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グローバルスタディ アメリカ大学奨学金留学体験談 - キャロル大学

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アメリカ大学奨学金留学プログラム 体験談

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アメリカ大学奨学金留学体験談(ウィスコンシン州)

キャロル大学(Carroll University)

自分で選んだ道だと思えば絶対に踏ん張れる

アメリカ大学奨学金留学体験談51

留学前について

留学前はどんな学生生活を送っていましたか?

友人と

日本で小学校を卒業した後、7年間韓国に留学していました。韓国留学時代の先輩でアメリカの大学に進学した方のお話を聞き刺激をうけ、中学生の頃からアメリカの大学に進学したいと思うようになり、英語は一応真面目に勉強していました。高校1年生からTOEICの勉強、高校2年生の2学期からTOEFLの勉強をはじめました。高校3年生の間はSATの勉強も半年しました。課外活動ではバンドを組んでクラリネットを演奏したり、サムルノリという韓国の伝統楽器を演奏する部活に所属して活動したりしていました。

なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?

都市

中学生の頃、アメリカの大学に進学した先輩の話を聞いたのがアメリカの大学に進学したいと思うようになったきっかけです。昔から度胸だけはすわっていて、新しいことや人がやらないようなことをするのが好きだったので、アメリカの大学への進学という変わった選択をした先輩に憧れを抱いたのだと思います。今考えてみれば中学生の頃の私は、アメリカの大学で勉強するということが一体どういうことを意味するのかよく分かっておらず、それよりも"なんかよく分かんないけどかっこいい"という憧れのほうが強くてアメリカの大学に行きたいと言っていただけではないかという気もします。中学生の頃から海外に出て勉強していたので、他の国で勉強することに対してのハードルはわりと低かったとは思います。

正直なところ、何故アメリカの大学に進学することを選んだのですかと聞かれると、私もよく分かりません。言葉を選ぶならば"直感"という表現が1番正しいでしょうか。なんだかよく分からないけどアメリカに行きたいという思いが強かったです。中学生の頃からずっと大学はアメリカに行くと言い続け、もうアメリカに行くのは決まったことのように考えていたので、高校生になり進路決断をするときにも、アメリカに行かないという選択をするのはなんだか"負け"を認めるような気がしたというのも事実です。進路に勝ちも負けもないのですが、なんだか負けず嫌いなところがありまして…笑。もちろん世界の縮小版でもあるアメリカに出て、新しい出会いと経験を通してもっと成長したいという理由はありましたが、それは自分が文章にして出せる答えを一生懸命頭の中でこねていたにすぎないのではないかと思います。

ただ、韓国留学の経験も通して、"実際に現地に行ってその国の言葉でその国の人と暮らしてみて始めて分かること"があるということは知っていたので、自分が本当に"アメリカ"という国について知りたいなら絶対アメリカに行かなければいけないという確信はありましたし、若いうちにやりたいこと、できることはしておくべきとも思っていたので"何故行くか"というよりも"行く"ということ自体に重みをおいていたと思います。

もちろん、アメリカの大学に行くという決断をするに至るまでいろいろと悩みはありました。でもなんだかんだでこうして奨学金をいただいてアメリカで勉強をできている今を考えると、いろいろな縁があってこういう風になっているのかな、なんて思います。不安は多くてもアメリカに行って本当に大丈夫かなんて行ってみないと分かりませんし、アメリカに行ってよかったかどうか決めるのはアメリカに行って自分が何をするかで決まると思っているので、今はアメリカで勉強すると決めてよかったと思えるようにアメリカで一生懸命生きています。

なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?

(1)奨学金が必要だったから
大学奨学金

アメリカの大学進学を決意するにおいて悩みの1つは"高い学費"ではないでしょうか?学費をある程度節約することができたとしても、アメリカでの滞在費や渡航費を含めるとアメリカで勉強する際にかかるコストは決して安くはありません。アメリカの大学は日本の大学よりも奨学金制度が整っているということは聞いたことがありましたが、実際どのようにすれば奨学金を獲得できるのかよく分からず、高3の間はただただTOEFLと高校の勉強に明け暮れていました。TOEFLで高得点をとり高校の成績をトップでキープしておけば、何かしら奨学金にプラスに影響すると思ったからです。しかし、勉強ばかりしていて具体的な進路が決まらず悩んでいた時にみつけたのがグローバルスタディの提供している奨学金プログラムでした。アメリカの大学から返済不要の奨学金が4年間支給されるというのがこのプログラム最大の魅力でした。それ以外にも本格的な奨学金申請過程に入る前にアメリカの大学に関する説明会、個別面談、奨学金支給の可能性の判断などを無料で行っており、渡米前オリエンテーションから渡米後のケアまで、大学に行くための書類準備以外にも多方面に渡り様々なケアが充実しており、安心でき信頼できるプログラムだったので、当奨学金プログラムを利用しました。

(2)アメリカにある多くの大学からどの大学に進学するか自分の力で決めることができなかったから
イルミネーション

アメリカの大学は奨学金制度が整っており、在学中の大学でもアメリカ人を含めほとんどの学生が奨学金を支給されている点を考慮すると、もしかしたら自分でどこかの大学にアプライしても何かしらの奨学金をいただくことができたかもしれません。でも、もしそうだとしても、私にはアメリカにある数多くの大学から自分の行きたい大学を見つけ出すという力はありませんでした。友人や先輩の中で自力で行きたい大学を見つけ出し、自分1人でアプライして奨学金をいただいてアメリカでやっていっている学生も知っています。もし自分でそこまでできるなら、そのほうがコストも削減できますし、メリットがあると思います。

でも、それが難しいと思うならばグローバルスタディの奨学金プログラムを通してアプライするのがいいと思います。4年間返済無用の奨学金を獲得できるというのはもちろん、プログラムを担当されている方々はアメリカの大学に関するエキスパートなので、実際奨学金オファーがきた学校の中からどの学校に行くべきが選考する際もアドバイスをくださり、結果自分のニーズにあった大学を見つけ出すことができました。その他にも、1セットの書類を揃えれば多数の大学に同時にアプライできるというのもグローバルスタディのメリットです。自分で大学にアプライする場合、学校ごとに要求する書類やエッセーの内容、またアプライの期間が違います。でもグローバルスタディの場合はエッセー、推薦状、高校の成績表などの書類を1セット揃えれば、1セットの書類でグローバルスタディと提携を組んでいる多数の学校にアプライすることになるメリットがあります。アプライできる学校はグローバルスタディと提携している学校に限られてしまうというデメリットもありますが、特にこだわっている学校がない場合はグローバルスタディの提携している学校は優良校が多いですし、特に今まで英語圏で勉強したことない学生にとって自分のスキルアップにつながるちょうどいいレベルの学校が多いので、学校に関してそこまで心配する必要はないと思います。

なぜ、今の大学を選びましたか?

