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インド留学の特徴
圧倒的な異文化体験
インド留学最大の特徴としては、インド留学中に得られる圧倒的な異文化体験が挙げられます。
なぜインドでは、他のどの国への留学よりも異文化体験を積むことができるのでしょうか。すでに説明済みの部分もありますが、インドには4500年もの長い期間に渡って形成された特徴的な文化があり、その歴史の中で様々な民族が行き来し、地域毎に異なる文化が生み出され、カースト制度によって階層毎にも異なる価値観や慣習が形成されています。世界的にも魅力溢れる文化によって、32もの世界遺産を含む様々な世界有数の観光地が集まっているため、旅行好きにはたまらない観光国となっています。
また、インドという国は急激な経済成長のさなかにあり、社会が急激な変化を遂げている成長著しい新興国のため、経済が長年横ばいの日本では到底感じられない勢いを肌で感じることができます。インドはすでにGDP(国内総生産)においてカナダを抜き世界第10位の経済大国となっており、GDP購買力平価PPPベースとしては、日本を抜き世界第3位となっています。中国と異なり人口は今後も長い間増加を続け、経済成長も継続していくことが見込まれています。
参照:International Monetary Fund公式サイトより2015年2月21日データ抽出
インド人自体が多様な人々で構成されており、かつフレンドリーな国民性のため、インド人と仲良くなる機会も多く求めることができます。その一方で、インド留学しに来ている留学生もまた、東アジア、東南アジア、南アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、南米など世界中から集まっていることが多いため、同じようにインド留学しに来ている興味深い留学生との出会いの機会もたくさんあります。
さらに、定期的な平日のアクティビティや週末の小旅行を実施している語学学校も多いため、アクティビティに参加することで新たな仲間と知り合い、新たな経験をし、インドはもちろん世界中の文化や価値観について理解を深めることができます。中にはボランティアやインターンシッププログラムを運営している語学学校もありますので、より深くインド文化に深く入り込み、より実践的な英語力を伸ばす機会を得ることもできます。
以上のような様々な側面において、異文化理解を深める機会に満ち溢れているため、世界中のどの留学先よりも、密度の濃い異文化体験を積むことができるのがインド留学と言えます。
どこの国への留学よりも劇的に成長できる
いつも同じような環境で、同じような人と、同じようなことをしているだけでは、人としての器を広げることは難しいでしょう。そのような環境を、コンフォートゾーン(快適な範囲)と言います。その点、インドは日本と様々な面で360度異なります。多くの人にとって、インド留学中は過去の経験からは考えもしないような文化の違いに直面する毎日となります。正直なところ、インド留学を開始してから特に最初の3ヶ月ほどは、過去の経験やこれまでの考え方では説明のつかない、多くの新しい経験に遭遇することになるでしょう。もしかしたら、日々打ちひしがれて苦しむことになるかもしれません。
インド留学は大変そうだから、もっと楽な欧米留学や、異文化体験をする必要のないフィリピン留学にしよう、という考えもありでしょう。ですが、もっとも成長できる機会も、伸び白も、時間もある若い頃から、楽することばかり考え、実際に楽ばかりしていると、当然ながら将来それなりの人生が待っています。若い今ぐらいは、少しくらいチャレンジングであったとしても、あえて飛び込んでみるくらいの成長意欲は必要ではないでしょうか。インド留学にはリスクがあるとは言っても、日本の首相になったり大企業の社長になるほどのリスクではないでしょう。少しの成長意欲と、少しの行動が、後々ビジネスパーソン等としての大きな飛躍につながるのではないでしょうか。今のうちに、インド留学を通して自らのコンフォートゾーンを縦横無尽に打ち破って、留学前には想像もつかなかったような劇的な成長を遂げてしまいましょう。
インド留学体験者に聞くと、インド留学で得られた力には、以下を挙げる人が多いです。
- 異文化対応能力
- コミュニケーション能力全般
- 交渉力
- 広い視野
- 柔軟な思考力
- 抽象的な思考力
