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マレーシアの都市情報
クアラルンプール(Kuala Lumpur / KL)

クアラルンプールはマレーシアの首都で、首都圏を構成するスバン・ジャヤの人口は約180万人、近隣首都圏(クラン、シャー・アラム、ペタリン・ジャヤ、チェラスがあるセランゴール州)を加えると人口約650万人となる大都市圏を形成しています。東南アジアで有数の都市であり、人気の観光都市でもあります。英語表記では「Kuala Lumpur」(クアラ・ルンプール)となり「KL」と省略されることが多いです。マレーシアの連邦直轄領でどこの州にも属していません。マレー半島の南部、マレーシアの半島部分の中央に位置しています。マレーシアの経済の中心で、1999年に行政政治の中心はプトラジャヤ特別行政区(南に約25km)に移転しました。二つの都市はKLIAトランジットという空港方面の高速鉄道で結ばれています。
多民族国家マレーシアの首都らしく、平和で多彩な文化が混ざり合う魅力的な街です。東南アジアの大都市には珍しく、市街地が清潔で治安がいいことも特徴的です。近年は高速道路や市内鉄道・モノレールなどのインフラ開発が進み、豊かな緑と高層ビルが立ち並ぶ東南アジア有数の近代都市のひとつです。
イポー(Ipoh)

クアラルンプール(KL)の約200km北にある、イポー (Ipoh) は、マレーシアペラ州の州都でマレーシア第2の都市とされる。英国植民地時代の面影を感じられる西洋式の建築物や街並みが残っていて風情がある。また、華人が多く、中国色の強い地域として知られている。KLからマレー鉄道公社(KTM)で2時間ほど。郊外には、温泉と宿泊施設をそろえたロストワールドや、避暑地として人気の高いキャメロン高原への玄関口として知られている。また、リゾート・アイランドとして知られるパンコール島へも車で1時間半ほどで行けるため人気を集めています。
ジョホールバル(Johor Bahru)

ジョホールバルは、ジョホール州の州都で、人口は約50万人、マレー半島の南端に位置しています。ジョホール海峡を挟んだ対岸1km先にシンガポールを臨み、マレーシアの入国審査場を抜けてすぐに市街地があり、バスやタクシー、鉄道で国境を超えることができ、シンガポールとの相互往来が盛んです。
シンガポール観光客の日帰り観光地にもなっていて、日本人には、サッカー日本代表がFIFAワールドカップ初出場を決めた"ジョホールバルの歓喜"の地として有名です。
車で30分もあればシンガポールの中心地に行けるとあって、言語はシンガポール訛りの英語(シングリッシュ)が使われ、通貨はシンガポールドルも流通、物価はシンガポールに隣接しているだけに首都KLよりも若干高いと言われており、シンガポールの影響を強く受けています。
物価も高く商業都市というイメージが強いため、観光、特に留学にはあまり向かないかもしれません。
マラッカ(Malacca)

マラッカ(またはムラカ)は、マレーシア南西岸に位置するマラッカ州の州都で、「マラッカ海峡の歴史都市群」としてユネスコ世界遺産に登録されている観光都市です。1400年に建国されたマラッカ王国は、当時の明との交易で中国文化が流入。その後ポルトガル、オランダ、イギリスに支配され、類まれなマレー文化が形成されました。
街の中心部にチャイナタウンがあり、目抜き通りのジョンカーストリートは、カフェや雑貨店が軒を連ね、B級グルメの屋台が立ち並ぶ夜市でも知られています。その近くにある青雲亭寺院は、華やかな装飾が施された 17 世紀創建の中国仏教寺院で、礼拝堂がいくつもあります。ジャワの影響を受けた 18 世紀建立のカンポン・クリン・ モスクは、マレーシア最古のモスクで緑色の三段の屋根が特徴です。
留学中にぜひ一度は足を運びたい都市です。
コタ・キナバル(Kota Kinabalu)

ボルネオ島のマレーシア領地域に位置するマレーシア・サバ州の州都で、美しい海と壮大なジャングルに囲まれた東マレーシア最大の都市となります。首都クアラルンプールから東へ約1600km、人口は約47万人。サバ州の政治経済の中心であると共に、世界的に有名なマリンリゾートやキナバル自然公園(キナバル山)への玄関口としても有名な観光都市です。
クアンタン(Kuantan)

クアンタンは、パハン州の州都、クアラルンプールからまっすぐ東へ、飛行機で40分、マレー半島の東海岸にある都市です。こじんまりとした美しい街並みの散策、ウミガメの観察やマングローブの森を探索したりできる、美しいビーチリゾート地です。
ランカウイ(Langkawi Island)

ランカウイ島は、マレーシア北西部のクダ州に属する世界有数のリゾート地として知られています。ランカウイ島北西部には、タイとマレーシアとの国境が走るチンチン海峡に面したダタイ湾があり、ダタイ川が流れ込む湾岸には高級リゾートホテルが建ち並んでいます。
1978年に自由貿易地帯に指定され、島内で売られている商品には関税などの税金は一切かからなくなってから、政府主導で観光開発が進み、アジア各国はもとよりヨーロッパからも観光客が多数来る一大リゾート地として有名になりました。日本人にも人気の観光地となっています。
ペナン島(Penang Island)

ペナン島(Penang Island)は、首都クアラルンプールから北北西へ約350km、マレー半島の西方(マラッカ海峡)にある島です。対岸のマレー半島部分バターワースと合わせてペナン州となります。「東洋の真珠(The Pearl of The Orient)」と呼ばれ、昔から日本人にも馴染みの人気ビーチリゾートです。
島の広さは、東西約12km・南北約24km、約300平方キロメートルで琵琶湖の1/2程度の広さです。ペナン島の人口は約72万人で、他のマレーシアの地区と比べると中華系の割合が高いです。
世界遺産に登録された歴史都市ジョージタウンと、島北部のパトゥ・フェリンギ、テロック・バハンなどの高級リゾートホテルが立ち並ぶビーチの二つに分かれます。
デパート・ショッピングモール・ホテル・住居・病院・官公庁など市民生活に必要な施設が充実しており、また質の高い公共サービスも提供され、日本人でも安心して生活ができ、観光はもちろんですが、留学先や移住先としても人気です。