友人たちと

奨学金のオファーリストをいただいた後に、グローバルスタディで勧めていただいた大学の中で学費が払える大学にしました。というのが正直な理由ですが、自分が大学を選ぶときに気にしていたことは(1)日本人が少ないこと(2)白人が多いこと(アメリカも地域によっていろいろな人種の人がいる地域もある。私のいる地域は比較的に白人が多い地域。私は白人社会に揉まれてみたかったので)(3)英語のアクセントや癖が少なそうな地域(4)小規模な大学の4つです。

アメリカで勉強するのは初めての経験でしたので、学問的な面ももちろん大切でしたが、特に英語力を高めるのによい条件の大学を選ぶことにこだわりました。例えばアクセントの少ない地域であること、1つあたりのクラスの人数が少なく教授とコンタクトがとりやすい学校であることなどです。あるアメリカ人の学生が自分にとって大切なのは"教授が自分の名前を知っていてくれること"と言っていましたが、その通りだと思います。大きな学校だと教授ひとりが受け持つ学生数が多く、大きな講堂で授業を受けるなど教授と親密な関係を築くのは難しいですが、小規模の大学の場合クラスの規模が大体10~30人程度と小規模で教授が学生の名前をしっかり把握していますし、細かいところまで指導してくださいます。また教授だけでなく、学生ともすぐに仲良くなれる環境が整っています。もちろん何を重要視するのかは人によって違うと思いますが、少なくともアメリカに初めて行く人にとっては小規模の大学が合っているのではないかと思います。今の学校は小規模の大学なので教授も教育熱心な方が多いですし、質問をすれば快く答えてくださいます。ちゃんと私の名前も覚えてくださっています。そしてこんなことを日本人が言うのもおかしいですが真面目にアメリカで勉強したいならば絶対に日本人の少ない学校を選ぶべきです。もちろん人それぞれアメリカで勉強する動機は違うと思うので一概にそうとはいえませんが、本気でアメリカで勉強したいなら日本人が少ない学校を選ぶべきだと思います。それは決して周りの日本人が悪いのではなくて、日本人の多いところに行くと自分が他の日本人に甘えてしまい、英語が伸びないからです。

留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?

留学前の不安

そこまで具体的な不安はなかったと思います。何が自分の不安要素になるのかも見当もつかなかったというのが正しいかもしれません。アメリカでの大学生活が一体どんなものなのか、話を聞いてインターネットで調べてみて情報を集めることはできても、実際はどうなのかなんていうのは行ってみるまで見当もつきませんでした。強いていうなら、自分の不足な英語力が不安要素の1つだったと思います。私の場合英語圏で勉強した経験が一切なく、どのようなものか想像もつかなかったですし、教科書で学んだ英語が現地で本当に通じるのかという不安はありました。渡米の日が近づくにつれ、アメリカに渡ることを考えると不安が押し寄せそうになりましたが、その現実と向きあうのが怖くて一生懸命考えないようにしていました。どうにかなる。大丈夫って誰かに言ってほしくて、いよいよ渡米の日、両親と別れるときにそう言ってって頼みましたからね笑。

どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。

TOEFLやIELTSのスコアアップ

英語は勉強するのではなく練習するもの。英語を"勉強するもの"ではなく"コミュニケーションの手段"と考えることが英語の勉強を長く続けられるコツではないかと思います。語学の勉強に終わりはなく、やってもやっても分からない単語は出てきますから、勉強しなくちゃと思うと苦しくなります。でも英語はあくまでもコミュニケーションの手段。英語をできるようになれば今まで話せなかった人とも話せるようになる。今まで知らなかった世界を知ることができる。英語の勉強にいきづまったときはよく世界地図を頭の中に描いて、今の私が言葉が通じるのはユーラシア大陸のはじっこにあるちっこい島(日本)とちっちゃい半島(韓国)。だけど、もし英語がペラペラになれば、それが世界に広がるんだ!どうだ、ワクワクしないか!と自分に言い聞かせていました。

英語の勉強には(1)使える英語の勉強法と(2)スコアのための英語の勉強法の2つがあり、特にTOEFLなど英語のテスト勉強をしている学生にとっては(2)がより大切になります。そして私が前に書いたような、コミュニケーションの手段として考える楽しい英語は(1)により近いと思われます。スコアにとらわれず(1)だけ考えられたらたしかに幸せかもしれませんが、短期間で英語力を伸ばすには(2)も必要だと思います。ある程度のストレスがないと人間がんばりませんからね。ただ(2)だけにこだわっていると、どうしてもストレスがたまりますし、実用的ではない英語になってしまう。だからTOEFLなどのスコアアップに取り組んでいる時期には(2)にフォーカスしつつ(1)もするバランスが大事ではないかと思います。(2)に関してはある程度のスキルが大事だと思います。TOEFLも何度も問いていれば問題の形式や特徴が見えてきて、どういう問題に自分が弱いか見えてきます。どういう勉強法があっているかは人それぞれと思うので、勉強をしながら自分の弱みや強みを知り、1番効率的な自分だけの勉強法をつくりだすのがキーではないでしょうか。それ以外は"継続は力なり"ということで、めげない心が大事と思います。

留学中について

留学先で一番大変だったことは何ですか?

