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基礎知識

アメリカの大学スポーツの特徴について観てきましたが、今度はもう少しシステムや制度的な面をクローズアップして、アメリカ大学スポーツをより深く理解していきましょう。

連盟が大学スポーツを統一、監督

連盟

アメリカの大学スポーツを管理・規制している大学スポーツ連盟が存在します。連盟は全米にいくつもあり、NCAA(Division I、II、III)やNAIA、NJCAA、CCCAAなどが主な大学スポーツ連盟です。他にも、特定のスポーツに特化した連盟など、小規模な連盟も多数存在します。

この大学スポーツ連盟という概念は、日本では馴染みがありません。日本ではアメリカにあるような本格的な大学スポーツ連盟は存在せず、例えば東京六大学野球連盟のような著名な連盟であっても、伝統的には参加大学の試合を開催することを主な目的として運営されるに留まっています。アメリカの大学スポーツ連盟とは大きく活動範囲が異なります。

それでは、アメリカの大学スポーツ連盟は、一体何を行っているのでしょうか。それを説明する前にまず、アメリカの大学スポーツの構成をご紹介しましょう。

アメリカ大学スポーツの三層構造

アメリカの大学スポーツは、3つの層から成り立っています。頂上には大学スポーツ連盟があり、その下には各地のカンファレンス、最下層には各大学が位置づけられます。

アメリカ大学スポーツの三層構造

各大学は、周辺地域を管轄する地域カンファレンスに所属しています。シーズン中はこの地域カンファレンス内の他大学と勝敗を競います。各地域カンファレンスは、全米エリアを管轄する大学スポーツ連盟に所属しており、大学スポーツ連盟からの管理・規制のもとに大学スポーツ活動を行っています。

大学スポーツ連盟は、各カンファレンスの取りまとめ役として、大学スポーツにおける各種ルールの決定や、全米チャンピオンシップなどの運営を行っています。

なぜアメリカの大学では、大学スポーツ連盟のような取りまとめ役が必要とされているのでしょうか。それは、アメリカの大学における徹底したアマチュア主義が影響しています。

アメリカ大学スポーツにおいて貫徹されるアマチュア主義

アマチュア主義

アメリカの大学はあくまで、学問の場であることが大前提です。スポーツを通した人格形成も重要な要素であるとは言え、最優先事項である学問がおろそかになってはいけません。大学スポーツはプロスポーツではありませんので、あくまでアマチュアのためのスポーツでなければならないのです。

そのため、アマチュアである学生アスリートのためのスポーツの場を提供するという、大学スポーツの目的に則り、大学スポーツ連盟が様々な規則を定めています。そして、各学生や大学、カンファレンスがアマチュアとしてのスポーツ活動を行っていることを管理・監督しています。

それでは大学スポーツ連盟は具体的に、どのようにしてアマチュア主義を維持しているのでしょうか。

入部前に大学スポーツ連盟が学生を審査

例えば、アメリカの大学アスレチックチームに入部するには、入部以前に大学スポーツ連盟へのメンバー登録を終える必要があります。

このメンバー登録の際には、(1)アマチュア選手か、(2)スポーツをしながら大学の授業についていけるだけの学力を備えているか、という主に2点を審査(Eligibility Check)します。この選手はプロである(あるいはプロ経験がある)、あるいは学生アスリートとしての学力を備えていないとみなされた場合には、審査は不合格となり、大学チームに入部することができません。

チームとしての練習時間や練習期間に制限あり

晴れて入部できた後も、無制限に練習ができるわけではありません。学業が最優先ですから、学業の妨げにならないようにスポーツ活動できるシーズンが定められています。シーズン期間は通常、1年のうち約4ヶ月に限定されており、残りの約8ヶ月はチームとしての活動が禁止されています。シーズン中以外の期間ではコーチとの接触は原則として許されません。

(ただし、シーズン中以外でも一部の選手権などが開催されており、一定のチーム活動が行われるスポーツも少なくありません。)

シーズン中においても、1週間当たりの練習や試合を含めたチームとしての活動時間は、原則として20時間までと定められています。この20時間には、コーチとの接触時間も含まれますから、練習外だからといって無制限にコーチからの指導を受けられるわけではありません。

チームとしての練習時間に制約があるため、チームとしての練習は週2~3回、1回当たり1~2時間といった、日本の大学スポーツと比べると低頻度・短時間での、効率性と効果性を追求した高密度な練習となります。

勉強がおろそかになればスポーツ禁止の制裁

スポーツ禁止の制裁

大学アスレチックチームで活躍しているからといって、日本の大学でよく見られるような、多少勉強ができなくても成績評価や単位認定を大目に見てもらえるといったことは、アメリカの大学ではありえません。むしろ、大学アスレチックチームで活動している学生の方が、スポーツをしていない学生よりも厳しい成績評価を下されます。

大学スポーツ連盟や大学アスレチックチームが規定している学業成績を下回る場合や、要求されている取得単位数を下回る場合には、練習への参加を禁止される、試合への出場を禁止される、チームから退部させられる、スポーツ奨学金の支給を打ち切られる、といった制裁が加えられます。規定の成績と単位数を上回るまでは、チームに復帰することができません。

アメリカの大学アスレチックチームで活動できる期間は、学生5年間中の4シーズンまでと定められています(2年制大学コミュニティカレッジのスポーツ連盟の場合は2シーズンまで)。活動期間に制限を設けることで、学生間のフェアな競争を守るためです。例えば、日本の大学で2年間スポーツ活動を行った学生は、アメリカの大学アスレチックチームで活動できるのは残りの2シーズンのみとなります。

大学のスカウト活動にも制約

ここまでは、学生アスリートの視点からアマチュア主義について観てきました。今度はコーチの側から見ていきましょう。

アメリカの大学スポーツは日本では考えられないほど盛んですので、多くの大学が莫大な年俸を支払って優秀なコーチやスカウトを雇用し、有力な高校生アスリートを獲得しようと凌ぎを削っています。スカウト活動が過熱して高校生の学業の妨げとならないために、スカウト活動ができる期間が細かく制限されています。

例えば、高校訪問できる期間、高校生アスリートの試合を観覧できる期間、高校生アスリートと話ができる期間などが細かく設定されています。高校生アスリートを大学に招待するときも、高校生アスリートに補償できる費用の範囲が定められています。一旦高校生アスリートがある大学から奨学金をもらって進学することを誓約したら、他の大学はその高校生へのスカウト活動は一切禁止されます。

大学チームに入部した後は、学生アスリートの奪い合いを規制するために、他大学のコーチが先手を打って学生アスリートのスカウトをすることが禁止されています。学生アスリートが自ら他大学への編入を希望する場合には、その学生アスリートは所属大学のコーチから許可証を発行してもらった上で、ようやく他大学コーチとやり取りを開始することができるようになります。

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