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資格を取得する留学とは?

せっかくの海外、生活体験だけではもったいないと思いませんか?
グローバルスタディでは就職に役立つ資格を取得したり、専門性の高い英語やスキルを集中的に伸ばすプログラムをご紹介します。事前の語学研修でしっかりサ ポート。海外だから出来ること。あなたの可能性が広がります。
看護留学への道(看護資格あり)
アメリカで看護師として働くためには、州でナースの登録を行う必要があります。(登録ナース:Registered Nurse、略してRN)登録を行うためにはまず、NCLEX-RN(正看護師)かNCLEX-PN(準看護師)の試験に合格する必要があります。
NCLEX受験の資格を得る

NCLEXの受験には、日本の正看護師、または準看護師の資格が必要です。
日本の看護師資格所有者はCGFNS(Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools)の受験が可能です。CGFNS合格者のみNCLEX受験資格を得られます。(但しカリフォルニア州・ニューヨーク州は例外)
日本の看護師資格をもっていない方は、アメリカの大学や短大の看護課程を修了する方法が一般的です。カリフォルニア州とニューヨーク州では、CGFNS合格なしに直接NCLEXの受験が可能です。
アメリカの看護師資格を取ろう!
看護師資格(日本)を持っていない方の進め方

アメリカの看護師になるにはまずNCLEX-RNの試験に合格する必要があります。試験に合格すれば、アメリカでの永住権の申請や、就労ビザの申請がスムーズに行われることから、アメリカで働くことを希望する日本人にとって、看護師は根強い人気のある職業です。
プログラム詳細
- プログラム参加条件
- 18歳以上
TOEFL 550点(PBT)またはそれに相当する英語力 - 滞在都市
- アメリカ/ニューヨーク
- プログラム開始
- 要問合せ
- 授業(1年間)
- 月~木 英語学習(午前中)、
午後は宿題、予習、問題演習
金曜日 NCLEX集中講座 - 滞在方法
- シェアアパートメント 1人部屋
- 食事
- なし
プログラム費用
料金表(概算)
- | - |
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年間授業料他 | 約10,000 USドル |
入学金 | 160 USドル |
オンライン NCLEX講座 | 200 USドル |
上記料金に含まれるもの
英語コース | ○ |
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NCLEX対策コース | ○ |
教材費 | ○ |
オリエンテーション | ○ |
アパート探しサポート | ○ |
アパート探しサポート | ○ |
現地生活サポート | ○ |
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24時間緊急対応 | ○ |
受験申請サポート | ○ |
就職斡旋サポート | ○ |
ビザ相談サポート | ○ |
弁護士紹介(永住権) | ○ |
※海外旅行傷害保険、往復航空券、その他個人的に必要な費用に関しては上記料金に含まれません。
上記料金に含まれないもの
往復航空券、生活費、食費、ビザ申請料(実費)、海外旅行傷害保険、I-20速達送付料金、弁護士費用、各種税金、その他個人的な費用
備考欄
緊急時連絡サポート(※弊社で傷害保険に加入してください)
海外送金手数料:7,000円
試験について
CGFNSについて
まずはCGFNSを受験します。CGFNSをパスしてはじめてNCLEXの受験資格が与えられます。(CGFNSは日本でも受験できます。)カリフォルニア州以外の州では、TOEFL540点が最低必要な英語力の目安とされています。
NCLEX-RN試験対策
NCLEXは3,000問の問題の中から、最低75問、最高265問出題されます。
試験はコンピュータにより出題され回答者の正解率により問題の難易度や問題数が変わります。これまでは4択問題でしたが、2003年10月より5択問題に変わりました。合格ラインは公表されていませんが、合格には、各分野において72%の正解率が必要とされます。
NCLEX-RNの試験対策では、内科看護学、外科看護学、産婦人科看護学、小児科看護学、精神看護学の5領域における問題の解説、演習を中心に授業を進めます。
インターンシップ
NCLEX-RN試験申請時に暫定の労働許可書を申請します。初回の受験時のみ合否の発表までは制限付で働くことができます。
英語力(TOEFL)は必須
日本での看護師資格の有無に関わらず、英語力は必須です。授業を受けるためには、まずTOEFL550(PBT)。それが受講の最低ラインです。英語力のクリアにはTOEFL対策の英語学習が成功への近道と考えられます。まずはそこから準備をスタートすることをお勧めします。
アメリカに行って英語力を付けたい
国内で英語力(TOEFL)を付けたい
文法、リスニング(聞く)、リーディング(読む)、ライティング(書く)のTOEFLに必要なすべてのコンテンツを、インターネットを使って学びます。修了する頃にはTOEFL500点~TOEFL550点相当の実力が身についています。通学の必要はないので、パソコンがあればいつでもTOEFLの学習可能です。
アメリカで看護留学体験談