留学先で一番大変だったこと

アメリカの食事は美味しいとは言い難いです。よく"海外に行くと米が食いたくなる"なんて言いますが、日本や韓国で当たり前にお米を食べていたときは、"またまたそんな大袈裟だな"と思っていました。でも、米のない西洋社会に行ってみてこの言葉が本当だということを知りました。まあ食べたければ自炊すればいいのですが、アメリカの大学では教育の一環として学校の寄宿舎に住むことを義務付けている場合も多く、その場合学校の食事を食べることになるので、なかなか自炊というわけにはいきません。それに最初の半年なんかは、自炊できたとしてもそんな暇がないくらい追い詰められます。私は好き嫌いはないですし、どんなものでも文句をいわず美味しいと言って食べる人間ですが、アメリカの食事は結構こたえました。言葉ができないのはもちろん大変ですが、"食事"は死活問題です。最近はサラダを食べたり1日2食にしたりと一応食生活は気をつけています。友達からは太ったと言われましたが・・・。

そしてやっぱり言葉ができないのは辛いですね。特に最初の1ヶ月は本当にきつかったです。言葉ができなくて1番つらいのは聞き取れないこと。1対1の会話ならともかく大勢の人がいっきに話している会話に入ると何を言っているか全く分からない。でもみんなが笑っているから一旦合わせて笑っておく。これほど辛いことはありません。こんなことを言うとおばあちゃんみたいですが、若い人は話すのが早いんです。それから半年が経ち、2学期目に突入しある程度話が聞き取れるようになってくると、話せない自分にイライラするようになります。言いたいことが言えない。勇気を出して言ったのに伝わらなかったり、なんとなく場がしらけた雰囲気になった気がしてヘコんだり、でしゃばってあんなこと言うんじゃなかったな、なんて思うこともしょっちゅうありますが、"まぁいっかと割り切れなければとっておきの笑い話にしよう(ヘコんだときにたまに聞いている明日はきっといい日になるという唄の歌詞です)"ということで開き直るようにしています。最近一緒にキャロルで勉強している日本人の友達に"人生開き直りが大事だよな"と言ったら笑っていました。開き直って反省しないのはダメですが、くよくよして前に進むのをとめてしまうようなことは開き直って笑い話にしちゃうくらいでもいいんじゃないかなと思います。それに開き直ることは別の言葉で立ち直るとも言いますから。

留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。

教会

最初のセメスターは学校の管楽団に入って活動しました。最初の1ヶ月は学校の授業についていくのと課題に追われて勉強以外のことをすると罪悪感を感じるような日々をおくっていましたが、ある日寄宿舎で誰かがクラリネットを吹いているのを聞いてどうしても音楽がしたくなって管楽団に入りました。セメスターが始まってすでに1ヶ月が過ぎてきましたが、音楽の教授に直接あってどうしてもクラリネットが吹きたいですといったら、学校のクラリネットを無料で貸してくださって、楽譜をいただきオーディションを受けて1ヶ月遅れて管楽団に入れてもらいました。ただでさえ学校の勉強についていくのも必死だったのに練習時間もとられて忙しかったですが、やっぱり趣味は大事だなと思いました。息抜きは大事ですね。それに管楽団に入って友達も増えました。アメリカにきて最初のうちは、英語もできないので人とあってもどんな話を切り出せばいいのか分からず沈黙するということが多かったですが、共通の趣味をもっている友達ができることで、いろいろな話ができとてもよかったです。音楽の専門用語の言い方も新しく知ることができました。ただ、こっちの人は楽器で演奏するときドレミファソラシドではなく、CDEFGABCというので結局最後まで慣れずに音を聞いて合わせていました笑。

留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?

アメリカ

アメリカ人という人はいないということを知りました。アメリカはもともとヨーロッパから人々が移民してきてつくった国ですから、考えてみればアメリカの国籍をもっている人はいても、私達が"私は日本人です"というときに考える"日本人"のような"アメリカ人"というものはしいていうならネイティブインディアンだけだというのは考えてみれば当たり前のことですが、アメリカに来てやっとその当たり前が理解できました。それが理解できるまでは友達が"私のおばあちゃんはイタリア人なの"とか"僕の両親はフィリピン人なんだ"とか言う意味がよく分からず、1人頭の上ではてなをつくっていました。だからアメリカで自己紹介するときは"I am Japanese."ではなくて"I am from Japan."っていうのかもと思ったり…。そういった新しい概念や感覚をアメリカにきてから知りました。井の中の蛙大海を知らず、とはよく言ったものだと思います。私の場合韓国留学の経験があったので、一応日本以外の視点を知っているつもりではいましたが、アメリカにきてみて世界はもっともっと広いということ知りました。アメリカに行く前に、"アメリカにはいろんな人がいるよ"と言われたことがありましたが、今はその意味が分かります。アメリカ人という名前はあっても、みんなルーツは様々。考え方も様々。そういう人たちが一緒に住んでいる世界を知ることで、自分の小ささを知ることができました。

もう1つ自分の中で変わったのは学歴に対する考え方です。日本、そして韓国、どちらも学歴を重要視する文化があります。そして私もそうでした。どうせなら名前の通った大学に行きたいと思っていたし、名門校出身と聞くだけでその人がなんだかすごく見えたこともありました。どうしても日本や韓国にいると、大学の名前で格付けされてしまう傾向がある気がします。アメリカでももちろんネームバリューを意識する人はいると思いますが、一般的な考え方としては"どの大学を出たか"よりも"何をしたか"のほうを重要視する傾向があります。大学のランキングではもっといい大学にも受かったけれど、家から近いからだとか、奨学金をいっぱいくれたからといってランキングでは下の大学に進学するといったケースはアメリカではよく見られます。そういう世界に行ってみて、"私は何がしたいのか"ということをよく考えるようになりました。ネームバリューにこだわって悪いとは思いません。より高みを目指すことはむしろ良いことだと思います。でも、"自分がしたいことを成す"ということよりも"自分をすごくしてくれそうなネームをもった大学に通うこと"が自分にとっての優先順位になっていたのではないかということに、アメリカに来て気が付きました。小さい頃は純粋にやりたいことをやっていましたが、大きくなるにつれて"やりたいこと"よりも"まわりの人が私に望んでいそうなこと"を知らずのうちに気にするようなり、学歴やネームバシューにしがみつくようになっている自分がいて、それが大人になるってことなのかと思ったり…。そんなことをいろいろ悩んで今は純粋な子供心を忘れない大人になりたいと思います。

今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?

