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ペナン島留学(Penang Island)
ペナン島(Penang Island)は、首都クアラルンプールから北北西へ約350km、マレー半島の西方(マラッカ海峡)にある島です。対岸のマレー半島部分バターワースと合わせてペナン州となります。「東洋の真珠(The Pearl of The Orient)」と呼ばれ、昔から日本人にも馴染みの人気ビーチリゾートです。
島の広さは、東西約12km・南北約24km、約300平方キロメートルで琵琶湖の1/2程度の広さです。ペナン島の人口は約72万人で、他のマレーシアの地区と比べると中華系の割合が高いです。
世界遺産に登録された歴史都市ジョージタウンと、島北部のパトゥ・フェリンギ、テロック・バハンなどの高級リゾートホテルが立ち並ぶビーチの二つに分かれます。
デパート・ショッピングモール・ホテル・住居・病院・官公庁など市民生活に必要な施設が充実しており、また質の高い公共サービスも提供され、日本人でも安心して生活ができ、観光はもちろんですが、留学先や移住先としても人気です。
歴史
ペナン島は18世紀ごろからイギリスの植民地だったなごりで、レストランからタクシー運転手まで英語を話す人が多いです。さらに、日本の占領時代の影響で高齢者は日本語を話せる人もいます。最近では、中国の移民者が多く、他のマレーシア地域と比べると中国系の方が多いです。
ペナン島の気候
典型的な熱帯雨林気候で、1年通して高温多湿の常夏の島です。11月~4月の乾季と5月~10月の雨季に分かれます。年間の平均最高気温は30~32℃、最低気温は23~25℃程度で推移し、温かく過ごしやすい気温となっています。
交通
2021年現在、日本からの直行便はありません。クアラルンプールかシンガポールを経由する方法が一般的です。マレー半島とはペナン・ブリッジ(長さ約13.5km)とペナン第2大橋(長さ約24km)の2本の大きな橋で結ばれているほか、フェリーが頻繁に往来しています。首都クアラルンプールからは、車で約4時間程度、飛行機で約1時間かかります。世界屈指のLCC(格安航空会社)「エアアジア」を利用すれば時期や予約方法によって違いますが約2,000円~5,000円程度です。
ペナン島の治安
ペナン島はマレーシアの中でも治安が良い地域です。ただし日本と比べると、スリや置き引き等には注意が必要です。
日本人の移住先として人気
ペナン島は、日本でも有名なビーチリゾートです。昔から日本人の移住先としても人気が高いです。日系のスーパーマーケットも多数あり、イオングループの場合、2021年現在、イオンモールが1店舗、イオングループのスーパーマーケットが5店舗、ダイソーも2店舗あります。日本人の現地生活には安心です。
ペナン島の主な観光地
- ジョージタウン
ペナン島の中心地。東西交易で発展した18世紀以降の歴史ある街並みがユネスコ世界遺産に登録されています。 - コーンウォリス要塞
ジョージタウンにあるペナン島北東端の海岸部にある英国統治時代の要塞です。 - セントジョージ教会
ジョージタウンにある白亜の尖塔と大理石の床が印象的な教会。南アジアに残る英国国教会の教会としては最古の教会といわれています - イースタン & オリエンタルホテル
ペナンでもっとも古い由緒ある英国コロニアル様式のホテルで、植民地時代の栄華が残り、世界中のVIPに愛され続けています。 - レッドガーデン(紅園)
ジョージタウンにある屋台街で、マレー料理・中華料理など安くて美味しい屋台が集まり人気です。 - カピタンクリンモスク
マレーシアで最も美しいムガール様式のモスクの一つです。 - クーコンシー
ペナンでもっとも美しいといわれる中国寺院です。 - スリマハマリアマン寺院
リトルインディア(インド人街)にあるヒンズー教寺院で1883年に建設されました。 - バトゥフェリンギビーチ
ペナン島は美しい海から「東洋の真珠」と呼ばれています。バトゥフェリンギビーチはペナンで最も有名なビーチリゾートで、ホテルやレストランなどが多数集まっています。 - 極楽寺(ケックロックシー)
東南アジア最大級の仏教寺院です。1890年から約40年間かけて建立され、30mの高さがある美しいパゴダ(仏塔)や37mの巨大観音像など見所が多数あります。
- ジョージタウン
- セントジョージ教会
- スリマハマリアマン寺院
- 極楽寺(ケックロックシー)