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グローバルスタディ アメリカ大学奨学金留学体験談 - キャンベルビル大学

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アメリカ大学奨学金留学プログラム 体験談

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アメリカ大学奨学金留学体験談(ケンタッキー州)

キャンベルビル大学(Campbellsville University)

最も重要なのは、アメリカで何をしたいのかを明確にすること

アメリカ大学奨学金留学体験談65

留学前について

留学前はどんな学生生活を送っていましたか?

留学すると決めるまでは平凡な高校生活を送っていました。ほかの友達と同様、国内大学に焦点を当てた勉強をしていました。もともと理系の医療、薬学系統の志望でしたので、数学・化学・生物をより多く勉強する日々でした。部活は書道部と合唱部に所属し、忙しい勉強の中でも思う存分楽しむことができました。留学を視野に入れたのは高校2年生です。留学すると決めてから、まず学校の成績をできるだけ上げることが重要と聞いたので、日々の勉強に集中しました。卒業まで下がることなく、上り坂で終わることを目標としました。ただ、TOEFLについては、甘く見ていたせいで、なかなかスコアを上げることができませんでした。年を越してもスコアが達成できずに、焦りと不安に襲われました。最後に必死で勉強し、ギリギリのところで規定のスコアに達しました。卒業するまでに志望大学から入学許可が下り、笑顔で高校生活を終えることができたのは良かったと思います。ですが、TOEFLの勉強をもっと真剣にやっておけば良かったなと後悔しました。

なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?

留学前について

アメリカの大学に興味を持つきっかけになったのは、高校1年生の1月から高校2年生の4月まで参加した、学校主催の短期留学プログラムでした。初めは会話が理解できず、ただ落ち込む日々でしたが、生活に慣れてくると理解できるようになり、自ら仲間に加わることができました。その時気付いたのが、現地の人は自分と他人の考えが違うとき、時には賛成し、時には真っ向から反対し、自分の意見を主張していたことです。日本では見られない光景でした。日本の生活では他人の意見に同調することが多く、意見交換ができず多くのアイデアが生まれにくい風潮があります。今まで日本の環境に慣れていた私は度肝を抜かれました。自分の考えたことには自信をもって良い。自分が違うと感じたらそれを堂々と主張して良い。その文化に感動を覚えました。現地の同年代の人たちが私よりも一回り大人で自立していると感じました。このような経験から、視野が広がり、自分に自信を持てるようになりました。そして帰国後、また海外で学びたいなと思いました。日本とは違う環境で新しい自分を見つけたいと思い、初めは第一志望ではないものの、海外進学に興味を持つようになりました。

なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?

このプログラムを利用しようと思った大きな理由は、自分が頑張れば予想以上に返済不要の奨学金を獲得することが可能だったからです。初めは国内の理系の大学に進学するつもりでしたが、このプログラムを知って留学したいという意欲がより強くなりました。

なぜ、今の大学を選びましたか?

キャンベルビル大学を選んだ理由は大学の特徴にあります。比較的小規模な大学で、授業規模も小さく教授と学生の距離が近いことです。また芸術活動が盛んで、田舎ですが静かで勉学に適した立地であることです。教室が小さく小規模であることは私にとって好都合でした。少人数だと周りの学生とのコミュニケーションが捗り、教授に色々質問することも可能です。芸術活動についても、私は幼少期から音楽と関わりがあり、ピアノやその他の楽器、歌が好きで大学でも続けたい、学びたいと思っていたからです。本業の学問と同時並行で音楽が楽しめる点が、私が惹かれた理由です。

留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?

講義についていけるか、友達と仲良くできるか、良い成績をとれるか、アメリカ人の会話についていけるか等です。

どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。

友人

TOEFLの勉強で失敗した経験があるので正しい勉強法をお教えすることができませんが、Speakingでしたら少しアドバイスできます。TOEFLのSpeakingでは短時間で話すことをまとめて答えなければなりません。知識があっても話すことに慣れていないと本番でちゃんと話すことができません。教材は売っていますので、毎日Speakingの練習は欠かさないようにしたほうが良いと思います。問題の中に幼少期の出来事に基づく問題があります。真実を話すのが基本ですが、審査官はちゃんと答えられているかを判断するので、作り話でも構わないと思います。私の場合、いくつかネタを用意して試験に臨みました。

留学中について

留学先で一番大変だったことは何ですか?

講義を正確に聞き取ることと、莫大なエッセイや宿題、テスト勉強でした。10回程徹夜しました。

留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。

友達を増やすことです。はじめは勇気を振り絞って会話しました。

留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?

