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海外留学の基礎知識 - 看護学校留学の基礎知識

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留学基礎知識

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看護学校留学の基礎知識

アメリカで看護師になるには

アメリカで看護師

アメリカで看護師として働くには、働く州でナースとしての登録を行う必要があります。(登録ナース:Registered Nurse、略してRN)
登録を行うには、NCLEX-RN(正看護師)かNCLEX-PN(準看護師)の試験に合格しなければなりません。

まずはNCLEXを受験するための資格を得ることが必要です。そのためには、アメリカの大学か短大の看護課程を修了する方法が一般的ですが、日本で正看護師、または準看護師の資格を持っている場合、CGFNS (Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools)の試験に合格するとNCLEXの受験資格を得ることができます。

また、カリフォルニア州とニューヨーク州の場合は、CGFNSの合格なしで、直接NCLEXの受験が可能です。

通常、日本の看護師がアメリカで働く場合、現地の大学・短大・大学院へ進学してからNCLEXの試験を受けるケースがほとんどですが、お金と時間の負担が 大きいので、大学を経由せず、カリフォルニア州やニューヨーク州で直接NCLEXに挑戦し、合格したらそのまま海外で働きたい、というナースも増えてきています。

すなわち、大学を経由して看護師になる方法と、大学を経由しないで看護師になる方法があります。

NCLEX-RNの試験に合格すれば、アメリカでの永住権の申請や、就労ビザの申請がスムーズに行われることから、アメリカで働くことを希望する日本人にとって、看護師は根強い人気のある職業です。

いずれにしても、まずは英語力が必要です。TOEFL対策の英語学習が成功への近道と考えられますので、そこから準備をスタートすることをお勧めします。

アメリカ看護留学体験談

南 綾子さん

◆体験者:南 綾子さん

日本で看護師として4年勤務の後、
ニューヨークの12ヶ月プログラムに参加
現在NCLEX試験10月に受講予定
/CGFNS終了
看護学校卒業(3年)
渡米前のTOEFLスコア469点

私は日本の病院に勤めていました。私が勤めていた病院には比較的外国人の患者さんが多く、もっと上手く英語を喋れていたらなぁと思っていました。

そんな時、観光でNYに行き、現地の友達から、日本で看護師としての勤務経験がある人は、アメリカで永住権を取得して働くチャンスがあるという事を聞きま した、それから1週間という短い期間で、直接学校に見学しに行ったりして情報を集め、帰国後ドタバタと慌しく留学する事を決めました。

準備期間で1番大変だったのは、働いていた事もあるのですが、やはり書類集めですね。特に海外看護師はCGFNSというプロセスを通らなければ、 NCLEX試験は受けれないのですが、これが結構複雑で、厚生省や学校に連絡を取りながら必死に書類を集めた記憶があります。

NCLEXプログラムの前にESLを集中して学びたかった事と現地の生活に早く慣れたかったので、渡米はプログラム開始の2ヶ月前にしました。今振り返ってみると、少し余分にお金が掛かった気もしますが、でもやっぱり早めに渡米しておいて良かったと思います。

2ヶ月で英語力は特別上がったとは思わないのですが、やはり生活に慣れておくと気持ち的に全然違いますね。 生活費の面でいえばニューヨークは実際住んでみると、上手にやりくりすれば東京で一人暮らしするより安上がりかも?と思ったりします。

もちろんマンハッタンなどはやはり物価が高めですが、地下鉄で30分ぐらい行けば物価の安い場所などたくさんありますし。その辺はこまめに私だけの価格チェックメモを作るんです。(笑)

ちなみに私が住んでいるところはクイーンズという地域なのですが、アジア系や日本人の方も多くて治安や食事もあまり気にしなくても済みますね。

だからというわけではありませんが、自分のアパート周りはしっかりしておいた方がいいですよ。やっぱり生活の基礎ですし、家にいる時くらいリラックスした いですから。私の部屋選びの基準は治安・便利さ・値段ですね。広さは日本と比べると、どこも広い気がしたのであまり気にしませんでした。

家賃の抑え方としては、やっぱりルームシェアですね。私の場合は目標がNCLEXを取得して、看護師として働く事にあるので、学校以外ではあまりストレスが溜めないように、日本人の方とルームメイトを選びました。 (語学の問題より生活習慣が違うと辛そうだったので)

授業のほうはやはり大変ですね。とにかく日本の受験と同じですので、この半年間は毎日、勉強、勉強、勉強の連続でした。ESLは自分のレベルに合わせたクラスを取れるので比較的に楽ですが、NCLEXはやはり自分でしっかり勉強していないとついていけません。