- 仕事等での応用力
- ストレス耐性
- チャレンジ精神
- 英語力
- 問題解決力
- 就職活動での面接力
- 生活力
- 社会人としてのキャリア
- 当たり前のことに感謝できること
実際に、インド留学をする日本人は、極めて優秀な人や、特徴ある人が多くなっています。みなさんも、そんな優秀な人たちや面白い人たちと同じくインド留学の輪に入ってみることをおすすめします。インド留学の魅力は、体験してみなければわかりません。
費用は欧米語学留学の2~3分の1、フィリピン留学やマレーシア留学よりも安い
参照:NUMBEOウェブサイト 2015年2月26日データ抽出
インド留学よりも先にブームが来たフィリピン留学は、格安留学として有名ですが、フィリピン自体の物価急上昇や、講師不足による授業料の急騰により、ものすごい勢いで留学費用が上昇しています。マンツーマン授業が一部受けられることが特徴ですが、この調子ですと近い将来にマンツーマン授業が受けられなくなるかもしれません。また、フィリピン留学の安さの理由の1つとしては、学校によっては1~5人部屋まで部屋タイプがあるため、5人部屋など生活レベルが低いプランであればあるほど安くできるということがあります。
一方、インドはフィリピンよりも一般に物価が安いため、フィリピン留学よりも授業料や滞在費が安いことも多いですし、滞在先は1~2人部屋がメインですので、十分快適な滞在生活を送ることができます。インドの一般的な物価は、日本の約4~5分の1といったところです。インド留学を実現するための総コストを計算しても、どのインド語学学校に留学するか次第で費用が異なるものの、一般の欧米語学留学の約2~3分の1程度の費用で留学することができます。
物価は各国、各都市、生活スタイル等で大きく異なりますので、正確に比較することは困難ですが、世界的に有名な物価等の比較サイトであるNUMBEOが各国の物価指数(Consumer Price Plus Rent Index)を算出しています。なんと、インドの物価は格安留学先であるはずのフィリピンと比べても約3分の2、欧米留学先であるオーストラリアの4分の1以下という激安物価となっています。もちろん、人によって生活スタイルが異なりますので、必ずしもNUMBEOの物価指数の通りの費用にはなりませんが、インド留学は概して格安中の格安留学であると言うことができます。
さらに、目立たないが意外に重要な費用としてはビザ取得費用があります。フィリピン留学の場合ですと、期間に関わらず留学する人全員が支払う必要があるのがSSP(Special Study Permit)で、6ヶ月有効で5,500ペソ(16,000円程度)の費用が発生します。また、30日を超える期間留学する場合、観光ビザの延長が義務付けられています。毎月観光ビザの延長が必要となり、仮に6ヶ月間フィリピン留学をする場合は、14,320ペソ(41,000円程度)の支払いが必要です。さらに、フィリピンに60日間以上滞在する外国人にはACR-Iカード(外国人登録証)の取得が義務付けられていますので、さらに約3,000ペソ(8,500円程度)の支払いも必要です。つまり、仮に6ヶ月間フィリピン留学をする場合、ビザ関連費用だけで65,500円程度という、とてつもない金額の支払いが必要となっています。
マレーシア留学の場合も、2015年3月1日より学生ビザ申請費用がUS$450(約54,000円)、学生ビザデポジットがUS$500(約60,000円、留学終了時に返金されます)、そして現地到着後に受けることが必須の医療チェック費US$85(約10,200円)、学生ビザ取得者に必須の留学生カードUS$20(約2,400円)といった費用が発生しますので、留学時にビザ関連費用126,600円程度が必要となります。さらに、留学前のビザ申請の前には日本で健康診断を受けることも必須ですし、留学中の留学保険も必須(フィリピンや欧米語学学校のほとんどでも必須ですが)となります。
一方、インド留学では、観光ビザと学生ビザのどちらもたった2,156円(2015年2月28日現在)です。仮に6ヶ月の語学留学をする場合、インド留学のビザ費用はフィリピン留学の実に30分の1以下です。フィリピン留学ではなくインド留学をすることで、6ヶ月留学の場合浮いた63,000円以上をインド旅行やその他費用に活用することができます。