留学前に

本をもっと読めばよかったと思います。
日本では"リンカーンが何年に奴隷解放を宣言したか"を教えるならアメリカでは"君がリンカーンだったらどうしたか"を考えさせると聞いたことがありますが、ここでも分かるように日本では詰め込み型教育の傾向があります。本質をそこまで理解できていなくても、答えが分かればいい成績がとれてしまう。それは韓国でもそうでした。私は高校までの成績は良かったので、自分は頭がいいのだと思っていました。勉強もテストで点数をとるための勉強ばかりしていたので、テストで出ない内容にはそこまで関心をもたない。そういう癖がついていました。

しかし、大学では答えを教えてくれません。先学期にとった歴史の授業では、授業前に宿題のリーディングを与えられ、短いエッセーも書いて提出しなくてはいけませんでした。つまり、"答えを教えてくれる授業"ではなく、自分の力で考えてきて、授業では教授は"最善の答えを導き出せるように手助けをする"という感じでした。それは何もアメリカだからそうだというのではなくて、大学というのがそういう場所なのではないかと思います。考える前に答えを教えてもらって、どうしてその答えになるのかを後から考える勉強ばかりしていた私は、自分で答えを考えるという作業が苦手でした。でも、それに慣れてくると"もっと知りたい"と思う気持ちが強くなるようになりました。今までは答えを知っていれば賢いことになっていましたが、そうではなく"自分の考えをもつこと"がもっと大切ということを知ったからです。

では、自分の考えをもつためにはどうすればいいか。私は1番てっとりばやい方法は本を読むことだと思います。韓国で勉強していた頃、高校の先生に教えていただいた言葉で"読書は座ってする旅行、旅行は立ってする読書"という言葉が印象的でしたが本当にその通りだと思います。本を読めば机の上からどんな世界にでも飛んでいくことができます。それは時間の制約も受けません。時空を超えてどこまでも飛んでいき歴史上の偉人、架空の人物、異国の人、いろいろな人と心を通わすことができるのが読書だと思います。簡単に言えば間接経験ができるということですね。だから今はとにかく本が読みたいです。本が読みたいけれど、課題に追われて読む時間がない。だから今回夏に帰ったら思う存分本を読んでやろうと企んでいます。だから留学前も本をもっと読んでおけばよかったなと思います。留学前は英語の勉強も怠けがちでしたが、どうせならその時間に本でも読んでおけばよかったなと思います。まあ韓国人がよく言う"遅いと思ったときが1番早いときだ"という言葉に甘えていいなら、今から本を読めばいいでしょってことになりますけどね。

留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?

今後の人生・キャリア

1番実質的に活かせるのは英語だと思います。 私もまだまだ英語力が足りないというのは承知していますが、アメリカの大学を4年間しっかり終えることができる程度の英語ができれば今後の人生にもプラスになっていくと思います。でもそれ以上に国、宗教、人種、歴史を超えて様々な背景をもった人と意見を交わし、"違い"を尊重するということを学ぶのが1番大切だと思います。純日本人として12年間生きてきて韓国に渡ったときは、 隣の国でも海を渡ればこんなにも考え方、生き方が違うものかと驚いたものですが、私がアメリカで経験したカルチャーショックに比べれば韓国で感じたカルチャーショックなんてかわいいものです。違うといえども日本人も韓国人も同じアジア人ですからね。アメリカに行けば本当にいろいろな人がいます。 今までもいろいろな人と会ってきたつもりではありましたが、私が高校までいた世界では私の思う"当たり前"が他の人にも"当たり前"と感じてもらえる世界でした。でも、アメリカではそうはいきません。背景の違いは価値観の違いを意味します。韓国留学時代の先輩にこんなことを言われたことがありました。"大学に行って社会に出ればいろいろな価値観を持った人に出会う。そういう人に出会ったときに、自分の価値観を押し付ける人間ではなくて、相手の違いを理解しながら自分の意見を述べられる人になりなさい。"その当時はその言葉に意味が頭では分かっていましたが、アメリカに来てみて、大学に進学してみて、あの時の先輩の言葉の意味が理解できました。

留学をしてよかったと思いますか?

留学をしてよかった?

はい!正直なところ、"最初の頃はな~んでアメリカに来るなんて言っちゃったんだろう。"と思ったことはあります。 一生懸命あれこれ考えてアメリカに来たつもりではありましたが、今になって冷静になって考えてみると、とんでもないことを決断してしまったと思います。英語も全然できないのに、全く知らない異国の地の大学で勉強するなんて、普通の神経をしていたら考えつかないのではないかと思います。 昔から負けず嫌いで、変に勝負欲が強くてなんだかアメリカに行かないっていうと負けた気になりましたし、厄介なことにどこから湧いてくるのか追い詰められると"どうにかなるさ"という根拠のない自信が湧いてきてしまって結局ここまで来てしまいました笑。 もちろんアメリカの大学で勉強するのは決して楽なことではないと思いますが、"Difficult roads often lead to beautiful destinations"という言葉にもあるように、 今の経験がきっと自分を素敵な未来へ導いてくれるだろうと思って踏ん張っています。 若いうちに苦労はしろ。 苦労は買ってでもしろ。 ともいいますしね。 それに言葉が通じなかったり、 故郷が恋しかったり、 膨大な量の課題に挫けそうになっても、 もしあの時アメリカに行くという選択をしていなかったら、今この瞬間もなかったのかと思うとこういう経験を積めてよかったなと思います。

大学生活について

大学のサポート体制はどうでしたか?