最初の1ヶ月ぐらいは毎日帰りたいと思っていましたが(苦笑)、2ヶ月後ぐらいになると徐々に慣れ始めて、予習、復習さえしておけばなんとかなる感じがしました。

後は金曜日にNCLEX授業が集中しているので、木曜日の夜には良く寝ておく事ですかね(笑)
現在はIELTSの授業を取りながら、午後にコンピュター室でNCLEX模擬試験を受け、10月のNCLEX試験に向けて準備している最中です。

これからくる方に対してのアドバイスはとにかく準備して来る事をお勧めします。日本でもアメリカで使っているNCLEX教科書をオンラインで購入する事が可能ですので、それを自分のペースで勉強し始めたり、医療英語を覚えておくといいかもしれません。

私の経験ですと会話は現地についてからでも何とかなります(苦笑)。勉強は確かに楽ではないし、大変ですが、看護師として働くという目標があったのでここ までやってこれたような気がしますので、一番重要なのは目標を失わない事だと思います。ちょっとかっこよすぎですかね?(笑) 

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大学・短大・大学院を経由する場合

4年制大学を経由

4年制大学を経由

アメリカの4年制大学では、看護の学士号を取得するコースを設けており、学士号を取得するとRNの受験資格を得ることができます。日本の専門学校や看護 学校で取得した単位を移行し、卒業までの期間を短くすることも可能ですが、一般的には、2年半から3年、場合によってはそれ以上かかることもあります。

◆一般的な費用

授業料が年間100~150万円、生活費5~10万円/月、それにお小遣いなどを含めると、年間約250~400万円ほどかかります。

◆入学に必要な条件

高校卒以上、高校の成績が平均レベル以上。
TOEFL500点レベル。(英語力がない場合、卒業までの年数が長くなります)

◆メリット

  • しっかりとアメリカの看護について学び、最低限必要な英語力を身につけられます。
  • キャリアUPにつながり、仕事を探す場合も有利になります 。

◆デメリット

  • 卒業まで時間がかかります。
  • 費用がかかります。

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2年制短大を経由

2年制短大を経由

アメリカのCommunity College(2年制大学)では、RNの受験資格を取るためのコースを設けています。日本の専門学校や看護学校で取得した単位を移行し、卒業までの期間を短くすることも可能です。

◆一般的な費用

授業料が年間60~80万円、生活費5~10万円/月、お小遣いなど年間約200~300万円ほどかかります。

◆入学に必要な条件

高校卒以上、高校の成績が平均レベル以上。
TOEFL500点レベル。(英語力がない場合、卒業までの年数が長くなります)

◆メリット

  • しっかりとアメリカの看護について学び、最低限必要な英語力を身につけられます。
  • 4年制大学に進学するよりも、時間とコストを圧縮できます。

◆デメリット

  • 仕事を探す際、不利になる場合があるようです。
  • 日本と同資格のため、キャリア的にUPにならないといえます。

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大学院を経由

大学院を経由

日本で4年制看護大学の学士号を取得した方は、海外の大学院へ進学することができます。

但し、大学院によっては、RNを持っていること、RN取得後2年以上の職歴があること、GREの提出などを求められる場合もありますので、大学への進学よりも少し準備期間が必要になります。

◆一般的な費用

授業料が年間100~150万円、生活費5~10万円/月、お小遣いなど年間約250~400万円程かかります。

◆入学に必要な条件

4年制大学卒業以上。
TOEFL550点以上。

◆メリット

  • より専門的なことを学ぶことができます。
  • 日本では看護の修士号を持っている方が少ないので、帰国後もキャリアを生かせる可能性
    が高いと思われます。

◆デメリット

  • 難易度が高いです。
  • 大学や短大よりも準備が必要になります。

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大学などを経由しない場合

カリフォルニア州かニューヨーク州でチャレンジする

ニューヨーク

日本での正看護師の資格を持っている場合、通常CGFNSに合格した後、NCLEXの試験を受けますが、カリフォルニア州とニューヨーク州の場合、CGFNSを受験せずに、直接NCLEXの試験を受けることが可能です。

まずは、Board of Nursingに申請をして、受験資格審査を受けます。日本で取得した単位で足りない ものがある場合、足りない単位名が履修できる大学のリストと一緒に送られてきますので、リストにある大学で不足単位を補うことができれば、 NCLEXの受験資格を与えられます。

その他の州でチャレンジする

CGFNSの試験を受験します。CGFNSをパスした後、はじめてNCLEXの受験資格が与えられます。
(CGFNSは日本でも受験できます。)

カリフォルニア州以外の州では、TOEFL540点が最低必要な英語力の目安とされています。

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グローバルスタディの米国看護師資格取得プログラム

日本で、正看護師の免許を持っている方で、海外で働いてみたい方対象です。学習から就職まで完全サポートします。永住権の取得も可能です。他の試験対策予備校とは異なり、「米国看護師資格取得プログラム」の受講生はさまざまなサポートを無料で受けることができます。