※インドのビザは、取得条件、有効期限、取得費用、現地到着後のビザ関連の対応等、様々な側面にて頻繁な変更が発生しています。通常、変更は予告や告知等なく、突如、あるいは知らないうちに発生します。各大使館、各スタッフ、各移民管理局スタッフ等によっても、対応が異なるなど不確定要素が大変多くなっています。
弊社はインド大使館やインドビザサポート業者ではありませんので、正確な情報に関しましては必ず、ご留学されるご本人でインド大使館や、インドビザサポートについて何らかの保証をしている業者等にご相談ください。弊社ではビザに関して生じたあらゆる損害についての責任を負いかねます。
多様かつ世界水準の学校が多数ある
英語教育の先進国はやはり、英語ネイティブ国である欧米各国ですが、そうしたネイティブ国への語学留学は費用が非常に高いため、お金持ちの家庭に生まれ、潤沢に教育資金を出してくれる保護者に恵まれなければ実現が難しいです。一方、フィリピン留学は格安語学留学ではありますが、留学生のほとんどが日本人と韓国人(日本人経営の語学学校は日本人比率100%)というように極端に偏っており、世界水準のクオリティと呼ぶにはほど遠い状況です。しかも、全寮制でアクティビティもほぼ皆無のため、英語スコアだけ伸ばせればそれでよいという割り切った人であれば満足できるかもしれませんが、留学の醍醐味である異文化体験がほとんど得られないという決定的な問題を抱えています。また、マレーシアの語学学校には世界水準の英語教育を提供している学校もありますが、優良語学学校の数が少なすぎるため、マレーシア留学への需要が大きいにも関わらず、留学できる語学学校がほとんどないというジレンマを抱えています。
一方、インドには世界水準の語学学校が比較的多く、世界最高水準の質の高い大人気語学学校もあれば、異文化体験が充実した語学学校、大学進学向けの語学学校、試験対策コースが充実した語学学校、日本人経営の語学学校、ビーチにある語学学校、日本人留学生がほとんどいない語学学校、特に少人数教育を実施している語学学校など、多様な語学学校があります。英語を学べることはもちろん、ヨガやインド料理、ヒンディ語を学べる語学学校もあります。様々な魅力ある語学学校の中から、最も自分にあった語学学校を選ぶことができるのが、インド留学の魅力の1つです。
滞在先が安心
海外留学をする際に、授業の質以上に留学全体の満足度を決定付けるケースが多いのが、滞在先のクオリティや内容です。
一般的な欧米語学留学の場合ですと、現地家庭に滞在させてもらうホームステイのプランは必ず用意されており、現地文化に触れる機会が増えるため人気です。寮・レジデンスのプランは興味のある学生が多いものの、寮・レジデンスのプランを用意している語学学校がそれほど多くなく、費用もホームステイの場合より高く、食事も付いておらず、さらに寮・レジデンスも学校専用ではなくほかの語学学校と共有利用していたり、学校と関係のない旅行者や一時滞在者などが滞在しているケースがほとんどです。
フィリピン留学の場合は、治安の問題があるためほぼすべての語学学校は全寮制を採用しており、全学生が毎日のほとんどの時間を学内で過ごします。他の日本人や韓国人とともに英語の勉強に励み、フィリピン人講師との若干の交流は可能ですが、ホームステイ滞在もできず異文化交流がほぼ皆無の隔離された留学生活を送ることになります。
マレーシア留学に関してはさらに問題が多く、ほとんどの語学学校は現地マレーシア人向けに運営しており、寮・レジデンスはなく、マレーシアに渡航してから現地不動産会社を自力で回り、現地不動産会社を通してアパートと直接契約をし、アパート滞在で何かトラブルが起きたときでも語学学校は完全にノータッチのため、自力で問題解決をしなければならないケースがほとんどとなっています。現地不動産会社を自力で回ったところで、まともな滞在先を紹介してもらえないことも多々あります。
一方、インド留学の場合ですと、各語学学校は基本的に欧米型語学留学スタイルを採っているため、レジデンス滞在やホームステイ滞在といったいくつかの滞在プランが用意されていることが多いです。レジデンス(アパート滞在、ホステル滞在などとも言います)滞在に関しても、学内にレジデンスがあるフィリピン留学風の滞在プランもあれば、学外にレジデンスがあり毎日学校に通学するスタイルの滞在先もあります。また、語学学校自体が所有しているレジデンスもあれば、語学学校はただそのレジデンスを紹介しているだけで、契約自体は学生がレジデンスと直接契約するという場合もあります。