体験者:南 綾子さん
- 日本で看護師として4年勤務の後、ニューヨークの12ヶ月プログラムに参加
- 現在NCLEX試験10月に受講予定/CGFNS終了
- 看護学校卒業(3年)
- 渡米前のTOEFLスコア469点
留学のきっかけは?
日本で看護師としての勤務経験がある人は、アメリカで永住権を取得して働くチャンスがあるという事を聞き留学する事を決めました。
渡航前で1番大変だったことは?
準備期間に働いていた事もあるのですが、やはり書類集めが大変でしたね。特に海外看護師はCGFNSというプロセスを通らなければ、NCLEX試験が受けれないのですが、これが結構複雑で。。。厚生省や学校に連絡を取りながら必死に書類を集めた記憶があります。
渡航後の生活はいかがでしたか?
NCLEXプログラムの前に、集中して英語だけを学びたかったので、2ヶ月早くアメリカに渡りました。2ヶ月で英語力は特別上がったとは思わないのですが、やはり生活に慣れておくと気持ち的に全然違いますね。よくニューヨークの生活費の面を聞かれるのですが、実際住んでみると上手にやりくりさえすれば東京の一人暮らしより安上がりかも?と思ったりします。
もちろんマンハッタンは物価が高めです。でも地下鉄で30分ぐらい行けば物価の安い場所などたくさんありますし。その辺はこまめに私だけの価格チェックメモを作るんです。(笑)
ちなみに私が住んでいるところはクイーンズという地域なのですが、アジア系や日本人の方も多くて治安や食事もあまり気にしなくても済みますね。
だからというわけではありませんが、自分のアパートの居心地の面は妥協しない方がいいですよ。やっぱり生活の基礎ですし、家にいる時くらいリラックスしたいですから。私の部屋選びの基準は治安>便利さ>値段ですね。広さは日本と比べると、どこも広い気がしたのであまり気にしませんでした。
家賃の抑え方としては、やっぱりルームシェアですね。私の場合は目標がNCLEXを取得して、看護師として働く事にあるので、学校以外ではあまりストレスが溜めないように、日本人の方とルームメイトを選びました。 (語学の問題より生活習慣が違うと辛そうだったので)
勉強はどうでしたか?
授業はやはり大変ですね。とにかく日本の受験と同じですので、この半年間は毎日、勉強、勉強、勉強の連続でした。ESLは自分のレベルに合わせたクラスを取れるので比較的に楽ですが、NCLEXはやはり自分でしっかり勉強していないとついていけません。
最初の1ヶ月ぐらいは毎日帰りたいと思っていましたが(苦笑)、2ヶ月後ぐらいになると徐々に慣れ始めて、予習、復習さえしておけばなんとかなる感じがしました。
後は金曜日にNCLEX授業が集中しているので、木曜日の夜には良く寝ておく事ですかね(笑)現在はIELTSの授業を取りながら、午後にコンピュター室でNCLEX模擬試験を受け、10月のNCLEX試験に向けて準備している最中です。
参加希望者の方に対してのアドバイス
とにかく準備して来る事をお勧めします。日本でもアメリカで使っているNCLEX教科書をオンラインで購入する事が可能ですので、それを自分のペースで勉強し始めたり、医療英語を覚えておくといいかもしれません。
私の経験ですと会話は現地についてからでも何とかなります(苦笑)。勉強は確かに楽ではないし、大変ですが、看護師として働くという目標があったのでここまでやってこれたような気がしますので、一番重要なのは目標を失わない事だと思います。ちょっとかっこよすぎですかね?(笑)