まずは 無料留学相談してください。

無料カウンセリング

グローバルスタディの米国看護師資格取得プログラム

アメリカで看護師を目指すスタートは、英語力をつける事です。

現地で働くにしろ、現地の学校で学ぶにしろ、TOEFL550点がひとつの目安になります。

当プログラムでは、より確実な受験と語学力を確保するために、日本でTOEFL500点まで英語力を伸ばしてからアメリカに渡ります。その後1年間のNCLEX-RNの受験勉強と、更なる英語力強化を図ります。

もちろん、予算的に余裕のある方は、最初に渡航し、現地の語学学校でTOEFLの学習をすることも可能ですが、TOEFL力アップに特化した学習という意味では日本で勉強する方が効率的です。

TOEFL500点取得までの学習方法

学習方法

一度でもTOEFLを勉強したことがあれば、550点をクリアすることが、どのくらい大変なことかは分かると思います。TOEFLにはTOEFLなり学習法というものがあります。

それはただの英語学習とは根本から違います。

TOEICにはTOEICの、英検には英検の学習方法というのがあるように、TOEFLにはTOEFLにおける高得点獲得のポイントというものがあります。それを踏まえて学習しなければ意味がないのです。

◆留学英検講座で学習する

文法、リスニング(聞く)、リーディング(読む)、ライティング(書く)のTOEFLに必要なすべてのコンテンツを、インターネットを使って学びます。  修了する頃にはTOEFL500点の実力が身についています。 通学の必要はないので、パソコンがあればいつでもTOEFLの学習可能です。
詳しい内容は留学英検のホームページをご覧ください。

◆渡米して語学学校で学習する

ご希望の方には、グローバルスタディが提携している看護プログラム提携語学学校を紹介いたします。看護師になるための情報も得やすく、意識も高く維持できます。

米国看護資格取得プログラムの渡米後1年間のカリキュラム

米国看護資格取得プログラム

CGFNSの試験を受験します。CGFNSをパスした後、はじめてNCLEXの受験資格が与えられます。(CGFNSは日本でも受験できます。)

カリフォルニア州以外の州では、TOEFL540点が最低必要な英語力の目安とされています。

◆NCLEX-RN対策

NCLEXは3,000問の問題の中から、最低75問、最高265問出題されます。

試験はコンピュータにより出題され回答者の正解率により問題の難易度や問題数が変わります。

これまでは4択問題でしたが、2003年10月より5択問題に変わりました。

合格ラインは公表されていませんが、合格には、各分野において72%の正解率が必要とされます。

NCLEX-RNの試験対策では、内科看護学、外科看護学、産婦人科看護学、小児科看護学、精神看護学の5領域における問題の解説、演習を中心に授業を進めます。

◆インターンシップ(オプション)

NCLEX-RN試験申請時に暫定の労働許可書を申請します。初回の受験時のみ合否の発表までは制限付で働くことができます。

米国看護資格取得プログラムの費用

◆NCLEX-RN受験指導1年間プログラム

ニューヨークの学校に行く

ロケーション:
ニューヨーク州マンハッタンの中心地
留学費用:
授業料等 15,000ドル(1年3ヶ月・入学金100ドル)
滞在方法:
シェアアパートメント
(1人部屋・食事なし 1ヶ月 600~1,000ドル程度)
学校まで公共交通機関で45分から1時間ほど
授業形式:
月~木 英語学習(午前中)午後は宿題、予習、問題演習
金曜日 NCLEX集中講座 (1年間)

◆プログラムに含まれる物

  1. 英語コース
  2. NCLEX対策コース
  3. NCLEX教材費(オリジナルテキスト含む)
  4. 現地生活サポート
  5. 受験申請サポート
  6. 就職斡旋サポート
  7. ビザ相談サポート
  8. 永住権取得のための弁護士紹介
  9. オリエンテーション
  10. 24時間緊急対応
  11. 現地オリエンテーション
  12. アパート探しのお手伝い
  13. RN取得後の就職お手伝い
  14. オリエンテーション

◆プログラムに含まれない物

  1. 米国査証申請にかかる費用(申請料、交通等)
  2. I-20速達送付料金
    (緊急でのお申し込みの場合)
  3. 航空運賃、空港利用料、入国税
  4. 帰国時の送迎、交通費
  5. 現地での車購入費用
  6. アパートの費用
  7. 弁護士費用
  8. 海外旅行障害保険費用
  9. その他個人的な出費

※上記料金は標準的な費用となります。

総費用は、英語力やNCLEX-RNの試験内容などにより異なります。

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