ホームステイの場合は、中流~上流階級の現地インド人家庭に滞在し、現地家庭の手料理を食べ、インドの家庭文化に直接触れることができます。同じホームステイでも普通のホームステイと、さらに豪華な滞在先となるホームステイプランを用意している語学学校まであります。さらに、同じインド人とは言っても、家庭によって民族、文化、慣習、宗教等もばらばらですので、とことん異文化交流をし異文化理解を深めたい人には、ホームステイはこの上ない滞在プランとなっています。
こうしたバラエティ豊富な滞在プランの中から、希望の語学学校や滞在プランを選んでいくことができるのも、インド留学の魅力の1つです。
英語に囲まれた環境
インド留学では、欧米留学以上に英語漬けになれる環境があります。
欧米留学の場合、確かに街中は英語のネイティブだらけですが、ほとんどの現地ネイティブは留学生に全く興味がなく、つたない英語で話しかけられても迷惑に感じる人がほとんどです。現地ネイティブと仲良くなることのハードルが極めて高いため、ほとんどの留学生が現地ネイティブとほとんど交流することもなく留学生活を終えています。フィリピン留学は、周りの留学生が日本人や韓国人ばかりで、さらに全寮制で学内で隔離された生活を送ることになりますので、授業以外を日本人仲間とだけ過ごし日本語だけで生活することも可能で、逆に英語漬けになるには非常に難しい環境に囲まれがちです。オーストラリアでインターンシッププログラムを運営している人などからは、フィリピン留学経験者は英語スコアは取れているけど、仕事や日常生活で使える英語力がほぼ全く身についていないので、なるべくフィリピン留学はさせないでほしい、という要望もいただいています。
一方、インド留学の場合は、現地インド人が非常にフレンドリーですので、自ら動いていければどんどん現地インド人と仲良くなることも可能ですし、街中のあちこちやバスなどでの移動中に声をかけられる機会もたくさんあります。インドは非英語ネイティブの国ですので、英語の堪能な現地インド人も、非英語ネイティブと英語で会話することに慣れていますので、日本人として現地で英語を使うことにもさほど抵抗を感じることがありません。細かいことは気にせず、思い切り英語を試してみる機会を持つことができます。
また、インドは長い間イギリスの植民地であったため、上流階級のインド人ほど高度な英語力を身につけており、中には欧米ネイティブも顔負けの高度な英語を駆使する人もいます。小学校から大学、大学院までずっと英語で教育を受けてきた人も多いですし、中には生まれてから今まで家庭の中でずっと英語でコミュニケーションを取ってきた人などもいます。インドの数十あるテレビチャンネルの半分近くは英語の番組ですし、発行されている新聞の大半は1.5~5ルピー(約3~12円)という激安の英字新聞です。
さらに、インドに留学しに来ている留学生もフレンドリーな学生が多く、南アジアや中東、アフリカ、南米などからの留学生が多くなっていますので、同じような目的を持つ留学仲間と英語を使う機会も豊富にあります。インド留学は、実践の中で生きた英語力を身につけたい人に最適と言えるでしょう。
インド・アラブ・アフリカ等を含めた新興国人脈を形成しやすい
参照:Central Intelligence Agency The World Factbook 2015年2月21日データ抽出
参照:Deloitte「新興国市場における成長戦略と今後の展望」
2012年5月 2015年2月24日データ抽出
GDP成長率を見ると、先進国の成長はほぼ横ばいが続いている一方、新興国の成長には目覚しいものがあることからも明らかであるように、大きなビジネスチャンスは新興国に眠っています。インドは成長著しい新興国の中でも、人口規模が抜きん出ており、英語力の高い人材が多く、非常に若い潤沢な労働力を抱えているなど、注目度No.1とも言える期待大の国です。将来的には世界最大の人口を抱える国、世界最大の経済大国となることが予測されています。
インド留学をする場合、インドの語学学校には現地インド人も通っている学校が多いですし、自ら動けば学校外でも現地インド人と知り合う機会を作ることもできます。また、インドに留学しに来ている留学生の大半も新興国からの留学生ですので、インドにいながらにして世界中の新興国人脈を築くことも可能です。この点、日本人と韓国人学生がほとんどというフィリピン留学とは対照的と言えます。