自分に自信が持てるようになりました。人と会話するときは自分の意見をしっかり伝えられるようになりました。さらに、Yes, Noの区別がはっきりしたと思います。良いと思えばYes、嫌ならNoと堂々と言えるようになりました。

今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?

英語学習です。特にTOEFLを早いうちから真面目にやっておけば良かったと思います。

留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?

日本人

視野が広くなり、他人の意見と比較して足りない部分を補えるようになりました。さらにリーダーシップの重要さを感じた1年間でもありました。ある授業ではグループディスカッションの時にぎこちない英語でもグループをまとめて、他のメンバーの意見を取り入れつつ、皆が納得するアイデアを出せるように頑張れました。広くなった視野とリーダーシップの重要さを知ったこの経験は社会に出た時に、大いに発揮できると思いました。

留学をしてよかったと思いますか?

強く思います。

大学生活について

大学のサポート体制はどうでしたか?

アカデミックコーチやアドバイザーのサポートはとても良かったです。何か問題が発生した時すぐに連絡することができ、早期解決しました。また教授はオフィスアワーの時、質問にも丁寧に応じてくれました。

寮生活で良かったことは何ですか?

中国人のルームメイトがとても良い人で過ごしやすかったことです。髪の毛を切ってもらったり、掃除を協力しながらできたりしたことです。

寮生活で困ったことはありましたか?

アメリカ大学奨学金留学体験談65

洗濯するたびに別の場所にあるランドリーまで歩いていくことです(Men's Villageの場合)。時には雷雨や大雪の時でも歩いていきました。South Hall, North Hall は屋内ですが、Men's Villageは外にでる必要があります。)洗濯物は干せず、すべて乾燥機で1回3ドルかかります。しかも、25セントコインしか使えないので、3ドル分、合計12枚のコインを常に用意する必要があります。

休日は何をして過ごしていますか?

殆どは宿題と小テストの勉強をしています。時間があるときは、ルームメイトや友達と部屋や屋外のベンチでぼーっとしたり、時々ゲームをしたりします。友達と買い物や遊びに出掛ける時もあります。

大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください。

ジムに行って体を動かしています。余裕ができたら合唱クラブや演奏会に参加したいです。

どのようにして友人ができましたか?

会ってすぐに友達になる場合もあれば、授業で仲良くなる場合もありました。そこからその友達の友達とも関わりを持つようになりました。

周囲の学生にはどんな人がいましたか?

英語があまり得意ではない人、特化した才能を持っている人、静かな人、活発な人、日本などのアジアに興味を持つ人、夜中に重低音を垂れ流す人、いろいろな人たちがいます。

アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。

アメリカ大学奨学金留学体験談65

アメリカ合衆国は、広い世界だなと思いました。ケンタッキー州キャンベルビルは田舎町です。地域の人々は基本的に外国人を受け入れてくれます。他の学生は、アメリカ人や外国人共にフレンドリーな人が多いです。Campbellsville Universityは外国人留学生が多く、アメリカの大学でありながら、様々な国から来た人と関わることが可能です。とはいえ、日本に比べたら少々危険なこともあります。盗難や犯罪が何件かありました。もし盗難にあっても対処することは難しいです。未然に防ぐよう心がけたほうが良いと思います。また、アメリカ合衆国は銃絡みの事件が多い国です。在学中、銃乱射事件が多く報道されました。一度大学近辺の住人が泥酔した状態で銃を所持しながら外をふらつくという事件がありました。大学は全て閉鎖され、ライフルを所持した警察官が10人以上来ました。幸いにも大事に至らずで終結してよかったのですが、自分の中で壮絶な事件として記憶に残りました。Campbellsville Universityがあるキャンベルビルは比較的平和ですが、自分自身が犯罪に巻き込まれないという保証はありません。極力一人で行動することは避けたほうが良いと思います。

夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?

経験した長期休暇は冬休みです。食堂が閉まり、毎日の食事に苦労しました。買い物に行こうとしても雪が降り、気温は氷点下(時には-20°C)でしたので外に出るときも苦労しました。

大学での勉強について

留学先の大学では何を専攻していますか(する予定ですか)?それは何故ですか?

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現在は生物学ですが、数学に変更する予定です。生物は好きなので大学でも学びたい、そして生物系統の仕事をしたいと考えていましたが、必須科目の数学を取り、改めて将来について考えました。数学は自分の好きな科目であり、就職に数学をマスターしたという称号は重要ではないかと感じました。様々な理系の企業で、数学の知識が生きるということを知り、より幅広い可能性を感じました。マイナー(副専攻)は音楽を選択しています。ピアノと歌の経験があるので、在学中も音楽と関わりたいと思い、本業の勉学と同時並行で学んでいます。

今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?