大学のサポート

充実していると思います。 学校にOIE(Office of International Education)というところがあるのですが、 分からないことがあるときはOIEへ行けば大体解決します。 また1人1人にアカデミックアドバイザーがついていて、進路や授業登録の相談にのってくれます。キャロルに入ると、全員キャロルのメールアドレスができるのですが、 そのメールアドレスの方に学校から毎日いろいろなお知らせがきます。 内容は奨学金のチャンスがありますよ。 インターンしてみませんか。 ボランティアにいきませんか。 他校の教授の講演会がありますよ。 というような自分の学業やキャリアにプラスになるような内容から、 今夜寄宿舎でタダでピザ食べられますよ。 みんなで映画みませんか。 という楽しそうな内容まで、 いろいろお知らせがきます。学校のクラブやオフィスごとにフェイスブックやツイッターのページもあるので、 そういうところを通じて情報を集め、 大学生活を充実させることもできます。

寮生活で良かったことは何ですか?

寮生活

私は大学にくる前から寮生活をしていて寮生活に慣れていたので、"また寮か"と思ったくらいで特に何も感じなかったのですが、 日本人の友達が初めての寮生活を経験して結構ストレスが溜まっているようだったので、多分寮生活は自分をタフにしてくれるのだと思います。まあたしかに寮に住んでいればうるさい人もいますし、狭い部屋を他の人と一緒に使うということなので多かれ少なかれストレスはあるでしょうが、"まーこういう人もいるよな"とある程度妥協しながら共存することが自分の心の幅を広げることに繋がるのではないかと思います。

寮生活で困ったことはありましたか?

特にありません。 たまにうるさいくらい?あとはルームメートと生活スタイルが違うと、 自分が寝たくても電気がついているとか、 朝もっと寝たいのにルームメートの目覚ましがジャンジャカなっていてうるさいなって思うことも少しはありますが、 基本どこでもどんな状況でも寝られる人なのでそこまで困っていません。

休日は何をして過ごしていますか?

休日

課題が多い時は課題をしていますね。 エッセーを書いたり、教科書を読んだり、 次の週の予習をしたり。 気分転換に外にでることもあります。 カメラをもってキャンパス内をぶらぶらしながら写真を撮ったり、余裕がある時は友達のところに遊びに行ったり、学校でマディソンに行こうとか動物園に行こうとか、 ミュージカルを見に行こうとかいう企画があればそういうのにもたまに参加しています。 1度クリスチャンの友達についていって、 キリスト教の日曜礼拝に参加したこともあります。 でも基本的にあんまり外にでてないですね。 なんだかんだで勉強しています。

大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください。

勉強以外

1年生の最初の学期は、本当に追い詰められていたので学校の勉強以外はする余裕もなかったのですが、 2学期目になって余裕がでてきてからは本を読むようにしています。 本は読んでいて悪いことはないので。 あとはクラブ活動でSocial Justice Leagueという最近世界で起こっているイシューについてディスカッションするクラブの集まりにたまに行ったり、 クリスチャンが開いているバイブルスタディーに行ったりしています。 先学期は学校の管楽団に入っていたので、 クラリネットの練習をしたり、 コンサートで演奏したりしていました。 先学期の最初のうちはenactusというビジネス系のクラブがあったのですが、 内容が結構ハードで英語も出来ずついていくのが大変だったので途中で断念しましたが、 来学期また挑戦してみようかと思っています。

どのようにして友人ができましたか?

友人

最初の頃は全く友達がいなかったので、 1クラスに1人友達をつくれるように努力していました。 最初の頃は英語が全然できなかったので、 宿題を聴き逃したり、 質問があったりしたときに助けを求められるようにするためです。 4クラスとっていたので4人ですね笑。 高校までと違ってクラスがあるのではなく、1つの授業のときだけ集まる人たちなので大学で友達をつくるのはなかなか難しいと思います。英語ができないせいもあって、もともとそこまで友達をつくるのが得意ではなかったので結構苦労していましたが、最初に友達!といえる友達ができたのは管楽団に入ったときでした。 やっぱり共通の趣味がある友人ができると、話がつづきます。それに彼女が日本のジブリが好きで、 日本の文化に興味をもってくれたのも理由だと思います。 あとは、上で書いたようなSocial Justice Leagueだったり、 バイブルスタディーだったり人がいるところに定期的に行くようにして友達ができました。

周囲の学生にはどんな人がいましたか?

周囲の学生

アメリカに来るときに飛行機の中でズートピアを見たのですが、あんな感じです。本当にいろいろな人がいます。どちらかというと、日本ではみんなで足並み揃えてという感じが強いですが、アメリカの人たちはやりたいことをやるっていう感じですかね。人種も様々ですしね。例えば私のルームメートは双子のメキシカンアメリカンで双子でいるときはスペイン語を話していますし、 日本人に気をかけてくださる日本好きのアメリカ人の教授は日本のアイドルやドラマにはまっていて、私よりも日本の若者の文化に詳しいですし、 クリスチャンの韓国人はインターナショナルの学生を集めてバイブルスタディーを開いていたり、私が好きだった哲学の教授はイタリア人ですが英語とフランス語も話せて、 東洋哲学にも興味があるらしく仏教についても詳しくて年に1回学校のプログラムで学生たちをつれてインドに行っています。 韓国ドラマにはまって韓国語を勉強し始めた黒人がいたり、すごくいい人だけど多分私のことを赤ちゃんと思っていて(日本人は童顔なのでよく子供扱いされる)会う度にめっちゃハグしてくる友達や、 管楽団で仲良くなった友達はフランス語が得意でフランス語も上級者のクラスをとっていて、フランス語のエッセーを書いてフランス語プレゼンテーションとかしています。 この間話した先輩は、 もともと写真とコミュニケーション学を専攻していたけど、 途中から社会学にも興味を持ち始めて社会学専攻をして、 宗教学にも興味をもって途中から宗教学を副専攻して、中国にも交換留学をしたといっていました。 なので、本当にいろいろな人がいます。

アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。

アメリカという国

よく日本人では"アメリカ人はフレンドリー"といいますが、そうでもないと思います。 というのは、 自分が韓国にも留学した経験があるので感じたことですが、 アメリカには日本や韓国のような"気遣い"や"察する"という文化はあまりありません。 例をあげると韓国では自分が"日本人"という理由だけで、 韓国人は興味をもってくれましたし、 いろいろ手助けもしてくれました。 でもアメリカはもともといろいろな国の人が来ていますから、 日本人だよと言ってもそうなんだ!くらいの反応です。 なので、受け身でいると絶対何も起こりません。そういう意味でアメリカ人はそこまでフレンドリーでもないと思います。ですが、 アメリカのいい所は自分がアクションを起こせばいくらでも可能性が開けるということです。受け身でいては何も起こりませんが、自分でアクションを起こせば何でもできますし、いくらでも融通がききます。アメリカでは哲学専攻、生物学副専攻や政治学専攻、化学副専攻のような日本人からすると"ええ?その組み合わせ?"と思うような学問でも自分が勉強したいことはいくらでも学べるというのも1つの例ですし、自分たちで企画してイベントを開いたり、 教授に自分の研究内容をもっていって教授の指導を受けながら夏休みの間リサーチをしている学生がいるのも良い例だと思います。アメリカンドリームという言葉がありますが、 アメリカに来たからといってアメリカンドリームを叶えられるではないと思います。でもやりたいことがあって、自分からアクションを起こせばいくらでも可能性が広がる所、ドリームを叶えられる所、それがアメリカなのだと思います。

ウィスコンシン州の話をすると、 簡単に言えば田舎ですね。 でもアメリカ的には田舎ではなく、 suburb(郊外)らしいです。 一応車で約30分でミルウォーキー、 約1時間半でマディソン、 約2時間でシカゴに行けるので郊外といえば郊外なのですが、車がないと生きるのには不便です。私は日本の田んぼが好きで田植えから稲刈りのときまでの稲の成長を見ながら四季を感じていましたが、アメリカでは、少なくとも私が住んでいるウィスコンシンではとうもろこし畑を見ながら季節を感じることになります。キャンパスを出て車で少し行けばあたり一面とうもろこし畑…。と牛。 これがウィスコンシンです。

夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?

旅行

まだきて1年目なので夏休みはまだ迎えていませんが、 予定としては日本に帰国して営業のバイトをしようと思っています。 あとは中高生向けのワークショップのスタッフなどもできればいいと思っています。もともと地域のコミュニティーにあまり参加するタイプではなかったのですが、今回は地域のプログラムやコミュニティーでも興味のあるものがあれば積極的に参加したいと思っていて、英語と韓国語を活かせる場があればそういう面も活かせればと思っています。あとはとにかく本が読みたいので本を読もうと思います。

アメリカに来て最初の冬休みはアメリカの東部を旅行しました。高校生のときから、アメリカに留学したら最初の冬休みは絶対に東部旅行をすると決めていたので、冬休みの1ヶ月前くらいから自分でチケットを買って泊まるところを探し、冬休み1ヶ月間東部旅行をしました。最初にミルウォーキーからボストンに飛び、ボストン→ニューヨーク→フィラデルフィア→ワシントンDC→ニュージャージを周り、 大学、美術館、国会議事堂などいろいろな所を見学しました。東部に行ってみて本当によかったと思います。ウィスコンシンもある意味すごく"アメリカ"的な場所で、まさに映画にでてくる田舎のアメリカ!という感じですが、東部はまた違ったアメリカの姿を見せてくれました。 東部はアメリカの歴史が始まった場所なので、アメリカの歴史に関係のあるモニュメントや博物館が多くあります。今まではアメリカの歴史にそこまで興味がなくよく知りませんでしたが、アメリカの歴史に触れて改めてアメリカという国の歴史の短さを感じました。 それから、アメリカの歴史が常に戦争と共にあったということも。個人的に好きだった場所は、 ワシントンDCとボストンです。東部旅行は私のアメリカに対する意識を広げるきっかけになったように思います。

大学での勉強について

留学先の大学では何を専攻していますか(する予定ですか)?それは何故ですか?

専攻

経済学専攻です。 高校では文系だったので、理数系の科目は最初から考えていなくて、文系の学問の中から絞ろうと思った時1番興味をもったのが経済学だったからです。今考えると、学問を理数系、文系と分けて考えているところから間違っていたのではないかとか、自分は理数系はないなと思って切り捨ててしまったのは果たしてよかったのかなんて思うこともありますが、でも経済学専攻をしてよかったと思います。 Economicsという言葉はもともとギリシャ語のoikonomosから来ています。 Oikonomosの意味は"one who manages a household。" そしてeconomicsの意味は"the study of how society manages its scarce resources。" 経済学を勉強していると、いろいろなグラフや統計を分析したり理論を習ったりしますが、結局のところの根本問題は世の中の資源をどのようにして分配するかというところにあります。効率をとるか、 それとも平等をとるか。それが結局1番の問題で、そこから様々な理論がでてきて、その理論の背景には様々は思想や哲学が反映されている。だから教科書にはアダム・スミスやデイヴィッド・ヒュームなどの哲学者の話も出てきますし、レーガン大統領やオバマ大統領などアメリカの歴代の大統領がとってきた経済政策の話もでてきたりして、経済学がいかに多くの学問と連携していて、私たちの生活に関係しているのかということを知ることができます。そのような面を考えたときに、 世の中の流れを様々な視点から見る能力を養うことができるメリットがあるということができます。

