのは話し合って解決することがいいと思いますが、なかには理解してくれない先生もいるのでRate my Professor というサイトで先生の評価を調べてから授業選択することをお勧めします。

お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。

Environmental Study とBiologyです。Environmental Studyはdiscussion のクラスで毎回いろんな環境問題を話すことができました。その中で日本のことをたくさん話すことができて楽しかったのと、日本のことを知ってもらえるいい機会でした。

Biologyはやり切った感があるので誇らしい感があります。(笑)本当に大変だったのでお気に入りというより記憶に残るクラスです。

どんな教授がいましたか?

年配の方が多くいると感じました。30代くらいの先生は数少ないと思います。アメリカ人じゃない先生もいます。丁寧な先生もいますし無謀だなぁと思う先生もいます。比較的、留学生にはどの教科の教授も協力的です。

一日どのくらいの勉強時間を取っていますか(授業時間、自習時間のそれぞれで)?主にどこで勉強していますか?

自習時間

クラスはだいたい1日に3時間以上あります。自習は宿題時間を含め7時間はしています。週末やテスト近くなるとそれ以上です。覚えが悪いのでいつも時間かかるので、日ごろからやっています。

アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?

日本の大学、またはアメリカの小中高を知らないので何とも言えません。すいません。

アメリカの大学授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いです。アドバイスがあれば教えてください。

頑張るしかありません。常に忍耐です。その中でも休みをしっかりとり、好きなことやたくさん人と話すこともお勧めします。ストレスをたまには発散しないと勉強にも支障が出ます。遊ぶときは遊ぶ、勉強は勉強です。あとわからないことはとにかく質問です。先生やクラスメイトに聞いて授業を自分にとってやりやすいようにします。

最後に

アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。

アドバイス

お金で迷っている方なら行った方がいいと思います。そのほかの不安もある方もいると思いますが行ってから後悔するのは最初の半年くらいです。後々少しでも良かったなと思うことが小さいことでも出てくると思います。お金より使えるものは自分自身が経験し得た知識です。その引き出しが豊富だと単純に話をするだけでも面白いです。留学はいろんな文化や自分との葛藤でもみくちゃにされますが鍛えられます。日本でもできることはあるかもしれませんが、外に出ると本当にいろんな方がいます。行ってみたいという理由で充分だと思います、本格的に行きたい理由は後付けでも大丈夫です。先が見えなくてもいいのです。私は今も見えていません。見なきゃいけないものは来るべき時に来るのでまずは飛び込むバトンを渡せますように。
頑張ってください。

ありがとうございました。

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