必須科目の英語の授業です(Freshman Composition)。入学して最初のプレイスメントテストで、結果が良ければ最初からこの授業を選択できますが、私はその一つ下のBasic Englishをパスしてから取りました。これは留学生だけではなく、アメリカ人も選択します。アメリカでの学業で必要不可欠な英語。それを正確に使用できるようになるためのトレーニングといえると思います。英語の知識があり、英文を書くのに慣れていたらアメリカ人と同じくらいできると思います。ただ、私みたいに英語の知識やスキルが無い場合、苦労します。エッセイを出してもまず満点は取れません。文法ミスならまだしも、内容がずれていた場合、0点になってしまいます。渡米する前に単語や文法を見直すことをお勧めします(ここにそれをあまりやらず苦労した人間がいます)。もし時間があるならTOEFLでやった英文作文を練習するのも有りかもしれません。C以上取ればパスできますが、GPAは将来非常に重要になります。

お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。

音楽(Music Literature)です。授業自体普段聞くことのない知識を勉強するため難しいですが面白いです。音楽の歴史やその時代の音楽の発展に貢献した偉人を学びます。始まりは中世からルネサンス、クラシック、バロック、20世紀の音楽という順で学んでいきます。現代の音楽との共通点を見つけた時、改めて面白いなと思いました。また、その時の教授がとても良い人でした。わからない時に質問したときは丁寧に教えてくれました。その教授はほかの音楽の授業も担当しているので、機会があればその教授の授業をまた選択する予定です。冒頭で述べた通り、難しいですが英語が理解できれば問題ありません。音楽を専攻にする人、何か楽器を演奏した経験がある人、声楽の経験がある人、音楽に興味がある人は是非選択してみてください。

Music Literature は必須科目の選択肢にあります。

どんな教授がいましたか?

優しい人、面倒見が良い人、授業の時毎回当ててくる人、無慈悲な人(友達から聞きました)等、いろいろなタイプの教授がいます。

一日どのくらいの勉強時間を取っていますか(授業時間、自習時間のそれぞれで)?主にどこで勉強していますか?

授業は平均して1日当たり3~4時間です。自習時間は1日6~8時間です。時には徹夜しました(効率が悪いため)。場所は図書館、寮です。寮のほうが多いです。

アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?

ただ講義を聴くだけではなく、学生全員が講義に参加することです。教授に当てられて問題に答え、ある時は意見を言うことは日常茶飯事です。予習がないと答えがわからない授業があるので予習は必要不可欠です。また成績のシステムが日本とは違います。日本もGPAを採用していますが、パスできるラインが違います。日本は60%(日本ではC、アメリカではD)以上でパスできますがアメリカは70%(C)以上を求められます。GPA2.0を保てば良いという訳ではありません。アメリカでは結果と進歩が重要視されます。何を勉強して何を得たのかが非常に重要視されるようです。大学に行って卒業しただけでは通用しないということだと思います。

アメリカの大学授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いです。アドバイスがあれば教えてください。

英語が聞き取れない、理解できない、意見を言うことができない。これらのことは、始めは当たり前です。理解できないときは堂々と質問して良いです。また友達に聞くことも重要です。そのままうやむやにするより質問して理解したほうが良いです。話し方が下手でも、主語述語などがあり、意思が成立していればアメリカ人も理解してくれます。話すことをためらわないでください。多く英語を話して慣れることが、より英語を早く理解できるようになる近道です。

最後に

アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。

アドバイス

アメリカの大学で勉強したいそこのあなた。その気持ちは重要です。学費は高いですが、このプログラムでは奨学金を獲得して留学することができます。ただ、奨学金を獲得するためには高校の成績や活動が判断材料になります。より良い成績を目指して下さい。またボランティア活動にも積極的に参加して下さい。その積極性がアメリカでは必要となります。そして最も重要なのは、アメリカで何をしたいのかを明確にすることです。ただアメリカに行って卒業しただけでは自身のためにはなりません。目的を明確にし、留学中もそれを忘れないようにして下さい。そうすればアメリカ留学は自身を大きく成長させ、視野を広げさせてくれます。そしてその経験が自信へと繋がります。アメリカ留学は全ての人が体験できるわけではありません。この限られた機会を是非利用してください。

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