というように、 個人的には結構経済学を楽しんではいるのですが、 最近はコミュニケーション学部と哲学に興味を持ち始めていて、 最近はコミュニケーションと経済をタブルメジャーにしようかとか、マーケティング専攻に変えようかとか、哲学を副専攻しようかとかいろいろ悩んでいます。コミュニケーション学はまだ日本では馴染みのない学問だと思いますが、 コミュニケーション学は大まかにジャーナリズムとPR(パブリック・リレーションズ)に分かれていて学校によってジャーナリズムなどメディアを中心に教えている学校と、PRを重視してビジネスにより強く結びついている学校と別れるようですが、 キャロルの場合は特にコースが決まっているわけではなく、 コミュニケーション学部にあるクラスの中でジャーナリズムよりのクラスをより多くとるか、それともPRよりのクラスをとるかで学ぶ内容が変わるという感じです。コミュニケーション学に興味をもったのはひょんなきっかけではあったのですが、もしかしたらコミュニケーションのほうが自分の勉強したい内容に近いのではないかと思い、コミュニケーション学部の教授に直接会って相談し、来学期は一旦コミュニケーションのクラスをとってみようと思います。でも今学期にとった哲学も結構はまってしまって、最近副専攻しようか悩んでいます。初めて哲学を勉強したときは、哲学はいろいろな人の考え方を知ることはできるが、結局の真理は教えてくれないからあまり好きではないと思っていたのですが、 哲学を勉強していくうちに、哲学が人々の考え方にどのように反映されているのか知ることができ、哲学を勉強することによってcritical thinkingを高められることに気づき興味をもつようになりました。 悩みは多いですが、夏休みじっくり考えて決めようと思います。

今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?

夜景

English Writingです。 学校によってEnglish Compositionと呼ぶ学校もあるようですが、 大学1年生は必ずとることになっているライティングのクラスです。 ライティングの基礎を学ぶクラスで、アメリカ人にとっては簡単なクラスの1つのようですが、留学生にとっては苦痛なクラス以外の何者でもありません。教授によって頻度は違いますが、 私の場合毎週1つエッセーの宿題がでて、最初は1ページだったのが次第に2ページ、 3ページと増えていき、最後のリサーチペーパーでは約10ページ書きました。課題のエッセーを提出すると教授がコメントを書いて評価してくださいます。最初からAをとることはできませんでしたが、教授のコメントをもとに書き直すと成績を上げてもらえるので、返されたエッセーは全て書き直してもう1度提出していました。でも、そうすると次の宿題のエッセーを書きながら、前に提出したエッセーも書き直さなくてはいけないし、ライティング以外のクラスももちろん宿題やテストがあり、その量は学期末になるほどどんどん増えていく傾向にあるので、学期末は本当にきつかったです。 アメリカにきて2学期目はわりと生活に余裕があったのですが、理由として全体的に課題がなくてテストが多いクラスだったから、テスト前以外の時期はわりと余裕があったことがあげられると思いますが、何よりEnglish Writingのクラスが終わったのが最大の理由だと思います。

お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。

クリスマスツリー

哲学です。 アメリカに来て1年たち、 今まで8つのクラスをとりましたが、 1番楽しいクラスでした。 今まで哲学を勉強したことがなかったので、最初はどんなことを勉強するのか見当もつきませんでしたし、勝手に哲学というと難しそう、つまらなさそう、よく分からなさそうというなんとなくネガティブな発想ばかり浮かびましたが、哲学の教科書を読み最初のチャプターで"そもそも哲学は全ての学問の根本"ということを知ってから、急に哲学に親近感がわくようになりました。むかーしむかしの哲学者と呼ばれる人たちが、物質というのはどのように構成されているのだろう?神はいるのか?魂はあるのか?など様々なことに疑問をもち、考えて答えをみつけようとしてきた。その内容がいつしか、科学、宗教学、経済学、政治学という風に分類されただけで、そもそもの根本は哲学にある。指定された教科書を安く買おうと一生懸命ネットで調べて届いた教科書をみた時は、こんなに分厚い本をどうやって読むんだと絶望に浸りましたが、結果とても楽しく勉強しました。分厚い教科書も全部読んだわけではなく、部分的に読んだだけだったので安心しました。

どんな教授がいましたか?

教授

アメリカ人だけど、日本がめちゃめちゃ好きな教授。
この教授は最初の学期に新しく3人日本人がキャロルにきた!ということを聞きつけ、教授から最初にコンタクトしてくださいました。"自分は日本が大好きだから、ぜひ日本についていろいろ教えて欲しい"ということで、 教授のオフィスを訪ねていったのですが、 本当に日本が大大大好きで、 オフィス中日本のもので溢れています。 壁には日本の国旗と何故か慶応大学のマークがかかっていて(慶応大学のキャンパスに行かれたことがあるそうです)、グラフィックデザインの教授でよく写真を撮って編集されたりするのですが、日本の旅行中にとったいろいろな写真が壁にかかっています。日本のアニメキャラクターのグッズもいたるところにおいてあり、見ているだけで楽しいオフィスです。 キャロル大学は多文化交流をとても重視している大学なので、キャロルの学生は全員海外研修、交換留学、またはアメリカ内の多文化交流プログラムが必修です(インターナショナルの学生は免除される)。その中で年に1度日本に約2週間滞在するプログラムがあるのですが、 教授がそのプログラムを企画していて毎年キャロルの学生を引率して東京や大阪に行っています。

イタリア人で、フランス語と英語ができて、東洋哲学に詳しくてインドが大好きな教授。
この教授は私が好きだった哲学のクラスの教授です。もともと教授のクラスをとったきっかけはアカデミックアドバイザーの経済の教授が"彼は本当にナイスだし、経済学を勉強するなら哲学を知っておくといいわよ"と勧めてきたからだったのですが、本当にナイスな教授でした。上にも書いたように哲学の授業は楽しかったのですが、簡単なクラスではなかったのでよく教授に質問しにいっていました。ある日私が質問をしたときにその答えがあまりにもシンプルすぎて"その答えは簡単すぎません?"といったら"真理はいつもシンプルなんだ。でも何故そんなにシンプルかを説明しようとすると難しいんだよ。"と言われたのが印象的でした。 哲学を勉強してみてこの言葉をもう1度考えるとなかなか深い言葉だなと思います。

テストで想像力が必要なぶっとんだ質問をしてくる歴史の教授。
この教授の授業は初めてアメリカにきた学期にとった教養科目の教授です。今まで答えを教えてもらうことに慣れていた私に"自分で答えを考える"ということを教えてくださった教授でした。アメリカに初めて来てドキドキワクワクでも不安でいっぱいのまま参加した最初の授業の課題が"4大文明から3つの文明を選んでそれぞれのcreation storyの動画を見て共通点と相違点を見つけてエッセーを書いてくること"でした。 そして最初のテストでの質問は"もしあなたがアレキサンダー大王だったら、今まで習った古代文明の中でどの文明に1番影響を受けていると思う?"そして最後のテストでは"あなたが中世ヨーロッパで魔女裁判にかけられ、 魔女と判決されたとしよう。タイムマシーンに乗って亡命できるとしたら、古代文明の中でどこに行きたい?"という質問のエッセーが出ました。 絶対答えのない質問に、自分の考えで答え、何故そう思うのか今まで勉強してきたことを根拠にエッセーを書かなければいけない。最初は戸惑いましたが、とても面白い授業でした。もちろんもっと普通な問題もテストにありましたよ笑。

一日どのくらいの勉強時間を取っていますか(授業時間、自習時間のそれぞれで)?主にどこで勉強していますか?

図書館

授業は全部で16クレジット、4コースとっているので平均して1日の授業時間は大体3時間と少なめです。それ以外にテスト勉強や課題をするのに、少なくても1日2~4時間、 テスト前に追い詰められているときは9~10時間くらい勉強するときもありますが、そこまで多いわけではないと思います。ただ、高校までの私だとテスト直前に10~13時間勉強することはあっても、普段から勉強する習慣はなかったのでアメリカだと常に何かしら勉強は継続しているので、そこが高校との違いかなと思います。

いろいろな所で勉強しますが、1番よく勉強するのは図書館のカフェです。 コーヒーが好きなのもありますし、 図書館のreading roomのようにあまりにも静かなところは勉強に本当に集中したいとき以外はあまりにも静かすぎて沈黙に耐えられなくなるので、他の学生たちが話している声や、コーヒーをつくっているプシューとかガタガタとかいう雑音を聞きながらカフェで勉強するのが好きです。長時間同じ場所で勉強すると嫌気がさしてくるので、たまに外に出て勉強したり、アートビルディング、キャンパスセンター、学校のチャペル、音楽室や誰もいない教室など、ちょくちょく違う勉強場所を1人で開拓しています。部屋で勉強することはほとんどないです。誘惑が多いし、ダラダラしてしまうので。

アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?

アメリカの大学

グローバルスタディが提供している説明会で"リンカーンが奴隷解放宣言をしたのは何年か?"を教えるのが日本の教育だとしたら"あなたがリンカーンならどうしたか?"を考えさせるのがアメリカの教育だという表現がありましたがまさにその通りだと思います。自分で考える力をつける場所。それは何もアメリカだからというわけではなく、大学がそういう所な気もします。あとは、 転科・編入が簡単にできるのもアメリカならではの特徴だと思います。アメリカでは1年、2年生のうちは教養科目をとることが多いので、わりと簡単に専攻を変えることができます。学校の経済学部に属しているから、経済学部が提供しているコースの中から授業を選ぶというよりは、経済学部にある授業をいっぱいとったから経済学専攻というdegreeをもらって卒業するというのがアメリカの大学のコースの特徴なので、学部ごとに要求している授業さえしっかりとれば、学部以外のクラスをいくらでもとっていいし、ダブルメジャーも副専攻も可能です。

アメリカの大学授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いです。アドバイスがあれば教えてください。

アドバイス

どうにかなります。あれこれ頭の中で考えるより、実際にやってみることが大事なのではないでしょうか。TOEFLの勉強をしていた時期、TOEFLのテストを受ける前から"全然点数がでなかったどうしよう"とか"問題の意味も分からなくてテスト中頭が真っ白になったらどうしよう"とか小さい頭であれこれ考えて不安がっていたことがありましたが、その時家庭教師をしてくださっていた大学生に"やってもないのに怖がるのが1番愚かなことだ"と言われたことがあります。"やってみて結果がよければ結果オーライ。 ダメならダメでまたやればいいじゃない。"その言葉に勇気づけられて前に進めました。それに人生には諦めるべきときもあります。本当にダメだと思ったら別の道を模索してみることだってアリですからね。自分が行こうとしていた道を諦めることを人は"負け組"と呼ぶことがありますが、私はそうは思いません。自分で何かを選択している以上それは前に進んでいるということではないでしょうか。それに世界は大きいです。案外自分が悩んでいることってちっぽけなことだったりします。だから、あれこれ考えずに一旦やってみればいいんじゃないでしょうかね。人生はご縁です。何かしら選んで生きていけば、その道で出会いがあり、学びがありますから、その中でもみくちゃにされながら成長するのが人間だと思います。

最後に

アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。

アメリカの大学に進学する

もし自分の本心がアメリカに行きたいと思っているならアメリカに行けばいいと思います。よくアメリカの大学に何故行こうと思ったのですか?と質問されることがありますが、私もよく分かりません。ただ、本能的に行きたかった。もし行かなかったら一生後悔すると思ったそれまでです。結局どの大学に行くかじゃなくて、何をするかが大事なのだと思います。もし自分がアメリカに行きたいと思っているその気持ちを抑えつけているのが学費の問題なら、 奨学金をもらうなり学費を最大限抑えられる学校を見つけてでもアメリカに行けばいい。もし、不安や恐れならあれこれ考えずにアメリカに行ってしまえばいい。どうにかなります。英語が全然話せなかった私でもどうにかなってるんですから、どうにかなります。ただどのような決断をするにしろ、その動機が自分の中にあることが1番大事だと思います。どの国の大学に進学するか、そもそも大学に進学するのか、大学で何を専攻するか、将来何になるか、生きている以上常に何かを選択していくのが人生ですが、もし自分がその道を選んだ理由が例えば"親に言われたから"とか"先輩にすすめられたから"とか"こうした方が親が喜ぶから"というように、他の人にあるなら、つまり動機が他人にあるなら、必ず折れます。何故ならどの道に行っても必ず悩みはあるだろうし、辛い瞬間はくるはずだからです。その時に、 どんなに辛くてもこれは自分で選んだ道だと思えば、つまり自分の中に動機があれば、絶対に踏ん張れると思います。

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